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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

久しぶりのハッピーエンデューロ成田 後編

後編です

昼休憩を挟み 午後1時15分からスタート位置に整列開始、 午後1時30分スタートとなる 90分中級クラスのレースです。
色々 装備するものが順序含めあるので 12時50分くらいから用意始めます。

そして必ずある程度装備するとトイレも行きたくなるので そこで一度トイレに行くのも計算に入れておくのも大切(苦笑)。

はい出番が来ましたので 行ってきま~す!



tetsuは#81、K原くんは #93 です。

tetsuは2022年以来 ほぼ一年にワンレースなので今のレースウェアになってから変化がないですね。パンツに一部穴も開いてますが 基本使えるので 、まいいかレベルです。
でも 自分でも写真 見ていても飽きてきたので 来年辺りは新しく変えようかなって思いましたよ。でも持っているんですよ、色違いを(笑)。3年前に今のと同時期に買った予備で。
なので来年はそれ投入かなって感じです。


で、整列場所はここ。


ハッピーエンデューロはエントリー早い者順にゼッケン振り分けです。
そして ゼッケン順に整列なのですが tetsu本来 最前列に並べてもおかしくないのですが 何故か オレンジ〇印がtetsu、黄色〇印が K原くんです。



絶対 感覚的にもエントリー最早で申し込みでしたので......

でもなんでこの位置なのかと言うと、tetsuより若いゼッケンの方々はみな 90分初級と"ダブルエントリー”なんです。
お金の投入額に負けたということなのかぁ?!
と 若干納得いかない順序ですが まぁ しょうがない、Funレースですし。

計測はそもそもこの位置からではないのとみなトランスポンダー計測なので どの位置でスタートしようがイコールです。ただ 先の方が変な渋滞に巻き込まれないですむのは確実なのです。


tetsuスタートは緊張しないタチですが 待っている間は ボォーっとしながらなにを考えるわけでもなく ただボォ~としていることが常です(笑)。

でもエンジンスタートから 日章旗用意されると静かに気合入りますよ!
スタート列のホールショットは獲る意気込みでスタート!

岩〇さんの撮ってくれた動画から抜粋のスタート展開。


『お!スタートいいんじゃね!』(岩〇)
『お~、お~』と謎の雄たけび (部長)


『お~いけいけ~!!』(岩〇、部長)


『あ~、抜かれる~』(岩〇、部長)


『あ~負けた」(部長)


はい列のホールショットはとれませんでしたよ! 
この列では 二番手で第一シケインは通過でした。
でもその後は冷静に一周は回りましたよ。なんせ道分らないし どんな仕掛けがあるかもわからないので。
スタート直後は既に先にスタートしていたグループの影響で砂ぼこりが凄くて 前が見えない状況。
ほどなくしてすぐに苦手意識の朝下見した ガレ場が出現。
既に何台か途中で転倒してましたが 一周目なので こういう場面は躊躇はダメなので 気合と勢いで なんとかクリア!
その後も今までの経験を活かし、スルリスルリとかいくぐって なんやかんや一周目は全体7番手で帰ってきたようです。

観戦エリア目の前は モトクロスコースの急阪です。


この部分 上手い人はジャンプと共に ウィップ(空中でバイクを横にしたりするアクション行為)決めたりする人もいたようですが tetsuはただただ 舐めるよに走ってましたよ(笑)。だって飛びたくないんですもの..... コワいです。

路面コンディションもよくウッズの中も乾き気味な箇所が多かったので 他のライダーも含め大きくハマっている人はガレ場以外 見なかったので全体的にスムーズにレースが進行した印象でしたね。

そのガレ場、とその後に来るタイヤ越えセクションにはK原くんは苦戦したようですね。

岩〇さん動画抜粋です。



この場面もノーミスで抜けれそうでしたが 最後ラインを直線的に奥にとってしまい 出口が出れなくなってしまって停止のようでした。
でも ここまで行けばあとは押しで出れますから全然いいですが。



そこをクリア後のタイヤ越えの方がライン間違えてというか フロントアップが不完全でハマりましたね。




こうなると力技で抜け出すしかないのですが K主任のようなハルクボディな人は125ccは軽いので楽勝にぶん投げてクリアでしょうが 自称体力ないと言っている K原くんは こういう展開でかなり体力を奪われたそう..... その影響がレース終盤に出てしまいます......



