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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

CRM250ARリヤホイールベアリング交換

伊東二輪には元々販売台数経緯から ホンダCRM250AR乗りが多いわけですが、もうすでに絶版車も絶版車。下手な Z系の旧車より 部品ないですね..... クラッチワイヤーもないですしね。かたや同じ2ストでも 昭和51年製のスズキ GT380なんかは、キャブレターのインシュレーターやフロントフォークのインナーチューブもまだ純正部品で出ると言うのに..... 
ま、そうはいいつつも ベアリング類は工業規格物を使っていることが多いので、よっぽど ドカの旧900SSにしか使ってないようなステムベアリングとかでない限り まだまだ手に入ります。


先月のイカさんツーリングの際に、オフ寄りのタイヤを入れたホイールに換装した際 今まで装着されていたホイールのベアリングの動きがかなり渋いのを発見。勿論交換です。
林道使用していると各所のベアリング類に負担がかかってますので、定期的に点検なりグリスアップがMustですね。tetsu号も8月のツーリングで不調の兆候が出ていたステムベアリングも先月のイカさん林道中でとどめを刺して、先週乗って来た際には怖いのなんの。
この冬は久しぶりに足回り等、集中整備しないとダメですね。
他の林道使用の方々も 乗らない時期に集中整備した方が オフ車は長持ちできますので。
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千葉のスーパーカブ90キャブOH第二弾

先日当ブログに載せた、千葉の香取市からの ホンダ スーパーカブ90カスタムのキャブのOHの事がありましたが、そのオーナーが持ってきた第二弾車両です。
ことらはいわゆる メジャーな丸目ライトの カブ90DXです。こちらも元々不動だったものを動かすようにしたものらしいですが、例の怪しい車屋さんが絡んでいることで....
調子も今一とのことなので、そのままエンジン始動してみますと かかったと同時にかなりエンジン回転があがりましたがすぐにストール。チョークを引いてエンジン始動する分には一見普通っぽいですが、チョーク戻すと 妙にアイドリングが安定しないどころかいきなり高くなったり、止まりそうなくらい落ち込んだりとメチャクチャ不安定です。
実走 4000kmほどなので、こんなはずありません。やはりキャブレターがなにかが起こっている模様ですね。

で、当該車両 持ち込まれた時に既に 燃料コックが壊れているとのことをオーナーが伝えてきました。コックをOFFの位置にすると コック周辺からガソリンダダ漏れになると。確実に、レバー部 のパッキンが逝ってます。カブの場合燃料コックがフロート室に二本のネジで固定されている構造なのですが、コック部分だけでの部品供給がなく 新品交換ならフロート室全部での交換となります。ただ、この場合 その部品 キャブレター分解時に使用するOリング類もほぼ全部付属してきますので それほど高い買い物にはなりません。
で、実際 キャブレターを分解してみますと......
こっちもやっぱり開けてないじゃん!!っていうか、前回のカスタムより中身 ヒドイんですけど。一部にヘドロが堆積したままだし......


メインジェット、パイロットジェットも有無も言わさず新品交換。
もう分解時に アイドリングのスクリューの位置も確認。ほぼ全開にあげられていました(驚)
う~む、いくら車屋さんだからって..... 整備士さんですよね.......こんな調整あります?
とガッカリしつつ、気を取りなおして 新品部品達に交換。
さぁ 始動。 問題なく 普通のカブに戻りました。
オーナー引き取り時にまたお店周辺を試走しに行きましたが、前回にも増して 感動して戻ってきたのは言うまでもありません。
気持ちよく治るのはこちらも嬉しいですが、最初に普通にちゃんとした対応でやっておけば二度手間にもならなかったんですけどね。

水タンクが逝った998Sベイリス

ドカのSBKを水温上げっぱなしで走り続けるとこうなりますの図です。
最初に申しておきますが、tetsuは自分の996Rを走らせてきてこの手のSBKを購入希望の方、購入後のオーナー、また修理依頼された方にも口を酸っぱく言うことがあります。
それは 絶対渋滞に向かっていくような走りをさせないのは勿論のこと、外気温 30度以上の日は乗らないで下さいということ。兎に角 オーバーヒートは大敵なエンジンです。
そもそも、この手のドカの車両はいわゆる 「レーサー」的な要素を残しつつの公道走れますという仕様になっているだけで、ラジエターに冷却ファンが付いていようが そんなもので冷却が追い付くものではありません。走り続けてない限り 水温計は上がり続けるのです。
そしてその上がり続けているのを無視していると......今回のような一例になってしまいます。
それだけではなく間違いなく エンジン内部にもよろしくありません。
では、どのように走れって? そうならないように オーナーさんが走らせ方を考えてください!

