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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

サイドスタンドボルト 緩み

先日修理やタイヤ交換でお預かりした カワサキ KLX250さん。

サイドスタンドの動きが悪いので潤滑スプレーを吹いておいてあげようと思い オフ車用スタンドで持ち上げて気が付きました。

オフ車ではアルアルのサイドスタンドボルトの緩み。


写真 青四角部分のボルトが緩んで抜けてきてますのが分かります。

オフ車に限らず 大抵のこの辺の構造はこのボルト軸のサイドスタンド側にネジが切ってあり更に貫通させた先にロックナットが装着されているのが通常です。
ただよくあるのはこのロックナットが経年使用で徐々に緩んできて脱落してしまうこと。
これはロードの車両でもたまにあります。

オフ車でも特に今回のKLXのような高車高車はサイドスタンド使用時のライダーの乗り降りでの車体の傾きの動きが多いので  必然的にサイドスタンドに負荷がかかりより緩んできやすくなります。
そのまま気が付かないとこの部分の軸がバカ穴になってしまっていき最悪フレーム側の穴も楕円になってしまっていくので早期対応が望ましいですね。

サイドスタンド出した時に、スタンドが地面に接地してから 立てた時妙にサイドスタンド自体の広がりが多いのは要注意ですよ。
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街のバイク屋 ですよ

表は 『オフロード車メイン?』



しかし店内覗くと 『ドカ、メイン?』




そして違う方向向くとほぼ新車の スズキ SV650が納車待ちな構図。



そして作業しているのは原付のタイヤ交換。


これが伊東二輪です。

みなさま なんでもそうですが 物事 表向きだけで判断してはいけませんよ(笑)。

701 ENDURO 諸々整備

伊東二輪林道部 部長の 公道用 オフ車、ハスクバーナの 701 ENDUROくん、車検ついでの リヤ周りグリスアップの図。



先日の ゴールデン林道中の後に持ってきました。

701 ENDURO は KTM 690 ENDURO R の兄弟車みたいなものです。
エンジン、足回りは共用ですが フレームワークはどこまで一緒かちょっと不明。外装(シート周りも)も随分と違います。
tetsu所有の KTM 690 ENDURO Rは 2009年の初期型ともあり かなりエンジンフィーリングが粗々しいです。
そこから8年差の 部長の701 ENDUROは かなり乗りやすいと感じます。
いいか悪いかではなく 確実に 電装、機関、サスと進化しているのが分ります。
同じ林道走っても 701の方がtetsuには楽に感じます。
それ以外でも やはりハスクバーナらしい 『ジェントル』な方向性も感じます。
KTMにはジェントルさはないので(笑)。

エンデユーロレーサーも KTM、ハスクバーナ、ガスガスと 同一エンジン、フレーム車でも それぞれ個性、方向性が結構違う雰囲気なので その辺はメーカーの色が出るというところなのか面白いですね。

で、701 ENDUROの リヤリンク周り、スイングアームピボットのグリスアップ依頼でしたが これが結構大変なんですよ~(泣)。

この方達系のフレームは アンダーフレームがないんです。
ないけど 部長号のように大型アルミアンダーガードを装着しているとそれでオフ車スタンドで上げれるのですが スイングアームピボットを抜くのに左右のステップホルダー部を取り外す必要があるのですが その下部に アンダーガードを差し込む部分があるためもれなくガードも取り外しとなってしまいます(困)。
ということで フロントを固定して メインフレーム後部の部分で大型ジャッキで持ち上げての作業です。

で、取り外した スイングアーム、リンク類。


この辺の構造は KTMやハスクのエンデューロレーサーと同等の造りになっており ベアリング類の防水、防塵対策も万全な構造です。
国産車も真似て欲しいところですが......
グリースも予想以上に残っていて、インナーカラーも偏摩耗もなく 状態良好でした。
防水グリスを塗りまくって 再組立てにて完了。
動きは良くなったかな? は部長が分かってくれるかな(笑)。

久しぶりの 『MADE IN JAPAN』

先日 車検でお預かりだった 常連 AsaPくんの スズキ GSX-R600 2016年式。

車両お預かり中に 冷間時 エンジン始動時にたまに スタータスイッチのみ 「カチ、カチ」と言って スタータモータが回せない症状が出ておりました。

何度かチャレンジしているとスタータモータ回って 即始動できるので リレーが壊れかかっているのかな?という推測ですが その手前がダメということもあります。

この場合 単純に 怪しいのは バッテリー端子の緩み →スタータ関連の配線緩み→スタータリレー→スタータモーター という順になります。

バッテリー端子は全く緩みもなく 配線周りも特に異常はなし。
試しに スタータリレー部で 直接リレーを作動させると 寸分せずでスタータモータは回るので ほぼほぼ スタータリレーがダメと推測。
リレーが作動しないときでないと ダメかどうかの判断がつきませんが 今までの経験値と そのまま放置していて突然 うんともすんともという事もあるので 今回は新品交換しておくことに。




で、新品部品が来まして 毎度ながら どこ製品なのか 確認したところ 久しぶりに見ました。

『MADE IN JAPAN』 の文字を!


