忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

カエルの子はカエル


先週末に納車した ドカの 400SSくん。購入者は tetsu 高校の同級生にて現在も伊東二輪カスタマーの AsaPくんの 息子 Kくん。
初バイクが ドカですよ~! これで親子揃って 「ドカ親子」です(拍手)。
でもそれよりもtetsu的に嬉しく思ったのは、お客さんのジュニアが 中型以上のバイクを伊東二輪で購入してくれたのが初だったことです(トラスト時代はありましたが)。
それが高校時代からの旧友の息子なので 余計に嬉しいのも。
とうとう そんな歳になったのだと改めて思うと共に、20年以上変わらぬ 顔も今だ伊東二輪には 多いのを思うと 色々 感慨深くなり ありがたく思います。
Kくんも 今後のバイク人生を楽しくするためにも 安全運転で突き抜けて行って欲しいですね。
今度 よければ 伊東二輪舗装部のツーリングにいらしてね。

PR

プレスカブ 75ccボアアップ


忘れた頃にネタに上がる、『伊東二輪 スーパーカブボアアップ』。今回もプレスカブさん。
あ、tetsuが個人的にボアアップが好きな訳ではありませんからね(笑)。あくまでお客様依頼がなぜか定期的にあるだけです。
こちらのお客さまは千葉でお花を栽培している長きに渡るお客様でして カブだけで 4台所有している謎のお客さんです。「家族一人にカブ一台」だそうです(笑)。

で、もうかれこれ 2年ほど前から 合法ボアアップ計画を巡らせており 前回の伊東二輪で行った プレスカブボアアップ偏で背中を押されたようで依頼されました。

走行12000kmほどの車両でしたが 放置歴があるようでその環境もよくなかったらしく、分解時にマフラースタッドのナットが錆で固着していて 緩まなくて困った経緯でした。それさえ緩まれば 後は ヘッドがはぐれるのに~..... 結局 ラスペネ漬けとヒートガン攻撃で 半日かけて緩ませることに成功(ホっ)

ここから分解はあっという間。ここから苦労は ノックピンがすんなり外れるかと 鬼門のガスケット剥がし次第です。


キタコライトボアアップキット  75ccになります。キャブもマフラーもノーマルでOKなのがいいところです。新品はやっぱりキレイ(当たり前)



ノックピンは苦労しながらもとれてくれたのでOK。

で、やっぱり最後は 「人生はガスケット剥がし」でした(笑)。
まぁ この子は普通レベルでしたのでまだ良かったですがね。




無事組み上がり、昨日 喜んで引き上げて行きました。

第35回 パワーエンデューロ8耐 前日編

初参戦から一か月経ちましたので パワーエンデューロ2019のレポートです。

今年で35回を数えるエンデューロ老舗の大会です。鈴鹿8時間耐久レースと同日にやるので8時間のエンデューロのようです。


興味ある方はコチラの公式HPをどうぞ今までの歴史や写真も多く載っております。
⇒ http://motopower.jp/index.html

*今回のブログ写真は公式フォトから頂いたものとSinくんからのものです。*



場所は昨年と同じく 福島県猪苗代湖にある チーズナッツパーク。

昨年 林道部の S部長、K主任、渡くんの3人でS部長のCRM250で参戦したのが 初参戦でした。


昨年の レース前 S部長、K主任、渡くん&CRM250

この時は みな初参戦でコースコンディションが悪かったのもありますが その他不運もあり 3週はしたものの クラッチトラブルで完走はできなく 150台中 120位という結果に三人とも 悔しい思いをしました。

昨年はtetsuは参戦ではなく レース内容や展開を見たくて手伝いとして出向きました。パワーエンデューロ、昨年K主任にパートナーとしてラブコールを頂きましたが、辞退した経緯があります。それまで林道経験はあれど エンデューロレース経験もなく 現在50オーバーのtetsuとしては体力を含め熱中症への怖さもあり 辞退させていただきました。レースにならない状態では相方にも申し訳ないですし、なにより自分自身も嫌だったので。

