今週のドカ達④
ステアリングステムの上下に入っているベアリングですが よくある段付き消耗している雰囲気。オンロード車は比較的逝きずらい傾向ですが アメリカンやオフロード車は距離相応に顕著に減る傾向だと思います。車体構成が大きく関与しているのでしょうか。
オンロード車はオフロード車(オフ使用)ほどの消耗度ではないですし、保管環境や適度な稼働環境ならロードバイクのステム周りは結構もちます。勿論 エンデューロレース車両のように 一年に一度くらいグリスアップすればもつのでしょうが ロードバイク、特にカウル付き車とか外すものも多いし フロントアップさせておくのも色々と大変だし それに係わる費用もあるのでおいそれとはいきませんね。グリスアップするならそのまま交換推奨ですし......
ドカ系はアンダーフレームもないので結構この作業は 重作業です。ま、国産のSS系も同じことですが(苦笑)
今回は オーナーご本人は気がついてませんでしたが(結構このパターンが多いです) 車両預かり時にtetsuが車体押し引き時にハンドル違和感に気が付いた次第です。
アッパー側もアンダー側もグリス腐り切れ切れのレース段付き状態でしたね。
これくらいになっていると走行時、ライダーが気が付かないうちにかなり腕に力が入ってしまい(スムーズなハンドル操作ができないので)走らせるだけで疲れたはずです。
この辺りの年式は一度交換してない車両はどこかのタイミングでベアリング入れ替え作業をやっておいたほうがいいと思います。
そしてまだまだ祭りは続くのです(泣)
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