そしてtetsuのその後はというと 無難に周回こなしてました。


後から思うと 思ったより体力温存し過ぎて走っていた模様なのは後半に気が付きました(苦笑)。


中盤 このレースで唯一の転倒を喫しましたところが やはり苦手とする ガレ場の出口でした。

岩〇さん動画抜粋です。




ここまでは良かったですが、最後 女性トリッカーさんが 出口に横たわるように倒れてまして 右側のコーステープギリを狙って行きましたが 失速~ 右に足出すが 着く箇所もなくあえなく転倒のパターンでした。トホホ......

最後 女性トリッカーさんが『がんばれ~』って声かけてくれたのですが 力及ばずでした.....すみませんお声かけしてくれたのにも係わらず 自分の力不足で.....

ま、怪我もなくすぐにバイク起こして バイク損傷も皆無なの確認して 残りは押しで出ました。


何事もなかったようにタイヤを越えて去って行きます(笑)。
シレっと行くのがエンデューロレースの流儀ですよ(tetsu勝手なルール(笑))。 

余談ですが 全くこういう行為に興味ないバイク乗りの方々には 『なにが楽しくてこんな事やっているの?』って思うでしょうが。。。。。。。 はい その通りですよ(笑)。  別にこれを楽しみにやっているわけではないんですよ!(苦笑)
ま、『私ガレ場大好き」っていうライダーさんもいると思いますが その方々はtetsuとは楽しみの観点が違いますので。 
tetsuは滞りなく快走レースをしたい人。でも それだとただのグルグルレースになってしまうのでほどほど難しいセクションもありかなとは思いますよ。
あくまでレースの途中で仕掛けがあるのをみなイコールコンディションで走らなければいけないから走っているだけですので、お間違いなく(笑)。


そしてレース終盤、残り時間をコントロールラインで確認すると(残り時間を掲示してあります) 『18分50秒』。
今までの一周の平均タイムから計算すると あと2周は行けることに。
体力は前半に温存し過ぎて結構余裕あったので再度集中力入れなおして ラスト2周へ。
計算通り 残り5分でラスト一周に突入でしたので よほどの事がないかぎりこれで チェッカーは受けれる計算。

どういう事かと言うと、エンデューロレースの最終集計には2種類あり 一つは 最後のチェッカー受けてなくてもそれまでの周回数でリザルトが反映されるもの。
もう一つは 最後のチェッカーフラッグを物理的に受けなければ いくらブッチギリの周回していても リザルトには反映されないというもの。
今回のレースは後者のルール適用となります。
この場合 レース開始後 90分で先頭関係なく チェッカーフラッグが振られます。
このチェッカーフラッグを振っている時間が決められてまして、今回は振られ始めてから 20分間。これが猶予となるのです。
ですので tetsuの場合一周 約13分で周っていたので 残り5分での最終週でも結構残り時間余裕があるほうですが 一周 25分くらいの人がこのタイミングで通ると結構ギリギリとなる計算となるのです。
タイムオーバーした場合でも 『DNF=Do Not Finish』となってしまい 途中リタイヤした人と同等扱いとなってしまうので。

そして可哀そうながらこのルールで涙をのんだのは K原くんとなってしまいました.....
最後の周回がチェッカー猶予時間に間に合わなく 結果 DNF となってしまいました.....




残念ですが致し方ないです。でも こういうので得られる 経験は練習の何十倍も大きいので次回に期待です!


