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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

エンデューロ屋の様相

昨日時点の伊東二輪 店舗前。
伊東二輪は 「外車エンデューロ専門」ではないのですがね......


そんな言い訳通用しない 外車エンデューロレーサー屋の様相です(苦笑)。
何故か 伊東二輪のお客様。エンデューロ車両持っている方々(この写真以外にも複数人いますが)全員 外車です...... 
決して 店長が外車をゴリ押ししているわけではありませぬので(マジ)。

それでもカメラ撮っている後ろと店内には いつも通り ドカが優勢を保ってますがね(笑)。
勿論 ドカ屋でもありませんが!
ウチの影の主力「スーパーカブ」 頑張れ!(笑)。
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998 整備もろもろ

知り合いのバイク屋からの紹介で昨年辺りから 診させていただいている Nakaさん ドカの 998さん。定期的にオイル交換やカスタム、タイヤ交換 と ご依頼されます。それだけ 一年での走行距離も多いようで。
で、今回は ①タイミングベルト交換 ②プラグ交換 ③エアフィルター交換 ④チェーン交換 ⑤リヤスプロケットキャリア交換(520化に合わせて フロントも交換) とまた多岐な内容です。

車両購入時に タイベルは新品とのことでしたが 約2万キロ使用して 結構クタクタ(というか硬化?)していました。良いタイミングでの交換でした。

そしてエアフィルター交換。

外したダクト内にあるのですが、この内部構造がこの外観からは思えないくらい 大雑把な造りでして。フィルター抜くのに このBOXを二分割にして出すのですが 地味にこれらを止めている 小さい木ネジ を緩めるのが疲れること。しかもこの部分、むやみやたらに緩めたり締めたりすると 樹脂が割れて大変な事にもなります。っていうか、タンブリーニ916系はこの部分 定期交換推奨部品ですので。
それにしても 大雑把というのはこういうところ。

ダクト本体にフロントウィンカーが装着されているのですがこの写真のように内部をなんのガイドもないまま素の配線のまま反対側に抜けてます(笑)。
吸入抵抗 関係なし! って感じでしょうか?(苦笑)
こういうノリの部分...... 結構 tetsu 好きです(笑)。見えないところは手を抜いているのとはまた違った感性とでも言いましょうか(笑)。
っていうか、ドカもKTMもtetsuの見る欧州車は 配線の取り回しとか収束の仕方がいいも悪いも 雑です(マジ)。
NAKAさんのフィルターは、他でよく見る粉砕とはなる感触もなかったので優等生にて交換でした。

そして チェーン、スプロケ交換です。

リヤのスプロケキャリアを交換ですが、純正の場合 リヤのスプロケットの構造上 交換が容易ではないのと そもそも別の歯数に変えることが出来ないので レースで使用の場合等を想定して この部分の構造体ごと交換するのが主流です。その際にさらに 525の太さのチェーンを520化するというのも定番です。全体的に軽くなりますし、フリクションも低減されますので。
tetsu996R号もやってあります。


なかなか見れない リヤスプロケキャリアを全撤去した図。エキセントリックなハブ構造が分かります。
そして肝心の交換後の写真を撮り忘れたので 代わりにtetsu996R号の同じ部分の近影。

スプロケットに純正にはないナット留めの箇所がありますね。これでセンターハブの部分のキャリアだけ残して 外側のスプロケのみ取り外せるようになるのです。

全作業完了して無事NAKAさんに納まりました。また元気に距離を延ばすことでしょう。

やっぱり かっちょええ!

半年以上ぶりに店の奥から引っ張り出してきました tetsu996Rです。
今年で 新車より 丸20年目の愛機ですね。時がたつのは速いもんだ........

そして これまた久しぶりにエンジン始動しました(苦笑)
やっぱり かっちょええ~の~
エンジンかかっているの眺めながら そう思う、自己満足120%になっているただのオタク店主でした(笑)。

燃料ポンプが動かなくなったけど.......

常連さまyuzaさんのドカの999さん。先日 自宅でエンジン不始動に陥って レッカー搬送。お話の限りでは「燃料ポンプ動いてない」とのこと。この手のドカは メインキー入れますと 燃料タンク内のポンプ作動音が「ウィーン」ってしますが それが聞こえないとのこと(汗)。

ドカに限らず 国産もそうですが 燃料ポンプはモーターなので 突然死することもあります。が、Yuzaさんの999の燃料ポンプは交換して間もないので あまりそんなことは.....とは言いながら 新品不良ってこともあります。 工業製品ですからね(苦笑)。
昔 新品プラグがダメなんていうのも2度ほど見てますからね、tetsuは。

車両を前にして まずは導通点検。ポンプリレーも働いてますしポンプ手前までの配線には問題ないようです。そうなると その先は燃料タンク内。
試しに テスト用のポンプユニットを繋いでみたら「 動きましたよ~~(泣)。え~~~!これって(汗汗)と悲痛な悲鳴をあげつつも まずは原因究明せねば。


ということでタンク内から取り出した燃料ポンプユニット。916以降のドカSBKのタンク内には形状違えど こんなのが装着されてます。ひとまずユニット内の導通チェックしているとポンプの最終的につながるカプラ部で導通あったりなかったり???。試しに 999の方のポンプのみを取り出し お店のテスト用の方と交換してみてテストしたところ 「ウィーン」と回りました~~~(謎)。ポンプ不良ではない......かと?
そこで 先ほど怪しかったカプラを再度外して刺し直して 999の方にテストポンプ入れてみて同じく作動点検したら 「ウィーン」とこちらも動きました。勿論 元に戻しても動きました。
ということで このカプラ部が怪しいということで 内部平ギボシを交換することに。
以降 数日店内預かりにて作動テスト、始動テストしてましたが問題ありませんでしたので yuzaさんにお戻ししました。これで何事もなければいいのですが。

こういうのも たまにアルアル

初見の ご近所のヤマハ VINOさん。車体的に 2015年辺りのもので 新車からまだ6千キロ。セルが回らないので バッテリー交換したけどやはり セルでは始動しないということでご来店。
ブレーキランプも点灯するのでスイッチも生きてますので それ以外ですね。

この手の案件は なぜか原付やビッグスクーター系に多いのですがブレーキスイッチ関連も多いのですが、それ以外で 最初に思いつくのは 「スタータスイッチ」でして...... スイッチの接触不良に陥っている車両が80%~90%です。
当該車両も バッテリーは問題なく やはりスタータスイッチを押しても リレーが働かないので そもそもリレーに電源が行ってない可能性が高いので やはりスターターのスイッチ部の接触不良と推測されます。

で、接点潤滑剤等で復帰することも多々ですが 復帰しないもしくは復帰してもすぐに始動できなくなるパターンも少なくありません。この場合 素直にスタータスイッチ交換となります。

今回の車両は接点復活を試みても 全く反応しないので スタータスイッチホルダーをバラしまして 内部にて導通チェック。やはり電源がスイッチ押しても導通しません。別方法で直結して初めて セルでエンジン始動しましたので スタータースイッチ不良決定でした。


で、新品来ましたが スイッチ部分の内部構造がちょっと変わってましたね。ヤマハも 対策してきたのかな? 以前あった燃料ポンプ不良多発の時のように交換してもまたダメ.....なんてことにはならないで欲しいですね。