お~、ちょっと感動です(笑)。
同じ スズキでも ウチでたまに修理案件としてある アドレスV125のスタータリレーは 『MADE IN CHINA』ですので.......

どっちにしたって 工業製品、壊れるものは壊れるので どこ製品かは今では関係ないかもしれませんが 昭和オヤジのtetsuとしては 電装部品やベアリング類は せめて 日本製がいいですよね~ってなっちゃいます。

しかし GSX-R600 は そもそも 国内販売車はない車両。
昔から 全年式 逆輸入車しかないです。
ま、組み立ては 浜松らしいということは聞いてましたが 車両の性質からも この辺の電装が日本製にしておこうということなのかな?

なにはともあれ 大したネタではない内容でした(笑)。

2025 ゴールデン林道中 <二日目>

翌日 5日。

朝7時に朝食いただき 午前8時30分頃 宿を出発。

お世話になりました~~

標高1800Mのこの時期の朝なので まだまだ寒く みな防寒対策して 最初の給油ポイント&コンビニ向かいます。



今回 二日間とも お天気に恵まれたのが最大に良かったです。
日中も 若干暑いくらいだけど 風は冷たいので 走ると丁度いい感じでしたし。

2日目は 毎度おなじみ 諏訪南~南下する方の林道群へ。
日帰りでこの辺くるより約 2時間くらい遅い 出動なので 走る林道も一部 外して走らねばです。

いつも通りの一本目がこの日一番険しいとなるマルキン林道。
ここはガレてる路面とつづら折れがミックスする場面がある林道で 集中力がいります。
690ENDURO Rだとパワーでアクセル開けていれば問題なく登れるのですが 途中のつづら折れで失速すると逆にハンドルの切れなさと車体の重さで 最悪な事態になるのでそれ相応想定して 速度を落とさず走るので結構疲れます。
大して 今回 非力のCRF250だったので 気分的にはかなり楽でした。
とはいえ 失速したときの駆動力の落ち方も車重に比例して 一気に失速するので それはそれでアクセル開け続けるのですが ほぼ右手は全開固定状態に近くなってそれはそれで疲れました。
それでも 一日目で感じたオフでのスタビリティの高さで助けられることも多かったです。

しか~し! ここで林道中間地点辺りのつづら折れで tetsu 『エア立ちごけ』風に転倒してしまいました。
エア転倒と呼ぶのは 足をつこうにも 足が接地してなくて そのまま 「バタン」と転倒する意です(苦笑)。
急坂の右の鋭いコーナーで 2速で進入したあと 向きかえて1速に落としたつもりが ニュートラルに入ってしまい アクセル開けても 「ブオン!」と空ぶかしになり 「あ~~~~~」という感じで 瞬時にギアが入ってないことを認識..... 失速するのが早く 再度ギアを入れなおす時間はなく
無情にもバイクは右側(谷側)に倒れていきました......
右足出しましたが 谷側なのでしょせん 届きません。
ということであっという間にバッタリ 倒れました...... あ~悲しい。
そして谷側なので バイク上側が谷の下の方に向いてます(涙)
これでは起こせないので フロントタイヤもって ズリズリ引きずって 車体を谷側に向かってある程度垂直にしました。
エンデューロ技ではないですがこうすれば起こせますので。
で、起こしましたが 事もあろうに ギアがニュートラルだったことを忘れていて 前ブレーキ握らずに起こしてしまったのでバイクは谷側に走り(下り)その勢いで 今度は反対に倒れました(涙)。涙してますが 本人この時 笑っちゃってましたがね(笑)。
マンガのような展開を終始 部長は高見の見物でしたが 流石に2回目倒したのを起こすのに手間取っているtetstuに見かねて手助けしてくれました。ありがとう 部長さま~。
この時 2回目起こすのに もっと気合を入れていたら多分 朝ごはんが逆流してました(汚)。

ここではyossyも tetsuより手前の地点で 右に軽く転倒したそうで その時に右足を挟まれたらしく 少し痛そうでしたが その後 一日問題なく走れていたので良かったです。