そしてtetsuは無事チェッカー受けまして、総合結果 13位。クラス 7位と 表彰に一歩及ばずでしたが 一カ月前からの練習でこれくらいまでは走れたので上々ということで自己納得。
まだまだレースはできそうなのが分かって良かったです(笑)。
なにより マディがほぼなかったので楽しいレースでした(笑)。

最後に恒例ジャンケン大会にて yossyくんと岩〇さんは Tシャツゲットできたのでヨカヨカでした。



余談ですが 駐車場お隣さんは カワサキ KLX110(元々キッズ用ミニサイズ車両)で90分初級、中級とダブルエントリーしてどちらも完走もしてましたが 中級レース終わった後はかなり疲労困憊していたのが印象的でした。
しかしその方 最後のジャンケン大会で ゴーグルゲットしておりました!
『エントリーしてよかった~』ってメチャ喜んでいるのが 見ているこちらも 「それは良かった!!」って思えました。いい光景を見させてもらいました。
こういうのがあるのがFunレースはいいですね。


昨年のパワーエンデューロ以来 1年以上ぶりのレース、しかもハッピーエンデューロでしたが 楽しく走れて満足でした。
ハッピーエンデューロは絶対参加台数がJNCCのように恐ろしく多いわけではないレースですので 変な渋滞もないし 緩くレースやりたい人にはうってつけですね。

ということで 久しぶりにレース出ると 立て続けに出たくなってくる性分も今だ変わらないtetsuなのでした(笑)。

岩〇さん、K原くんも 今後も怪我無く 楽しくレースも出てくれるといいと思います。

部長、yossyくん 寒いなか 応援ありがとうございました!

& yossyくん、岩〇さん、K原くん 写真ありがとうございました(tetsuのは一枚しかありません(笑))

ではでは。

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久しぶりのハッピーエンデューロ成田 前編

先週11月30日 約 一年ぶり以上ぶりに 部員2人とともに エンデューロレース参戦してきました。



こちらもtetsuは 約3年ぶりの参加となる ダートスポーツ誌主催の ファンレース 『ハッピーエンデューロ』 開催地は 成田モトクロスパーク。
成田モトクロスパークも 3年ほど練習にすら行ってない間に コースレイアウトがエリア拡張に伴い かなり変わって いるようで 色々と楽しみでした。

今回は開催レースが3クラス 『50分、超ビギナー』・『90分初級』・『90分中級』。
レース初参戦の 部員 岩〇さんが 『50分、超ビギナー』クラスに KTM250EXCFにて、
『90分中級』クラスに tetsuが KTM 250EXCF、 若手 K原くんが  KTM 125EXCにて参戦 。

ハッピーエンデューロは 伊東二輪林道部としては 2019年の第2回から 2022年の日野までを 部員みんなで 連続して出ていた頃があり 第2回では 部長の3時間クラス3位を筆頭に その後も何度か入賞もした伊東二輪では一時期 定番のオフロードレースでした。
いつもは 3時間クラスでエントリーでしたのですが 日が短いこの季節なので 2時間よりも短い 90分中級となります。
その分 コース長も長め、ガレ場や丸太越え、タイヤ越え等の難易度も入れた内容となるようで それはそれで不安と楽しみが入り混じってました(苦笑)。


レース当日までも週間でもそれほど雨も降らず、当日はベスコンより乾きすぎなくらいで今までのどのレースでも一番乾いておりました。モトクロスコースセクションでのホコリがすごかった。
ま、tetsuはマディ路面が大嫌いですが  今回はtetsu初見でした 成田の新セクションの『たんぼ』と言われるセクションも 『プチプチたんぼ』くらいだったので楽しく走れてよかったです(笑)。

初見と言えば レースも成田も『初』となるのは 岩〇さん。
今年4月にEXCFデビューしましたが 日野の練習での転倒で 鎖骨一か所、肋骨9か所折る重傷を負い 9月くらいまでバイクの乗れない生活からの復帰した強者です(苦笑)。
そして復帰後tetsuと河原練習に行った際の軽い転倒でまた膝負傷して それからレースまでもも一度も乗れず、結局 レースまでにEXCF乗ったのも2回っていう ほぼ全部 ぶっつけ本番の様相でのレースです。
ま、10月にtetsuと林道ツーリング行けているので 大丈夫でしょうという安易な考えです(苦笑)。

また K原くんの方も レース自体も3年前に日野のハッピーエンデューロ 90分に一度出たのみ。レース自体も久しぶりだし成田自体は そもそも練習でも走ったことないので こちらもほぼ初
のようなもの。当初は 90分初級にするか迷ってましたが 彼は生粋の「スリルジャンキー」なので tetsuの助言もあり 90分中級にエントリーとなりました。
ただ こちらは結果的に レース本番では 予想以上の苦戦を強いられることとなったので 若干申し訳なくも思ったり.....



