久しぶりの腐ったキャブ再生
約2年 屋外放置の スズキアドレスV100さんの復旧依頼ですが.....
この「約2年」という放置期間がまた修理する場合には 結構厳しい 線引きになってきます。
様々な部分がこの期間動いてなかったことが最大の問題ですので。
当該車両まずは 最初にやらなければいけないのは キャブレター清掃です。
エンジンがかからなければ走れませんからね。
放置された車両の場合 最後にエンジン停止後 キャブレター内に残ったガソリンが環境次第ですがかなりの確率で腐ります。
ヒドイ物になるとキャブレター本体を侵食して使い物にならない状態にもなります。
また 腐ったガソリンは異臭を放ち 室内で作業をすると 恐ろしいことになります。
当該車両は燃料タンク内にはほとんどガソリンが残っていませんでしたが、キャブレタを外す際に既に異臭が漂ってました。
開けてみますと......案の定な状態で........
中の上くらいなレベルで腐ってましたぁ(泣)
軽く清掃してみて キャブレター本体は使用可能そうなので本格的に清掃してみます。
約 半日の作業にで見違えるように復活しました。
その後 駆動系他 放置車両で診ておくべき箇所を一通り見て キャブレターを再装着。新規のガソリンを燃料タンクに入れて始動。
調子良い2サイクルサウンドで復活しました。
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