前回車検にてブログにも登場しました車両です。998Sベイリスくんですね。常連さんくぼじぃくんが仲間と箱根に行った帰りに事件は起きました。大渋滞の箱根新道を下ってくる際に、オーバーヒートして周りが見えなくなるくらいの蒸気に包まれたと お店に電話が......
話を聞いている限り、完璧にオーバーヒートでもラジエターリザーバーからの噴出と思いましたが、一瞬 嫌な予感もよぎりました。
この手の916系のラジエタータンクはラジエターとは別にアッパータンク(水を注ぐ部分)が別体で樹脂製でできています。この樹脂タンクが経年や振動でもクラックが入るのですが、それ以外で水温上げすぎて 内圧に負けて 整形のつなぎ目から漏れてきてしまうようになるのもあるということ。
ひとまず箱根新道はエンジンかけずに空走して下まで降りたようで、現場で 水温50度近辺まで落としてもらい アッパータンクに水が少ないながらあるのを確認してもらい再始動。一応水温が再度上がってくるのを確認してもらい ひとまず乗れる分の水は残っているようなので後は高速道路を流して帰ってくるように話しました。
なんとか無事に戻ってきまして、後日 伊東二輪に入庫。

左サイドカウルを外すとこんな感じになっていました~。水がどこからか噴出しまくって飛び散ってます。右カウル側はそれほどでもないので どこから飛び散ったか検証するため、アッパータンクに水を規定まで足して エンジン始動で放置。水温を上げていきます。
すると 水温計で 約95度になる手前で ボタボタと水がアッパータンク付近から垂れてきました。エンジン止めて ライトで確認すると、案の定 樹脂製のアッパータンクの整形の継ぎ目から漏れています。内圧に負けている状態です。
ということで、アッパータンク交換です。



写真のように装着されてますので 色々外さないと交換できないですが、「やる!」と決めて周りを取り外していくのが億劫な車体でもないので その点ではレーサー気質な車体造りに感謝です。
上が新品のタンク。下が装着されていたもの。黄色の線辺りが、亀裂が入っている辺りです。

交換ついでに、ワコーズの「ヒートブロックプラス」を導入しておきます。tetsuは使用していませんが、情報では悪い物でもなさそうなので 本人希望もあり 入れておきました。少しでもオーバーヒート気味を押さえられればいいですが、忘れてはならないのは 「走らせ続ける」という大前提ですよ。
伊東二輪 特にSBK系に乗られている方々、くれぐれもオーバーヒートはさせないよう ご注意くださいませ!!

伊東二輪 11月のツーリング告知

HPには載せてありましたが常連様に言われこちらにも告知しろとのことだったのでします。
今月 5月以来のお店ツーリングします。

日時:11月20日(日)日帰り  (雨天中止)
行き先:富士山一周(予定)
集合出発場所:中央高速 下り線 石川PA(場内指定場所あり)
集合出発時間:AM 8:00(時間厳守!! 遅れた人は一切待ちません。)

集合場所等の詳細はHPを参照のこと⇒11月ツーリングのページへジャンプ

前日までに参加予定の方はtetsuまでお知らせください。

たまには こんな在庫紹介も=ホンダ プレスカブ50FI

たまにはこんな在庫もありますよ~って発信しておかないといけませんので。
ホンダ プレスカブ50FI 車の低走行車、程度もいいですよ。
走行 4869km。外装、機関共に程度良いです。



プレス仕様は元々この外装仕様での販売&エンジン内のクランクも通常のカブより重いですし、全体的に「お仕事仕様」として造られているので 新車価格も高かったですが、その分 エンジンの耐久性もあがってますね。重い荷物を運ぶことを想定してますので、トルク側に振ったエンジン仕様なのでノーマルやリトルカブ等に比べて小気味いい走りとはなりませんが、元々 50ccは30km制限ですのでねぇ。
プレスの程度いい物はなかなか出ません。しかも当該車両のようにホンダ純正のリヤBOX装着車両で新聞屋さんでの使用もされてなかったものですので。
車体、リヤBOX共にスペアキーも完備。登録即納です。お探しの方、お気軽にお問合せお待ちしております。