忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

DRZ400S オーバーヒート修理

ちょっと前の修理ですが。
スズキ DRZ-400Sの修理。

前回の林道中に一緒に行った F本くん号。実は 林道中の最中、途中辺りから 極低速で走っていると水温警告灯が点きっぱなしになるとのこと。 今まで 同様な走りでも点いたことはそれほどなく。
で、途中tetsuが変わって走って見ると ある一定のスピードを保てば警告灯が消えるので 基本 冷却はされていると判断。
見ていると 冷却ファンが回ってませんでした。見たところ ファン自体に外部ヒットでの破損変形もなさそうでしたがその辺は電気物なので ファンなのか、それを動かすスイッチなのかはその場では不明。ひとまず 走れば冷えるので帰りも高速主体なので 東京戻るまでは可能と判断。
エンジンもヒートアップしてもそれほど調子が悪いわけでもなかったので そのまま その日は乗り越えて後日修理ということになってました。

で、お預かり。バラしていき まずはファンをバッテリー直結で回して見ましたら問題なく回りますね。異音もないのでここは白。
次に配線周りチェック、ファンスイッチの部分から配線導通チェックしましたがここも問題なし。
一応 スイッチ部で直結させても ファンは回りましたので ここも白。
ということで ファンスイッチが黒という断定となり 新品交換へ。

因みに DRZは水路上 右のラジエターから左ラジエターに流れるようなので右ラジエターに装着されている 水温警告灯が先に熱い水を検知します。
水温警告灯の方が作動温度が高く(117度でON)、ファンスイッチは 96度でスイッチONなので やはり林道時に水温警告灯が点いたのはうなずけました。若干水が減ったのもあるのでしょうが。

作業後 エンジン始動、エンジン温度上げて ファンが回って止まるまで確認。
無事 修理完了、今年は 一気に寒くなるので林道中行けませんが また来年行きましょう!
PR

ドライブレコーダー

今年に入って ドライブレコーダー装着依頼が多くなりました。


写真はちょっと前に車検時に 装着した ヤマハ MT07のお客さんの時のもの。
配線通すのに車種によって 難易度は違いますが......

みなさん 事故に対する意識が高いのも要因でしょうが、そもそも それに起因する案件で もめる事が 昔より多くなったこともあるのでしょうね。

伊東二輪では 推奨 ドラレコは ミツバサンコーワさんの EDR-21Ga。

本当は 最新鋭の22Gが本体が小さくて理想的なのですが 現在 ミツバさん側の事情か 長期BOで入手不能なので 性能は同じで若干本体が大きいですが 21Gaがいいですね。




851 復活の時

理由あり しばらく更新できてませんでしたが また 定期的に更新していきます。

で、久しぶりのネタは 店所有の DUCATI 851。

写真は本日 エンジン始動後のものなので外装外れてます。

最初期型 851です。ドゥカティ スーパーバイクシリーズの元祖ですね。
先代の所有者がtetsuの 長~~い お客様でしたが 残念ながら 数年前に亡くなられ 家族の意向で 3年ほど前に伊東二輪 所蔵となった経緯の車両。
なので 非売品です。

先代との長いお付き合いもあったので 再度登録して 乗ってあげたかったのですが1年半くらいほど不動に陥ってました。
初代851はまだ バイク界でも駆け出しの『FI』をいち早く 一般車に導入した経緯でしたが、 色々と当時なりに頑張っている事もあり 決して 完成されているとは言えないものと感じてました。
そんな 燃料系統がダメっぽいのはなんとなく分かっていたのですが なんせ修理するのに部品がない。
そもそも 1988年式だしカジバ時代だし.......
更に整備性 最悪だし(これが一番イヤ!)

しかも tetsu個人的に 旧車復活させるの 苦手だし(すぐ乗りたい性分なので(笑))。

とは言いながら ここ一週間 妙に『851エンジンかけたい!』衝動に駆られ 店内 配置換え。
奥から 851引っ張り出してきて 昨夜から 今日の後半ヒマな時間を使って ダメそうな部分に焦点あてて 手持ちの部品で なんとか出来ないか模索、想像と執念と集中力で 作業してみました。
当時物でも治そうとするのでも 色々調べてみたら 純正部品ではダメですが 他の共通性ある部品がヨーロッパでもまだ販売していて(車と共通だったりする) どうにかできそうでしたが 部品代がバカみたいだし そのための労力を考えると 別にノーマルにはこだわってないので(どうせ見えないし(笑)) 全て 2000年以降の部品で構築してみました。

そして さきほど 見事 復活の瞬間を迎えました!!

久しぶりに聞く 851エンジンの音に涙しそうでした。
ブリッピングも問題なく851排気量の独特の軽さで吹け上がってくれました。
ご老体車両なので無理もできませんが こうなると走らせたいですよね~。
先代も喜んでくれることと信じて 再度 真面目に走れるよう 仕事の合間見ながら 直すべきところ修理して 復活に努力します。
因みに 同じような年代の同じような仕事が来ても お店のポリシー上 お引き受け出来ませんので 悪しからず。

いや~、それにしても うれしいなぁ♪