ドカの乾式クラッチ
最近 停車状態から走りだしでたまに『ギャッ!』って音がするのが気になるとのこと。
これ ドカの乾式クラッチ搭載車では ある程度距離走ってきた(というよりクラッチを使ってきたが正解か)車両では アルアルな現象です。
当該車両は 走行 約30000km。
今までtetsuが長年見てきている車両ですが おそらく新車時からのクラッチでしょうね。
全体的ヤレ的にもそろそろ全交換しても良さそうではありますが なんせお高いのでね.....
そもそも ある程度消耗品と割り切らないといけないのは 構造上、しょうがないのですね。
だって 乾式クラッチなので(笑)。
ブッた切り過ぎたのでもう少し説明補足。
乾式クラッチの構造上、クラッチ全体への負担は、 オイルに浸っている湿式よりも遥かに シンドイんです。
元々 レースを主対応と考えてのものなので 日本みたいなGO⇔STOPがあるようなところを走れば 必然的に半クラッチが多くなるのが クラッチを痛める 最大の要因です。
とはいえそんなの気にしていたら 乾式ドカを日本では走れせられませんので 今回の 『ギャッ!』ってなってもある程度しょうがないんですよね。
ま、都度 セミOHすれば(ただOHではダメですが)ある程度その時は良くなりますが 結局 スチールプレートの表面が鏡面焼結化しているものはなにやってもダメですし。
最終的には使用距離や状態で 全交換となります。
今回はセミOHして対応、一時的ですが 状況は改善されたのでオーナーさまは満足そうでしたが....
ドカの乾式クラッチ愛好家の方々は この辺理解してクラッチいたわれる環境を走ってくださいね(苦笑)。
それか走らないか(笑)。