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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

切れる前と切れた後

今年は ドライブベルト記事が多いような......
今回は どちらも管理顧客様のものですが。



こちらは 通勤使用の スズキ アドレスV100さん。最近 加速時等にスムーズに行かないような症状が出て来たとのこと。前回はそれをほっぽっておいて ドライブベルトが切れてしまった経緯があったのでオーナー様も今回は早めの診断に持ってこられました。
案の定、ベルトも経年走行で緩み気味でしたが ウェイトローラの偏摩耗とランププレートの偏摩耗の方が大きな原因だったのでしょう。どれも 新品交換して事なきをえました。



かたや、こちらは 近所の新聞屋さんの ヤマハ ギア。新聞配達中に切れてしまったの図ですね。お仕事バイクなので他の車体含め 走行距離による整備状況管理を出来る方がいるといいのでしょうが.....
こうなると スクーター等のベルト駆動は走れませんので エンジンはかかるのに走らない 謎の乗り物になってしまいますのでね(悲)こちらは現在部品待ちです。
しかも これは綺麗に切れている図ですが、高速走行中に切れた場合は他にダメージが行くこともありますので 単純に「切れた」だけではすまない事もあります。

なので、スクーターに乗られる皆さま、特に毎日の足の方は この部分は走りに直結しますので しっかり管理するのが吉です。
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KTM250 EXC-F お嫁に行きました


tetsuの 昨年後半の エンデューロ参戦 事前練習及び 研究素材としても活躍頂いた 初代愛機がお嫁に行きました。伊東二輪林道部員のワタリくんに嫁ぎました。
2011年の KTM250 EXC-F Sixdays キャブ最終型 。入手時、3300km。今回渡すのに 3800km。500kmほどtetsuが走らせましたが ほぼ河原鍛錬のみですが KTMのエンデューロレーサーとしての素質を存分に教えてもらいました。今は 2016年のハスクFE250を主戦闘機として使ってますが 実際 こちらのEXCFで十分以上の戦闘力と知り ハスク導入もいらなかったのではとも思いましたくらい 良い車両でした。

tetsu入手時にも一通り整備しましたが、3か月ほど  河原鍛錬に付き合ってもらった車両でしたので 再度要所は整備して お嫁に行ってもらいます。



ステム周りもスイングアーム周りも グリスが切れていることはありませんでしたが やっぱり レーサーですのでここらを綺麗にスッキリするのは気持ちいいものです。

ワタリくんがしっかり可愛がってくれることを期待します!

鈴鹿 ライダーもなか

久しぶりの お客様からの差し入れネタです。
25年来お客様がご実家に帰省した際に 「これはテッちゃんところに買って行かねば!」と見た瞬間に思ったそうですが........ 
この方 前回ネタでは ハンマーでも割れない 忍者の非常食「かた焼き」を持って来てくれた方です(苦笑)

怪しげな 絵柄のこのような包装紙に包まれ。




裏の品名は 鈴鹿の駿風 ライダーもなか」なるもの。鈴鹿界隈では有名らしいですが、tetsuは初めて見ます。



箱を開けると こんな感じで。


真面目にモナカが カフェレーサー時代のバイクとライダーの造形です。


色々考えるものですね。お味の方は 甘すぎず美味しい アンコが入った モナカでした。
ホンジョさんいつもいつもありがとうございます。

カブのウィンカースイッチ交換

ご近所、新聞屋さんのプレスカブさん。最近 ウィンカーの出が悪いとのこと。これは カブ系では昔から定番 箇所の部品交換です。


2010年までのスーパーカブ系は 昔からの基本構造を変えずで来てますので、大多数の大型バイクのような左側にウィンカースイッチがあるのではなく 右側にあります。しかも 左右切り替えは 上下のスライド式です。
この構造には諸説ありますが、一番納得できるのは 昔は片手でお蕎麦運んだり、新聞をポストに入れやすいようにってことで 左手を走行時でも使えるようにするのが目的らしいですが.....
このスライドスイッチの多用で 内部のスライド接点がガタガタになってしまい 最終的に今回のようになる物が多いですね。