その代わり、K主任には tetsuが一年後のこのレースに参戦できるべく 練習並びに実戦経験を積んで 力をつけるということを約束してました。

そして、その約束の一年が過ぎ、2019年のパワーエンデューロへエントリーすることが出来ました。

伊東二輪から今年は 5人4台エントリーしました。

ゼッケン 25番=Husqvarna FE250 = K主任、tetsu 組

ゼッケン 82番=BETA RR2T250 = S部長

ゼッケン 125番=KTM250EXCF = Sinくん

ゼッケン 132番=KTM250EXCF = 渡くん

総エントリー数は決まっており 全部で 150台です。

レースのクラスは大きく 「オープンクラス」「市販車クラス」「スモールクラス」
これらの中で 一台につき 3人~1人という選択肢でのチーム編成。
一人で戦う方を 「アイアンマン」と呼び こちらでのクラス分けでも表彰があります。
伊東二輪には関係ないですがレディースクラスというのもあります。

伊東二輪は 全員レーサー250ccなので「オープンクラス」となります。

ゼッケン色分けは、アイアンマンクラスは白地に赤文字です。それ以外は 白地に黒文字です。

tetsu達以外は皆 一人参戦なので 更に「アイアンマン」での順位争いもあります。

今回 150台中、3人チームが 77チーム。2人チームが 19チーム。
そして アイアンマンが 53人。2人チームの約3倍です。意味不明です....(笑)。

それでも 各人 目標は違えど 同じレースに出るのは変わりません。

ベストを尽くすのみです!

7月27日土曜日 レース前日 晴れ

まずは場所取りに第一目標を置いていた(苦笑) S部長が金曜日の夜のうちからコースゲート前に並んでとってくれました。それでも先頭ではなかったのがこのレースを楽しみにしている方々のレベルが知れます笑。

S部長のおかげで 良い場所がとってもらえました。


先着のSinくん

昼過ぎには伊東二輪ライダー全員到着。 前日受付、車検まで2時間ほどありましたので 歩いてコース下見を行けるところまで行きました。因みに S部長とK主任は先に下見に出発していて 一周約7キロを3時間かけてしっかり下見してきました。

tetsuはSinくん、渡くんと下見に。

今回のコースマップはこちら(って見ても よくわからないでしょう苦笑)


大きく見るにはコチラを⇒http://motopower.jp/index.html
(こ
の中の 7/19更新の項目にコースマップまで行けます。)

一周約 7キロのレイアウト。

チーズナッツを歩いて回るのは初めてでしたが、なかなかの山間コース。駐車場は一部土埃が舞うくらい乾いていましたが、コース内は林間セクションも多く 風も抜けづらいため 湿地状態のところも多く残ってました。これで雨が降ったら イヤな路面ですね。
昨年は台風の影響で 決勝日はヌルヌルヌタヌタ路面で 大渋滞が数度おきて コースカットが3度入ったほどでした。
山間なので 平なところが基本的にありません。 途中 チョイ休憩するポイント探しは走りながら決めるようです(速い人はそんな休憩しませんが tetsuにはこのポイントがこのレースを走り切るうえで必要なものでしたので)

途中 渡くんが地面に落ちていた ミヤマクワガタを発見。tetsu息子も同行していましたが他一倍興奮していたのはSinくんでした(笑)。

下見に出た時間が遅かったので後半は端折って見て回りましたが 既にこの時点で前半のコース状況を思い出せない ご老体ぶり(笑)。っていうか、山を歩き周ったために足が疲れました~。この影響が翌日に残らなければと不安に思いながら 受付、車検の時間に。


車両はしっかり整備されていればOKですが、装備・持ち物は決められているものもあります。

①ハイドレーション②チェストプロテクター③消火器 が最低限持っていなければいけません。

受付時に 消火器チェックと 車両検査時に各自の装備もチェックが入ります。
受付時に エントラントは全員写真を撮られました。

手に持っているのは駐車券です。このカードがないとパドック内には停められません。

K主任はいつもこの表情なので 身内ながらも怖いです。(本番偏で 走っている主任の目も怖いです苦笑)。



S部長はこの時点で二日酔いのような表情?(苦笑)(いやまだ飲んでませんから)


まさかのアイアンマンエントリーで皆を驚かせた Sinくん 


そして 外国の囚人のような写真(笑)。
この写真が物語ってますが、渡くんはその風体、乗っている車から 「メキシカンマフィア」とも「テロリスト」とも言われています(笑)。実際みな見てもそう思うはずです(笑)。

