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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

999のヘッドライト球交換

ユザ様の999、一年点検です。そのついでに 最近気が付いた ヘッドライトのロービーム切れ修理もします。大抵は 球切れが原因ですが。

999はハイ、ロー共 プロジェクターランプですが 球を脱着するまでに結構な部分まで取り外していかないといけません。外装外していきこんな状態にしないとです。カウル外さずでもロー側はできなくはないですが作業能率超悪いのと他の部分が破損しそうなのでNGですね。
これでもまだロービーム側で 写真下側の球なのでライトステー下側のカバー外してアクセスできますが、ハイ側切れたら 更に大変です。手が入らないので ライトステーを分解となります(汗)。
因みに 北米仕様だと、ハイビームが下側に ロービームが上側になっているのですが(理由は不明) 実は ユザさんの999、納車当初はこの設定になっていたので本来北米仕様のようです。納車前に本人の意向(見た目で)でハイ側とロー側を入れ替えて欲しいという要望で上下入れ替えてありました。今回はそれが助かりましたね(苦笑)。
結局 球交換で修理完了でした。どうか ハイビームは切れないでね(願)
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パンク修理は絶対ではありませんので

tetsu家号に ドカ M800があるのですが、たまには走らせないとと通勤に乗ってきましたが やたらと重い。本来 M800は取り回しも走りも軽いのがいいのに....
朝 押し引きでも重いと思いましたが。しばらく空気圧見てないわりにも重いので調べてみましたら、フロントは 経年月日なりですが入ってましたが、リヤが0.8キロという表示に。
どこかパンクしてます。タイヤの山はまだまだあるのですが スタンド立ててグルっと見渡しても何か刺さっている形跡はないですね。空気圧5キロくらい入れても 抜ける音も聞こえませんし。
で 噴霧スプレーで石鹸水をかけて行き パンク箇所判明。

元々パンク修理してあった箇所でした。これも当所は疑ってまして、こういうのたまにアルアルなんです。チューブレスのパンク修理には多々方法がありますが、大多数は 表面から修理剤を差し込んで埋める方式です。伊東二輪もこの種で修理です。ガラス等でタイヤが裂けてない限りパンク穴からの空気漏れは収まりますが タイヤの摩耗と共に再度漏れるものは多いです。稀に今回のようにタイヤ摩耗以前に 経年使用により 修理箇所自体から再度漏れてくるケースがあります。(元々に開いた穴の角度によるものも大きいですが)
表題にも書きましたが、パンク修理は絶対ではないと思っていた方がいいです。応急的に走れるようになるものですので 山があるタイヤはまだしも、山が少ないタイヤでは早めの交換が望ましいですね。
特に 大型バイクでぶっ飛ばす人は要注意ですよ!
今回は ひとまず走れないと困るので、元の修理剤引き抜いて 再度パンク修理剤にて 修復しました。
近々でタイヤ変えないとです。

Today クラッチ減り

10年来お客様の通勤Todayさん。最近 低速時からの加速時に振動が大きくなってきたとのことで 一日診断。どうもエンジン本体や車体の問題ではなく、駆動系のような振動です。


早速 左エンジンカバー外して まず目についたのは ベルトの一層目が一部めくれてしまっている。
しかし その割に ベルト内側のコグ(溝)部分は亀裂もなく しっかりしてます。偏った伸びによる振動ではないようです。ドライブプーリーも距離のわりにしっかりしてます。
で、ドリブン側をバラして発覚。


遠心クラッチのシューが減り切ってしまってます。これが振動の原因ですね。これだけ地金部分が出てしまってますので当然 受け側のアウターも傷傷です。修理することはできますが、こういうパターンでは この先の費用対効果をよく考えて 行動しないと 次から次にと修理がかさむ場合もよくあります。
やはり通勤スペシャル使用な方は マメなメンテをしてない限り 車両が壊れたときに多大な出費になることもありますし、そもそもそれで治らない場合もあります。
ある一定期間での車両変更というのがベストかとも思います。

今日の色々



本日のメニューは、プレスカブ 前後タイヤ交換。プレスカブ チェーン交換。エイプ100 チェーン、前後スプロケット、リヤタイヤ交換。アドレスV125 オイル交換。その他 自賠責保険加入 3件と 相変わらず色々満載な一日でした。
こういう日は レギュラー作業がすすまないのが難点ですが.....