朝6時30分頃に現地到着。
受付始まるまでまだ30分ほどあったので軽く コース下見をしにいくことに。



旧コース側はそれほど変わってなく、逆に以前より路面整備が行きわたり 走りやすくなったのではという印象でした。

こちらは90分中級で使用する ガレ場の入口側。

入り口側は比較的ライン選べて進入できますが 奥に向かって左方に出るようにコーステープで狭められるイヤらしいレイアウトです。

tetsuも日頃 ほぼ練習していない今回のようなガレ場は走行区間は短いながら 出口付近のラインは狭いので その辺で転倒者がいると 回避できずに自分も転倒するであろうと思えたので それがレース始まるまで一番の不安な点でした。
ガレ場で岩選んで途中停止できる余裕があればいいですが そんなものありません(笑)。
それに ガレ場は転ぶと痛いんですもの。岩が相手だからバイクも壊れやすいし.....

ま、そんなこと言っていても Fun・トレールクラスの車両の方がより難しいでしょうからイコールコンディションという点で自己納得させて本番は挑みましたよ(笑)。


下見は 見れそうなところだけ見てきましたが 所謂 『A面』の 旧鴨池の向こう側の山裏やたんぼ他 イヤらしいセクションがある『B面』は見てこなかったので ぶっつけみたいなものですね。
ま、いつもそうですが『なんとかなる』ですが今日はコンディションいいのでハマることはないとは思いますが.......


で、こちら毎度の当日現れるレースレイアウト図。


エンデューロレースって これ見ても全くよくわからないのですがね(笑)

各自受付すまして 3人で写真。


なぜ みな コマネチなのかは不明ですが(笑)。
あ、これを撮ってくれたのは朝から一緒に会場乗り込んだ セロ男組合会長 yossyくんより。
当日エントリーOKならそのままエントリーさせるところなのに(笑)。
今回は応援で来て頂きました!

さてボチボチバイクを降ろします。





その後 午前8時から参加者全員参加の ブリーフィング。


レース当日の再確認事項並びに 各注意事項、変更点等の説明があるので 出席しないと最悪失格にもありますので安全にレースを皆でするための 毎回全員出席必須のものです。



レース順序は最初は午前 9時スタートの 90分初級から。
その後 11時から 岩〇さんエントリーの50分超ビギナー クラス。
午後1時30分から tetsu、K原くんエントリーの90分中級クラスのレースとなります。



90分初級のスタートだけ見て あとは みんなでウダウダとしながら タイヤの空気圧合わせをしたり 早めの昼飯とったりしてました。




10時過ぎくらいから 岩〇さんは自分のレースの為の準備してます。

そんなこんなしていたら 林道部の S部長が愛車のハスクバーナ701ENDUROで 応援に来てくれました。
『成田は遠くて嫌い』と豪語して今回もエントリーしなかった部長ですが 岩〇さんの初レースということで 応援来てくれる辺りは心暖かいですね(笑)。
因みに 部長はその後tetsu達のレースはスタートから2周だけ見て帰って行きました.....薄情です(笑)。

午後10時40分~ 整列開始です。
岩〇さん 初陣です!



ハッピーエンデューロはエントリー順にゼッケン割り振られます。
スタートは成田はウェーブスタート(一列づつ 時間差で) にて ゼッケン順に並びます。
ゼッケン3番の 岩丸さんは最前列。
余談ですが 岩〇さんの装着ゼッケンは 昨年のパワーエンデューロ8耐でtetsuがアイアンマンで装着していたゼッケン そのまま横流し装着です(笑)。ようは使いまわしです(笑)。 多分いい結果出ますよ(願)。
兎に角 怪我だけはして欲しくない(祈祈)。


初レースっていいものです。スタート位置で岩〇さんどんなこと考えているのか?
見ている方が勝手にワクワクします(笑)。
と考えつつも レース観戦の我々側は言いたい放題できるので それはそれで楽しいですが。


日章旗振り下ろしてスタート!