休憩して 数本軽い林道走り抜けて 次の林道は 昨年 O田先生が 林道脇に落ちたり 入ってすぐに倒木があった林道ですが 今年は倒木も取り除かられ 路面も昨年より安定している感じでした。
しかし 林道進むにつれて 落石箇所も多く なんか 林道の走れる幅が狭くなった印象で 以前より 注意して走らねばいけない箇所が多かったです。

途中の広くなったところで休憩。



F本氏とyossyは歩いて 展望良さげな場所に登っていきました。

 

この林道を出た時点で 午後11時30分頃。
お昼ご飯には少し早かったですが 行くところは決まってますが そこが祝日ということもあり 混んでいること想定して先にお昼に行くことに。


予想通り 待ちましたが それでも20分ほどで入れました。

そして事もあろうに こんな格好なのに 座敷部屋の方に。
座敷とはいえ そこにテーブル、イスはあるのですが......
この部屋は二回目の使用ですが 前回はもっと泥だらけだったのでそれに比べれば今回はまだいいかな。
でも こんなところで我々 オフ乗りの格好で食べてます(苦笑)。



いつも通り ここでは tetsuは 『馬刺し定食』です。
そしていつも通り 美味しかったです。


部長はいつもの 『ソースカツ丼 大盛り』です。スゴイボリュームです(笑)。


お昼終わって 午後の部に入る頃には 午後1時を過ぎてました。



ここで Sinくんは先に帰ることに。
後半は 4台での行動です。

昨年のこの場所では tetsuの690 ENDURO Rのヘッドライト不灯事件があり ここから行く林道をキャンセルしましたので 2年ぶりの走行でしたが いつも通り 気持ち良くアクセル開けて走れる林道でした。ここは 完抜きして国道に出ても戻って来るのは同じなのでわざと林道を往復します。
そうすることでここだけで 林道 約40km走れることにもなるので(笑)。


帰りは yossyにもCRFインプレしてもらうのに セロー250と交換。
実は リアルセロー250で林道はtetsuは初だったっていう..... そして感想は 「これは無理するバイクではないね」という再認識したということ。
基本 自分のXT250X改と同じ印象。まXTよりサスストロークが使えるのと柔らかいので 走りやすいですが やはりちょっとした段差では減速しないと メチャ底突きする印象でした。
セローとCRF、やはり林道でも如実にその方向性が違うことを認識できたいい機会でした。

yossyのCRF評も同様で CRFはエンジンが回るから 飛ばしてなくても エンジン回転の余裕のおかげで 気持ちが楽に走れると言ってました。
ただ yossy的には <S>モデルは車格が大きい問題で足つきが悪いでの 乗るなら スタンダードモデルかという意見も 納得できました。
tetsuもスタンダードモデルなら 先の エア立ちごけ はなかったかもですし....(苦笑)

そして いつもこっち方面では最後の林道となる 町道。

今回も路面も安定していて 楽しく走れました。
終始 部長を従え 開けれるところは全開で走って なんとか部長の701を引き離してやろうとしましたが無理でした(笑)。
でも 久しぶりに 以前 K主任と走った時同様以上に CRFは開け開けで走れました(非力だからとも言う)。
でも 開け開けなので それはそれで 楽しかったよです(笑)。




諏訪南に戻ってきて 朝寄ったガススタで ガス給油。そしてコンビニにて甘い物補給(笑)。


この時点で 午後5時頃。
林道中を終えるには丁度いい時間配分でした。

あとは ゴールデン渋滞を避けるべく 双葉SAでウダウダ.....
と思っていたのですが まさかの 双葉SAのレストランが無くなっていたという悲しいオチがありまして。
後で調べたら 今年3月をもってレストランなくなりリニューアルとな。
SAなのにレストランないって..... そしてあまりパッとしないフードコートだけとなり.....
ちょっと今一感でしたが 渋滞に突入するのはイヤなので なんやかんや2時間30分くらいここでウダウダしましたよ。tetsu的にはフードコートのラーメンの広東麺は 満足する内容でしたが、部長は食べるものもないと 不平しか言ってなかったです(苦笑)、ま、いつも部長はネガしか言わないですがね(笑)。

結局 午後9時過ぎでも東京方面の中央道の渋滞は緩和されないのでしょうがなく帰路につきましたよ。
大月から小仏トンネル抜けるまで久しぶりの渋滞走行で目がおかしくなりそうでしたが 690でなかった分 CRFのおかげで 身体は楽でした(なにかと非力はこういう時に楽)。

午後11時過ぎに伊東二輪着。

みな無事に帰れたようで 二日間 なにごともなく終われました。
特にイベントもなかったですが 逆に疲れもなくオジサンには良かったのかな(笑)。
楽しかったですね。

参加みなさま お疲れ様でした!
またお泊りしたいですね。

ではまた。