アイアンマンの方々は大変でした。一人で全部持っていくので行ったりきたりの方も。

皆 無事に受付、車検終了して 後は明日を迎えるのみ。

S部長と渡くんは野営派なので このままパドックに泊まります。他部員が 宿に出ようという時間には(18時前頃) 既に火を起こして カツオを焼いてました。
エンデューロレースなので 野営パーティを楽しむのがメインの方々もいるのは納得できます。
まぁ皆さま飲み過ぎないようにですね...... 
tetsuは酒が残るとダメなので こういう時は飲みません。って決めてます。たまたまK主任もそういう主義だったので ゼッケン25番組は健全カップルでした(笑)。
Sinくんは宴会好きなので宿で 今回マッサージ担当で来てくれた O先生と飲んだようですが。

そんなO先生に前日マッサージを受ける相方 K主任。


Sinくん共々 「ワークスライダー」気分だったそうです(笑)。

tetsuは家族と一緒だったので別の宿のため マッサージを受けれませんでしたが 本番時に助かることに。


そして 野営組 夜の状況を撮られた二人.....



なぜ半裸?(笑) でも楽しかったようで...... でも 寝ている間に悲劇も........

ということで明日。

本番偏につづく.......

カブカブ祭り

連続カブ祭りの様相です。


その一部。作業台の上のプレスカブさんは長年来お客様 千葉のお花屋さんの車両。ボアアップ依頼です。2年来の紆余曲折による実行です(笑)。

そして、手前のカブさんは....... オイルなし男くんの為の クランク焼き付きです(悲)久しぶりの案件でしたが、ご本人はオイルチェックをしていたと言っていましたが 持ち込まれた時には ドレンから50ccほどのオイルしか出てきませんでした......
こうなっているカブを何台か歴代修理もしたことありますが、内部被害状況が開けてみないとわかりません。十中八九 クランクはダメです。運が良くて ピストン、シリンダーが生きていることもありますが そもそも オイルが少ない状況での焼き付きなので 当然 ヘッドのカム周りやミッション周りにもオイルは少なかった状況です。なので 焼き付き部分だけ交換すればいいものでもないのですね、こういうケースは。
この車両は 元々伊東二輪で購入いただいたお客様でしたので tetsuもご協力できる範囲で ということで 困った時用にと保管してあった 部品取り車のエンジンへと丸ごと換装する予定です。信頼できるエンジンなのでそちらの方が今回は安くも済むので。この他 駆動系修理のカブと事故修理のカブが続くのです.....

Ash Engine Detergent

珍しく、取り扱い製品 おススメ情報です(ホントに珍しい(笑))
Ashと書いて アッシュと読みます。日本製オイルメーカーさんです。伊東二輪主力取り扱いの NUTECと並んで マニアックオイルの部類ですか(苦笑)。
昨年から 車種や使用用途によってAshのオイルも導入しておりますが、今回のはオイルではありません。



『Engine Detergent』英語読みするとカッコイイですが.... エンジンでたーげんと、いや出たーじぇんと(笑)。要は 燃料添加剤です。

この手の物は他でも出てまして、ワコーズさんのFuel1なんか有名ですかね。
で、tetsuはこの手の添加剤に昔からあまり関心なかったのですが導入して良かったので書いているわけです(笑)。
昨今の 排気ガス規制の強化のおかげで 何気に現代のインジェクションバイクは排気量問わず頑張らされています。これ乗っている人は勿論気が付いてないのですが、特に通勤のみやエンジン温度が下がられない過酷条件下で走らされている車両については10万円台の50ccだろうが500万の高性能車両だろうがエンジンへの負担は同程度で要注意なのですね。
この事により 予期せぬカーボンがエンジン内に蓄積するわけでして(どうしてそうなるかは文で説明が超絶長くなるので割愛します。知りたい方はtetsuに直接聞いてください。ヒマな時のみ説明します(笑))
話しは戻り、このカーボン蓄積によってエンジン不調になるものが多いです。不調のなり方も様々で、アイドリング不調はまだしも 突然エンジン不始動になる事もあります。
簡単に言うと この製品はこのような事象を緩和してくれる効果もあります。ま、他の燃料添加剤も同じような事 うたっているので 詳細説明は省きます。
なので コイツを定期的に入れると効果性能も高いようです。tetsuは 自身のアドレスV125Sと長年乗っているハイエースで体感済みですので。
あ、だからと言って 永久的にエンジンが好調を維持するとは限りませんので。あくまで予防の一環としては効果的ということです。
一本 200ccで 1600円ですが 計り売りもしますので たまに入れたい方もどうぞ。
燃料タンク 60L~80Lで一本の割合なので、バイク的には 5~6Lで15cc。15~18Lで45ccって感じです。満タン時に投入がよく、続けて入れるとより効果的だそうです。
気になる方はご相談ください。