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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

アドレスV125 諸々修理

ご近所さんですが初ご来店のお客様からのご依頼です。伊東二輪 得意の(笑) アドレスV125さんです。一週間ほど乗らなったら 始動不能になったとのことで押して持ってこられました。みて診たら セルスタートが重く FIランプが三回点滅を繰り返します。バッテリーが弱いですね。ご本人 キックでも始動できなかったようでしたが、tetsuがキックしたらなんとか一発でかかりました。
アドレスV125はキック付いていても 点火自体がバッテリー点火なので、弱ったバッテリーではキックでも始動できません。ですが 知らない人はキック付いていれば永遠とキックしますよね(涙)。
V125は基本的に バッテリー電圧 11.5V以下では点火できなくなるので 弱ったバッテリーは要注意なのです。
で、バッテリー交換となるのですが当該車両それ以外での問題もありまして.....リヤタイヤが丸坊主(バースト寸前です)なのと しばら~くエンジンオイル交換もしていないという.....
特に リヤタイヤは一番の必須状態でしたので 強く交換を推奨して お客様も納得で タイヤもオイルも交換となりました。



で、外したタイヤ。 立ちます(笑)。くらい 四角に減ってます。

オイル.....ゲージに着きません.....(汗) よく見る光景ですが......

抜いたら 全容量約 1Lの半分ほどしかなかったです。(汗汗)
これもV125に限らず 4スト原付全般に言えますが、むやみにぶっ飛ばしている人は 4ストでもエンジンオイル減りますので!! 車両状態にもよりますが 大抵はエンジンが壊れているのではなくて「乗り手の走り方」で減りますので。それが続くと 機械的に壊れて行くのが早くなる原理です。心当たりある方は 早め早めのオイル交換ですよ。そのためにも定期的にバイク屋さんで点検してもらうことが一番です。
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Today キャブレターバラし

2007年までのキャブレターのホンダ Todayさん。走行中 突然 エンジンの回転が上がらなくなったということでの依頼。停止状態で空ぶかししても 回転が上がるどころか アクセルに着いてきません。しかし エンジンの始動性、アイドリングは安定しています。ので 吸気系か排気系になにか起こっている可能性が。マフラーの出口に手をやっても しっかり排気されている模様。
ということで 吸気側が濃厚なので まずはキャブレターをバラして見ることに。

バラしたキャブですが フロート室は見た目キレイですが、ガソリンの溜まる フロートチャンバー室が汚れてますね。ジェット類を取り外してみましたら、メインジェットを半分ほど塞いでいる ゴミ発見。これが吸い込まれて留まってしまったのが原因でした。

どんな経緯で細かいゴミが入ったかは不明ですが、歴代 カブとかでも 調子よく走っているものでもキャブをバラしたら 超腐っていたなんていうのもあれば、エンジンの吹けが悪く 今回のようにキャブをバラしても何事もないようにキレイ.....でも 実際はジェット類にゴミが引っかかっているなんてこともありますので あなどれないのです。あまりないですが、これがインジェクション車での インジェクター詰まりとかになったらもっと解りづらいんですよ。それ考えると こういう点ではキャブはやはり楽です。
キャブもFIも一長一短です。とtetsuは思いますが。

話はそれましたが、結局 キャブOHして フロート室パッキンが少しヤレていたので交換したいところでしたが 部品をとっている時間もなかったので 液体パッキンを硬化させて代用にて組み込み始動。問題なくエンジンも吹け上るようになり 試走でも非常に調子よく戻りました。

スペイシー125 タイヤ交換

こちらも大田区よりご利用頂いているお客様車両です。スペイシー125さんですが タイヤ交換依頼ですが これまたよく見る光景ですが 使い過ぎてますよ(汗)。


別件で本日 定期オイル交換でやってきたアドレスV125さんは 同じく定期点検にて前後のタイヤの空気圧チェックにて 妙にリヤだけ空気圧が低かったので その場でパンクを疑ったら、案の定 釘がタイヤセンターど真ん中に刺さってました。この人のタイヤはまだ6分山ほどあったので 刺さってもそれほど極端に空気が抜けなかったですがもし この写真のようなタイヤであったら その場でバーストでしょう..... 勿論 パンク修理も不可ですし。
そうならないためにも定期点検でタイヤの残山も確認しましょう。もちろん タイヤの空気圧点検でご来店いただければ その場でどの程度の減りか確認できますので。皆さま ご注意を。

何キロ使用のプラグ?.....

ご近所さん 新聞屋さんカブ エンジン不始動 修理依頼です。
とはいえ 当該車両 メーター一回転の 16000km!=116000km 走行車両です。流石の世界のカブもここで終了か.....という感じでしたが 、この車両は丁寧に乗られる方がほぼ ず~っと乗って来られた車両ですので 突然 エンジンブローもあり得ません....
ですが 流石にこの距離。キックも軽く踏めてしまいます(圧縮が低くなってますね)。何度か蹴っているうちに たまに かかりそうな爆発は感じます。
「圧縮が低いわりにはかかりそう」な感じなので ひとまずプラグをみて診てビックリ!


プラグの電極がほぼなくなっておりました(汗)。左が着いていたもの。右が3000kmほど使用のプラグ。このプラグ、3万キロ以上は使っていますね.......
新聞屋さん仕様なので エンジンかかっているかぎり特にプラグも気にせずここまで来てしまったようで。お店のテスト用プラグで一発で始動。よくぞここまで点火していました。
新品プラグに交換して 即復帰できました。