危機一髪!!
そこそこカスタムされた車両で、チェーンカバーも付いてない車両でしたが 見た目でダランダランな状態でご来店。本人はたまにチェーン調整はしていた模様ですが、既に アジャスター目いっぱい後ろになってしまってました。
伊東二輪では、420サイズのカブのチェーンは 50ccの各車種と90ccで使う 98リンク、と100リンクは在庫で持っています。
当該車両は前後スプロケットの減速比は変更されておりましたが、その比率的に 98リンクが使用可能と推測できました。因みにスプロケットはまだまだ元気のいい状態でしたので交換不要です。
で、今までの装着されていたチェーンを取り外す際に発覚した驚愕な事実!!
写真の通り、チェーンを繋いでいるジョイント部分の抜け留めをしている、クリップが変形して脱落寸前となっていました。
緩いまま乗っていたことにより、各部への干渉で衝撃がこの部分まで及んだということです。
最近のチェーンはそうそう切れませんが、万が一 全開状態で切れたことを考えると.....恐ろしいの一言です.....
後輪に巻き込んで、後輪ロック➪転倒 なんてこともありえますし、エンジン側に巻き込んで クランクケース大破!!なんてことも.....
よく、ノーマルのチェーンケース着いた車両で「ガランガラン」言わせながら走っているカブさんを見かけますが その手の車両も同じことが言えます。
伊東二輪でも昔からよくこの手の状態から走行中に チェーンが外れたとのことで修理依頼で持ち込まれることが多いですが、大抵 チェーンの点検調整をろくにやっていなくて、チェーンもスプロケットも終わっている車両が大半ですね。
皆さまも定期点検、調整を怠らずお願いします!!
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