2025 スーパー林道中 最終日
この日は朝から雨予報。またも雨間を縫って 積み込みして午前 8時30分頃 サササと出発です。
福島県全域は一日 雨予報だったので どうせなのでtetsuもしばらく行ってない 会津若松以南の林道を幾つかチョイスして 最後に 福島県~栃木県に抜ける この辺では最長の 約35kmの林道抜けて 最後にしようかという計画です。
とはいえ会津若松までも結構距離があります。ということで.....
福島飯坂インターから高速乗り 猪苗代湖脇まで高速使用で時短です。
東北道走っている時はそれほどでもなかったですが 磐越自動車道に入って内陸に向かうほど 雨粒も大きくなってきて時折 激しく降る箇所もありましたが パーキングで休憩するときなどは小降りになってくれたりしてなにかとラッキーな場面もありました。
ただ 思った以上に気温が低かった。
この時点で高速道路の気温計は 『22度』表示。
tetsuは元々 カッパの下のジャケットが3シーズン用なので寒さは感じませんでしたが 数人は雨に濡れているのもあってか 寒いと訴えているほどでした。
宿から約80km高速移動して 一度ガス給油しておきます。
最近この辺を来てないので ガソリンスタンド事情が分からないのもあり 昔は 林道突入時点のトリップ距離が約100km近かったら まずは燃料はガソリンスタンド見つけたら入れておくという 魚雷師匠の教えを守ってます。
場所によってはガソリン求めて いらぬ方角に20kmほど行かねばいけない事もしばしばありましたので.....
しかも最近は 昔あったガススタでも今は閉業とか結構あったりしますので 、特にこの先向かう 只見方面とかは要注意なのです。
この日一本目の林道は 猪苗代湖 南西部の 一ノ瀬戸四屋林道。
今まで数回来ているはずなのですが いつも入口をおぼれげでしか覚えていない。
しかしここは毎回通行止め等なく 走れないことないのも覚えてます。
この林道 全長 約15kmですが 途中 分岐がいくつもありそこに 各林道のおおまかな地図がある看板があるのですが それがまた 解釈不明なんです。どっちに向いていてどこにいるのかが分からない(苦笑)
その結果 毎回 一度は方向間違うんですよ(笑)。
で、今回も一度間違いました(笑)。
この林道区間では結構な雨量でしたが木々の中を走っているのもあってか 雨で視界不良になることはなかったですが 止まったり 後続を待っている間に ゴーグル内部が曇ってくるのはこの日も避けれませんでした。
そんなこんな林道終盤で舗装路に切り替わるところで左側にベンチ付き小屋発見。
ここで小休憩することに。
しっかり雨降ってましたので助かります。
この日は雨と気温が低いのもあってかあまり虫を警戒することはなかったのは休憩時の救いでした。
次に向かったのが 大昔 tetsuが林道走り始めて 2~3年、この辺に日帰りで来ていた頃に必ず走っていた 七ツケ岳林道へ向かってみます。
ここは 7年前に 一度通れた時がありましたが その後も崩落個所の修繕等で 通り抜けできないことが多かった模様。
部長も昨年走った時は途中から全面通行止めだったということ。
ま、 お盆時期という事で 工事が休止中な事を願って 行ってみる事に。
北側からの入口は昔知っていた頃となんら変わらず「ここ!ここ!」ってすぐに分かりました。
工事車両が通っているからか 昔より路面が整備された印象でしたが 奥に行くにつれて そうでもなく 昔ながらの面影も出てきてホッとしました。
途中 工事休止箇所がありましたが そこは無難に抜けれて 更に進んで行きます。
その後も快調に走れていたのですが、全長 約16kmのほぼ後半の辺りで もう一か所 大規模な工事個所が出現(汗)。
100mほどの距離ですが 路面を大幅修理(舗装化?)しているようで 手前と奥に ショベルカーが置いてあり 一見抜けれるか不安に....
Sinくんが先を見に偵察がてらショベルカーをすり抜けて進んで行きました。
tetsuは歩いて偵察に向かうと 反対側のショベルカーの向こうでピーピー言いながらバックしてくる大型ダンプが(汗)。
すると 道路脇下段を向こうから歩いてくる 工事関係者っぽい人が.....