以前は 内部接点の復活とかこの状態からやってみてましたが、苦労の割りに 復活力がなく 挙句に 裏側のスライド部分を組みなおす方が大変だという検証の結果、今では もれなく 部品丸ごと交換します。
勿論 新品に交換してバッチリ治りましたよ。

JECライツなるものに出てみました

最近 メッキリ記事で多くなった オフレース関連の内容です。「真面目にやる」と宣言したからには 色々この世界の情報も書いていかないと(個人ネタですから(笑))。


ということで、昨日4/14は 午前中だけお店を閉めさせてもらい、 群馬県の日野カントリーオフロードで開催された「JECライツ」なる レースに出てきてみました。日本のあらゆるモータースポーツレースの主団体 MFJ(日本モーターサイクルスポーツ協会)が主催する オフロードレースです。レースと言っても ライツは体験レースなので ポイントも関係ないですが 入賞者はちゃんと表彰もされるし、なによりそのルールが 本来の選手権形式と基本同じ 「オンタイムエンデューロ」方式というところが 体験レースの意味合いですね。

2週間前に出場した WEXは全く違う団体で レース進行自体も全く違います。
これらの色々な部分は割愛して後日なにかの機会に説明しますが、今回は 伊東二輪より S部長も参戦。
クラス分けがあり、部長はBクラス(中級者)にエントリー。tetsuは Cクラス(初級者)にエントリー。しかも tetsuはこの日野カントリー自体 初走行っていう...... 

朝の車検が終わると バイクを決められた場所に預けなればいけないのもルール。
午後に ポイント対象の JEC東日本選手権があり そちらの車両も同じく 朝の車検後ここに預けますので この台数です。ロードレースでは考えられないくらいの台数で走るのも特徴です。

この中に tetsuのFE250、部長のRR2T250がいますが.......

なのでパドックでは 部長の写真はあっても バイクとの写真はないっていう(笑)。
ていうか 朝一で撮れって? いやいや tetsu 午前3時に東京出てやってきてますので。
車検が朝の6時30分~7時ですので......すみません(笑)



で、下の写真は「なんだ バイクあるじゃねーか」って思われますが これ既にライツレース途中の自分のFEの写真。tetsu レース中ですが....なにか?(笑)
このレース、レースするルートの中にパドックがあるのです....

ロードレース上がりとしては不思議な光景です(笑)。ロードレースでレース途中 パドック通るなんてありえないので(苦笑)。
この写真撮った後も またレースへ.....って感じですが 初級だからこんな余裕があるだけですので(苦笑)
部長もレース中ですが与えられた時間が違うので初め以外 最後まで会わなかったですね。

で、順位の着け方もルールを説明しないとですがルールがちょっと複雑なのでこれも割愛(笑)。体験レースと言えど 順位はつきますので結果はというと S部長は Bクラス 13台中、7位。惜しくも 6位入賞逃しました(残念)。一方 tetsuは Cクラス 34台中 11位と 本人的には納得の結果でした。
今回もtetsuは 本目標は「完走!」。裏目標が「全体の半分内フィニッシュ」。更に裏の裏目標が 「転倒回数 3回以内」。だったので どれもクリアで 結果満足でした。
何と言っても 今回は 一度も転倒がなかったのが良かったです。前回 WEXの時は 無駄な転倒が多すぎて情けなかったので......
とは言いながら 「おわっ!」っとなってこらえたのが数回あるかな....苦笑。
それと 登りの倒木ルートでラインを間違えて入ってしまい フロントは越えれたのですがリヤがハマってしまい それが越えられないのをそこで転倒していた別のライダーさんに助けてもらったっていうのが申し訳なかったです。その方のゼッケンを見てなかったので この場所で あの方に「ありがとうございました!」でした。

ま、初ライツ 結果 二人とも楽しめたし怪我もなかったので良かったかと。

ということで レース後は さっさと片付けて tetsuのみダッシュで東京に戻ってきて 午後3時からお店開けて お仕事もちゃんとしました。S部長は 午後の東日本選手権の見学をして残っていました。招待ライダーのIA(国際A級)の方たちの走りは異次元だったそうです(納得)。

ということで 着々と 8耐に向けて 経験値をあげつつ エンデューロレースが面白くなってきたtetsuでした。