初動からがそれほど激しくなく ビギナーさん達らしいスタートでした。




安全に最初のシケイン突入していく手前までは6番手くらいでしたが 7番手でまずは通過。
ま、あれだけ大怪我した人も ひとまず初レースはスタートできたのにまずは一安心。

一周約 4分くらいで戻って来る感じ。

2周目くらいからレース前半は早くも 6番手争いの4台の集団に入る事に。

いいぞいいぞと観戦側は盛り上がってました。入賞も夢じゃないぞ!


その後 後方にいた#8のセロー250さんに抜かれ集団から後退。
ここらで 部長とtetsuは言いたい放題 岩〇さんを鼓舞します(笑)。
録音していて後で 本人に聞かせたら 怒っただろうな~ って内容です(笑)。

それでも レース後半には #6のCRF125さんとの一騎打ちとなりました。


なかなかインフィールドでは抜けれない模様でしたが レース終盤のtetsu達見ているホームストレートに戻ってきたところで アクセルワイドオープンにて直線でしっかり抜ききることができていました。いや~、レースしてましたよ!
その後 #6さんは集中力が落ちたか 徐々に岩〇さんとの距離を開けられ 無事 そのままでチェッカー!


結果 岩〇さん 完走&無転倒という 第一の目標はクリアしました!
いや~、よかったよかった。

帰ってきた岩〇さんに言ってあげました、
『本番に強いんじゃない?』って(笑)。


正式結果では 岩〇さんは 10位 完走でした。

練習で50分連続で走ったこともないのに しっかり休まず走りきれたこともスバラシイです!


兎に角 無転倒っていうのはいいことです。拍手ですね!


この後 昼休み挟み 午後はtetsu達 90分中級レースです。


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たまには エアクリーナーも見ましょう

最近始動性が悪く、走りの力も弱いとのことでご相談いただいた 常連さま ヤマハJOG。

エンジン始動できて走行もしてこれているのと 実際の車両のエンジン音含め 怪しい感じはしません。

こうなると疑うは プラグとエアクリーナーエレメント辺りからですね。

当該車両は約3万キロに到達する車体。
新車よりプラグもエアクリーナーも交換していないであろうと思えるのでこの部分を見てみました。

ビンゴ、写真はないですが プラグギャップはかなりの隙間が。
火が飛んではいますが ギャップが広すぎなので 色々と問題はあります。

また拍車をかけてダメなのはエアクリーナーエレメント。


こちらは新品との対比。
汚れが少ない部分からまだ若干の空気は吸えるかもしれませんが 雨や湿気が多い空間ですとフィルター自体が目詰まりしてしまって 空気吸えずでのエンジンカブりということになりかねません。

両方交換して 元気に戻りました。
みなさんも車体の調子維持のために プラグ、エアクリーナーエレメント含め 定期点検、整備を忘れずにです。

タイヤのヒビ割れ

原付スクーターのタイヤの 突然の空気抜けでの修理依頼。

見ると タイヤの溝自体はまだ残ってましたが 良く見ると 溝の間に細かいひび割れが....
更にサイドウォール(タイヤ側面)を見ると 全周に渡り 大小無数のヒビ割れが(汗汗)。


タイヤとして終わってます.....

製造年月日はまだ6年ほどでしたが おそらくタイヤの空気圧をマメに点検調整していなかったのでしょう。

このような状態では パンクの元凶を突き止めるまでもなく タイヤ交換となります。
こうなっていると あらゆる箇所からスローパンク(ゆっくり空気が抜ける)ことが想定できますし なにより タイヤとしての性能がゼロですので 普通に乗るのも危険です!

気が付かずに乗られている方も多いですが タイヤの空気圧をマメに見ない人で 経年使用のタイヤは 早期劣化によりこうなりますので みなさん気を付けてください。

セロー250 腰上点検ついで

伊東二輪 セロ男組合の組合長 yossy号のエンジンバラシ図です。


組合長のは 初期型 2005年 キャブ車の セロー生誕 20thアニバーサリーモデル。
かれこれ 約20年選手になりますね。

現在 走行距離は23000kmほどですが ここ最近若干 気になるエンジン音の相談で この姿へ.....