『え!マジ お盆休みなしで工事しているの?!』と一瞬ひるみそうでしたが そこは地方の方々の優しさを傍受できた瞬間が来ます(涙)。
工事関係者さん=「何台で来てるの~?」
tetsu=『すみませ~ん。5台です~』
工事関係者さん= 「手前のショベルカーを抜けて来れるなら通っていいよ~」
tetsu=『抜けれます!抜けれます! ありがとうございます~~~~~!!』
とお代官様に感謝する気持ちで 通してもらえましたよ(嬉)。
ここが抜けれなかったら 戻ることと迂回ルートで行かないといけなくなるのでかなりの時間のロスになったので この時は本当に助かりました。
無事 この林道も抜けれて 一安心。
この時点で 午後2時。そろそろ食事処と行きたいところ。
この時点でコンビニでも良かったのですが なんせ雨が降っているので出来れば雨宿りしながら昼飯は食べたい心境でもありました。
しかも そのコンビニすらないっていう状況.....
次の林道まで 30kmほど走るので途中出て来るであろう 道の駅で食事とすることに。
国道352号を走っていると ほどなくして 「道の駅 番屋」というとことがありまして 入ってみたのですが まさかの 火曜日は食事処はお休みとな!?(悲)
おそらく カレンダー上では前日11日(月)が祝日だったこともあるのでしょう.....
気を取り直して 先に進みます。この辺で途中出てきたガススタで再度給油します。
最後の林道入る手前に この辺では大き目な道の駅 『尾瀬桧枝岐』があります。
流石にここは食事できるだろうと思いながら 到着したのは午後3時頃。
当初目星つけたところは2時で閉店という看板が....
しかし sinくんがグルって探索してきて 手前の食堂がやっているのを発見、無事 昼食にありつけることになりました。
日が傾いて来ているので 食事をササッと終わらせて 最後の林道向かいます。
この林道 川俣桧枝岐林道と言いますが 昨年 部長が通った時は 完抜きできたとのこと。
ただ 峠を越えて 栃木側は結構ガレていたりして 通行規制している模様でもあります。
ここも お盆休みというのを願って 行って見ます!
こここそ通り抜けできないと ほぼほぼ今まで通ってきた道を戻らなくていけないので 恐ろしい運命になるので 是非抜けたい!
でもここで更に問題が。
突入時に時計は 午後4時を過ぎてました。
8月は既に日の入りが早くなってきています。
午後5時には林道の中は結構な暗さになる事を知っています。
しかもこの日は雨模様なので尚更視界不良になるので それこそササササと抜けたいところでした。
tetsuここは歴代 一度、約20年前に栃木側から抜けた記憶がありましたがその時は規制なしで抜けれた貴重な時でした。その頃から 栃木側は結構 崩落修繕で通行止めな事が多かったですね。
県境にある 広場は 帝釈山の登山道への入口となっており 福島県側はそれを顧慮してか 比較的路面は安定している状況が多かったです。
ここで珍しく みんなでバイク並べて 記念写真。
そして栃木県側へ突入。すると ほどなくして 石ゴロゴロの路面、流れた水でえぐられた 深い轍路面が永遠と続いていくことに(汗)
こういうのも楽しいは楽しいですが 時間に追われている身としは あまり嬉しくもなかったりします。
そんな時に誰か パンクなんてしようものならホント泣きますよ。
とあれこれ考えていると石にハンドルとられて転びますので全集中で走って行きます。
途中 落石を工事関係者か誰かが 撤去せずに 粉砕だけしてくれて通れるようになっている箇所もあったりで エンデューロ慣れしている tetsu、部長、Sinくんは難なくクリアでしたが 他二人はアドベンチャーイベントの様相もありましたが 無事クリア。
でも写真以上に周辺は暗くなってきました(汗)。
その後なんとか抜けきることが出来て 無事 最終日の予定林道も完走!
あとは 高速乗って帰るだけですが ここからがまた大雨に見舞われたって言う.....
東北道の大谷PAで休憩しましたが バイクの屋根付きPAは誰もおず、我々一行だけだったので雨宿り的にもラッキーでした。
30分ほど休んで みなで帰路につきました。
この時点で 午後6時30分頃。
天気も悪かったのもあり高速もそれほど渋滞箇所もなく 意外とすんなり帰れました。
全行程三日間で 約 1300km(tetsuで)の道中。
雨が多かった道中でしたが 逆に30度を超える日もなかったので それはそれでよかったかと。
なにより 雨でも 当初 予定していた林道はほぼ行けたので 満足、有意義な2025年のスーパー林道中でした!
また来年も企画したいものです。
参加者メンバー 雨の中 三日間 ご同行 お疲れ様でした~。
写真も各自 ありがとうございました!
毎度ながら あ~楽しかった!!
PR