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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

ムルティストラーダ1000DS 色々...其の三


リヤブレーキロータ交換です。2000年以降のドカの純正ブレンボロータはハードブレーキングな方には短命で終わってしまうことが多いですね。ステンレスの材質の問題なのか、厚みの問題なのか解りませんが。tetsuもリヤブレーキを多用する乗り方なのですが 996Rは新車から 5000kmほどで(レース併用もありましたが) リヤブレーキロータは真っ黒に焼けて 終わりました。そういえばフロントブレーキロータはその前に終わりましたし......


で、当該車両もオーナー様の意向での交換です。社外品でのセレクトも当該車種の場合それほど選択肢がないので tetsu的におススメだったのは ブレーキング社製の ウェーブロータですね。
tetsu996Rも 最初のノーマルが逝ってしまった後に ブレーキング製のウェーブロータを導入しておりますが 制動力、コントロール性、耐久力とどれもノーマルに比べて飛躍的によく 20000km越えた今でも使い続けております。
で取り外しは リヤホイール外せば 少し知恵の輪的に外しますが この状態からローターは交換できます。




元に戻して 全て完了。後は バックオーダーで3か月待ちの同じくブレーキングの フロントブレーキロータを待つのみですね。勿論 車両は一度 お客様に戻します。
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ムルティストラーダ1000DS 色々...其の二

で、早々と4日ほどで出来上がってきたサスがこちら。



綺麗になってますねぇ。内部シールは勿論のこと、バンプラバーも新品交換になってます。
ムルティ1000DSのリヤサスは 油圧プリロードアジャスターが装着されてますが それを動作させる油圧部分が抜けていたらしく ちゃんと作動で来てなかったようでした。
こちらはサスペンション部分とは別となりましたので 別修理となりましたが そちらもバッチリ修理していただきました。
その昔 tetsuがRS125で全日本を戦っているときからの信頼のおけるサス屋さんですので長らく信頼してますので。


フロントフォークは伊東二輪にて オーバーホール 状態も問題なく 内部カートリッジ等綺麗にして 漏れてはいませんでしたが 経年や今後も考えて 左右共シール交換しておきました。
ということで 今度はリヤブレーキロータ交換へと移行します。
其の三に続く......

ムルティストラーダ1000DS 色々...其の一


ドカのムルティストラーダ1000DSさん、約20000km走りましたので 前後サスペンションOH 他修理依頼です。
伊東二輪ではリヤサスに関しては昔から変わらず 信頼のあるサス屋さんにオーバーホールは依頼してます。そこは 大抵のサスペンションはOH並びに 改造も出来ます。
まずは取り外してオーバーホールに出すリヤから攻めます。


外すのに リヤ周りを吊った状態にしなければいけませんが 保険で 別のリヤサスを仮付けして入れておきます。


916系と同じ 片持ちスイングアームですが、バラしていくと 916系やS4R系をバラすのより手間と労力と頭を使いました。
一見 取り付けボルト類を外したら そのまま引き抜けそうですが、そうはいきません。
マフラーが第一の関門。更に 絶妙にリンクや車高調整ロッド類が邪魔しますのと、別体油圧プリロードアジャスターも邪魔となります。
と試行錯誤しながら 取り外し物の順番を考えながら 無事取り外しました。


結構油汚れも付着しておりますね。綺麗に治ってきてくださいませ。
其の二に続く......

スーパーカブ50 リヤウィンカー交換


ホンダ スーパーカブ50お客様が以前に転んでしまった際に破損して 応急修理してあったリヤウィンカーの修理です。
何気に カブのウィンカー交換はフロントもリヤも一仕事なんです。
リヤウィンカーの配線は キャリア末端辺りからフレーム内部に入って 燃料タンク下辺りでギボシにて結線されてます。なので 結構な物を取り外さないとそこまで行けません。



写真がどのようになっているかというと、リヤキャリア取り外し、燃料タンクを持ち上げ カバー内にあるバッテリーBOXも取り外してでないと結線部分までたどり着けないという......

手をゴソゴソ入れながら 壊れた側の配線を抜き取り、新品ウィンカーの配線を入れて 組み上げて終了です。