ま、組合長 元々 ハーレーやSRを経て 現在 ドカも乗ってますが どれも 基本 エンジンメカノイズが大き目な車両ではあります。またその音に関しての許容範囲もある程度乗り手側も持ち合わせないと乗れない車両でもありますよね。

それと比べてしまうからか セローはやっぱり現代優等生的位置づけになるので 妙なエンジン異音はやはり気になるようです。

ま、林道であれだけぶっ飛ばしていれば 『こういう音出るよね』って納得もしてしまうのですが(苦笑)。

相談時にtetsuがエンジン音聞いても たまに聞こえる ジャラカチャ音が確かに気になります。
エンジン温度が上がって来ると 更に大きくなるので 一度 エンジンリフレッシュも兼ねて 腰上開けてみますかと。
ついでに カチャ音では近しい音の部類に入る カムチェーンは交換しましょうということで右エンジンカバーも開いております。

で、腰上の状態はと言いますと....

カムシャフト、ロッカーアーム、ピストン、シリンダー共 綺麗で全く問題なしと言える 状態。




ここは予想通りでもありました。
今年の2月頃に エンジンOHした DG31Jセロー250が もっと過酷な使い方されていたのに 腰上は意外とどこも綺麗でしたので。


ピストン脇もトップリング上まででしかカーボン蓄積もないので下への吹き抜けは皆無と言えます。
ヘッド燃焼室のカーボンは距離的にもこんなものでしょう。


今回はバルブ周りは特に問題なさそうなので手を出しません(費用が大分変りますし)。

で、やはり 2月の時と同じ カムシャフト奥(車体向かって左側)のベアリングに回転の違和感があるのも同じでしたので ここはセロー250系のエンジンの持病かもしれませんね。



ということで 交換するのは ピストンリング、カムチェーン、カムスプロケット、カム奥ベアリング、キャブのインテークマニホールド、各ガスケット・Oリング類、ついでに汚かった エアクリーナエレメント ってところです。

ヘッドとピストントップのカーボン除去で圧縮比が元に戻る(若干上がっていたはず(笑))とピストンリング新品効果で エンジンのパワフルさはチャラかと(笑)。


そして この車体の作業で一番時間を費やしたのが

『人生はガスケット剥がしだよ!!』  です(涙)。

シリンダーベースガスケットで1時間30分.....


右クランケースカバーガスケット剥がしで 1時間30分......

ここまでで長編映画くらい一本 観れますよ(苦笑)。

AIロボットで 『必殺!ガスケット剥がし!』ってロボット作ってくれたら購入考えますよ!(笑)。

それくらい 大変なものは大変なんです!!(整備士の方々はみなわかってくれるはず)

そして 終盤の極めつけは エンジン作業着手する最初の段階で これまた取り外しに難儀した マフラーとエキパイの接続部。

ここマジで最初はビクともしなくて 破壊工作しかないかという様相だったんですよ。
この手のマフラー接続部には石綿ベースで形成された筒状のガスケットが入っているのですが、長年この部分を外す行為をしてないと 経年のサビと腐食で 一体化してしまうんです。
そのため おいそれとはボルト類も緩まない、また接続部も回転すらできないというのがよくある話しなんですが 組合長号は近年 一番の大変さでした(汗)。
結果外れたので良かったですが 外すのにも 約1時間かけました......
そんな最初の苦労から エンジン他作業完了して最後にエキゾーストパイプとマフラーを装着する段階で またもこの部分の残ったガスケットに難儀したっていう.......
こびりついたガスケットをバラバラにしながら剥がしたのですが マフラー、エキパイ側共ベースがサビて腐ってこびりついていますのでキレイに剥がれないんですよ!(泣泣)
更に剥がした後も 表面をヤスリで修正しないと新品のガスケットが綺麗に入らないしそもそも マフラーも上手く入らないので 装着まで何回も修正したっていう......

まぁ でも 最後はちゃんと納まるんでしょ、なんやかんや(笑)。

ということで全作業完了、エンジン再始動にて 気になる異音もなく リフレッシュ感が出て良かった最後でした。

組合長、今後はあまりセローくんではどこでも背伸びして頑張らないことですよ。
ドカもあることですし(苦笑)
『セローにはセローの道がある』です!