スーパー林道中2018 三日目 前編
で、前回のアップから間空きましたが、最終日3日目です。
事件がありすぎて前編、後編わけます(苦笑)
この日は最終目的地の 秋田県の真昼岳林道目指すため まだここから 200kmほど北上していきます。勿論 その間にも数個の林道を交えていきます。
朝出発の際 ホテルの駐車場で荷造りをしているときに トラブル発見。
O氏の690ENDUROの下に オイル痕のようなものが..... 手で触ってみると、やはりオイルです。
下からエンジン下部を覗き込んだらフレーム下部を覆っている樹脂ガード左下部に大きな傷がついてました。そのガードをつたってオイルが垂れている模様でした。ヒドク漏れている感じでもないので、ひとまず そばのガススタで燃料入れて すぐのコンビニでみて診ることに。
樹脂ガード外してみたら エンジン左下部がオイルまみれです。よく見ると 左エンジンカバー下部、丁度樹脂ガードの大きな傷の上にあたる部分に 数か所クラックが入っていました(汗)。本人は身に覚えがないと言っていましたが、どう考えても前日の後半の林道でヤラかしているはずです。かなりの大きな岩にヒットしていないとこうはならないでしょう。跳ね石ごときでは.....そうでなければ前日の走行中に既にオイルが漏れてきていたはずなので......
ここで初日にtetsuのブーツを修理するために買ったパーツクリーナーとペーパーウェスが役に立ちました。時間があれば近くのホームセンター(やはりコメリか)を探して応急修理できるもので直すところですが まだ本日の先の予定もあるのと この状態ならヒドイ漏れではないのでオイル量だけ気にしていれば走って帰れそうでしたので 出来る範囲の応急処置だけして、残念ながら O氏とはここでお別れとしました。まぁ 元々本人は翌日の仕事の事を考えて 最終日は最初の林道だけ走って 先に解散する予定だったのでそれほど変わらないのですが。
O氏と別れ 数キロ走ってこの日の一本目の林道へ。ここでの写真はないですが 後続 フジ氏DRZが一度転んだらしいのですが この転倒が帰路後の悲劇につながっていたとは......
その次の林道は地図には載ってませんでしたが 事前に地図を見ながらなんとなく「ここ林道じゃね?」って感じで入っていったのが正解でなかなか長い林道でしたね。途中 分岐がどちらの方向か分からなかったのですが、偶然そこに居合わせた地元のジムニーさんに正解方向を教えてもらい無駄足を踏まず助かりました。
この林道を出てからは 国道398号を北上、栗駒山をかすめて更に 国道342号で北上!この間 舗装路を約60キロ移動でしたが その間にあった信号 一つ。追いついた車が なんと 1台!っていう。しかも そこそこの中高速ワインディングの連続もありで超快適移動でした。ドカなどの大型バイクで走ったら楽しそうでしたね。
次の林道入る前に休憩。ここでは元気なミヤくん690ENDURO Rでしたが......
そして、3本目の林道は秋田県から岩手県の県境を越える 南本内林道へと。この林道が今回一番 路面の荒れ度合と合わせ 路面が川になっていた林道でしたね。適度に荒れていて緊張感もあり楽しかったですが ここでミヤくんに痛い事件が。
地図上では18kmほどある林道。進入当初は 少し岩がゴロゴロ系な感じでしたが数キロしないうちに荒れてきて 次第に川路面と化していきました。今回は道中の林道、濡れてないところはないくらい 随所に水が流れてましたね。途中では 通過路面を見極めないとハマッてしまいそうな部分もあり この間で後続とも離れていってしまいました。tetsuとS部長が先行してしまい 後半辺りに入った辺りで 後続を待つことに。 しかし 5分ほど待っていても一向に来る気配がしません。これはなにかありました。
ということで二人で狭い林道をUターン。としばらく戻っていくと 下ってくるミヤくんに遭遇。しばらくして フジくんも。話を聞くと、ミヤくんが大転倒して 右膝を強打したらしくしばらく動けなかったとのこと。なにやら脇の石に気が付かなくて 人間だけ前に飛ばされて、まんまと膝プロテクターの無い部分を打ったという....なんともツイてない......
↓その直後の写真& 赤矢印な石が要因かと.....
690の重さが負担になりそうだったので、ひとまず休めそうなところまで 一番楽そうな車両に ミヤくんを載せることに。tetsu号、フジ号はどちらも大きく 重いので必然的にS部長CRMということに。S部長に690を乗って行ってもらうことに。
途中の渓流の橋辺りから路面も安定してフラットになってきたので ここで休憩。ミヤくんは大分痛いようでしたが 心は折れてませんでしたね。とはいえ この先残りの行程を行くのもこの足では無理ですので ここで無念の離脱決定へと。
ミヤくんには悪いですが、この渓流はキレイでしたね(笑)。
後編に続く