忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

うわぉ!

Dモータに携わって16年.....初の洗礼が参りました......
常連様 97年型 900SSさん.......街中走行中突然のエンジン停止.....電話で応対しきれない内容そうでしたので、レッカー搬送してもらいました。
伊東二輪到着後 セルを回してみてその回り方で すぐに予想が立ってしまいました......
エンジンの圧縮が抜けた セルの回り方です。
残念なことに タイミングベルトが切れました~.......

タイミングベルトカバーを開けてみて.....案の定でした。
救いは 高速域でのベルト切れではないことです。 どちらかのヘッドは助かっていて欲しいものです。
丁度タイベル交換してから 約20000km 仕様車。そろそろ交換しましょうと言ってあった矢先でした......
さぁ 治しますよ~!

PR

もう好きにして....



現在の伊東二輪、開店以来 最大にDモードが全開です。
店の外、店の中と撮ってみましたが......(更に店奥のまだ仕上げてない在庫もあります....)
D系の方達だけで、13台いらっしゃいます!
ここ数日でハイパーさんは納車されますが、週末に900SS、週明けに900SLと作業車、車検車とやってまいりますので.....
来週におそらくモンスター兄弟達が3台ほど旅立っていくはずですが.....
これでも 「D専門店」ではありませんから!
初めて 当ブログをご覧になった方!
普通のスクーターも世界のスーパーカブも、優等生のCB400SFでも 普通に診ますので!Dばかりが表に置いてあるからといって敷居が高いお店じゃぁ~ありませんので!敷居などない「土間」のようなお店ですので!(笑)
そこのところよろしくお願いいたします!

ビモータ乗りの宿命....


たまに登場します、ビモータDB3さんです。最近、スタータのワンウェイクラッチが冷間時にスベリ始めました。この手の症状は国産も含め、早めの対処が必要です。無理に引き延ばすと、他の部分まで損傷して余計な(ドカエンジンの場合多大な....)出費となってしまいます。
DB3はD社の900SS空冷2Vエンジンを積んでおります。フレームワーク等、エンジン以外がビモータ作と言えます。で、この「ビモータフレーム」。造りは非常によく、このDB3も鈍重に見えるデザインとはウラハラに、900SSよりも、M900よりも 操安性は上と言えます。しかも車体も軽い。ですが、このフレームワークが整備性の部分で大きな障壁になってしまうのも 「ビモータフレーム」です。他のヤマハエンジンのYBシリーズ、スズキエンジンのSBシリーズの車体でも多々あることなのですが......エンジンカバーがフレーム搭載状態だと外せません......
今回の修理、左のエンジンケースカバーを外して フライホイールの裏側にあるワンウェイクラッチを交換という作業なのですが、通常の900SSですと なんやかんや 2時間ほどあれば交換完了して元に戻せます。
それが....今回のDB3さんはそんな簡単どころの話ではありません。
エンジン下さないと無理です。
写真を見てください。赤い線で囲った部分まで左ケースカバーなのです。ご覧のとおりフレームが表側に被ってます。フレームとエンジンカバーの間もカバーがずれるほどの隙間はありません(泣)。

因みに↓の写真、91年型900SSの左エンジン側写真ですが 赤い線の部分が上写真のDB3でのフレームに隠れている部分です。

たったこれだけなんですがね.....まぁ SB6よりはまだいいのか.....っていうか、よくないだろ!
昔から整備性は無視なビルダーなのです。走り重視よいえば、潔いですが.....
至極の車体の代償なんですよね.....ビモータは.....
でも tetsuは悪あがきしてみますよ.....まずは 「スクロール作戦」でやってみることからかな....どうなりますか(考)

定期的にあるんですよ....


はい!定期掲載です!車種はまたもやアドレスV100で~っす!(たまたまですが...苦笑)
アイドリングできなくなったそうで~す!
はい、エアクリーナーがこんなでした~!
はい、キャブまで見ましょうね~!

VFR1200パーキングブレーキパッド

度々登場のVFR1200Fさん。この車両は知る人ぞ知る、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)が搭載されている関係上、停車時に車体が動かないよう パーキング用のブレーキが装備されております。このシステム、油圧式の正式なリヤブレーキ系統とは別で、ワイヤーでの機械的なキャリパーにて小さな「ブレーキパッド」を作動させてます。 先日サスペンション交換で入庫した際、そのパーキングブレーキの利きが悪いので再調整しましたが、しばらく走ると リヤブレーキが引きずっているようになってしまったため パーキング用のブレーキパッドを点検したところ押す側のパッドが偏摩耗のよる片ベリを起こしており もう限界ギリギリとなっておりました。なのでパーキング用のパッドを交換です。

このように機械式のキャリパーを取り外して交換後、ピストンが戻った分 ワイヤー側の遊びも再調整しないといけません。再調整後 キチンと作動できるようになりました。
とはいえ、このパーキングブレーキ。多用しているとすぐに ワイヤー調整が必要になるんですよね~。