SRX-4 修理
ご近所さんお住まいの方からの修理依頼でした。今ではかなり珍しくなった ヤマハ SRX-4さん。1987年~辺りの 2型になりますか。オーナーさんは若い方でしたが この車両が乗りたくて乗っているという なかなかいいですよね。
SRX-4と言うと、tetsuの印象ではかなりの好印象の ハンドリングマシンでした。自分で所有してないけど バイク人生で乗って楽しいバイクの上位5台に入ってきます。
今回 不幸にも自転車の飛び出しを避けて 自身転倒してしまったということ(そのまま自転車は行ってしまったらしく 本当に可哀そうでした.....)。右に転倒しており、フロントブレーキマスターシリンダーは根元から折れてしまっていたり、ハンドルもかなりの角度に曲がってしまっていたり、ウィンカーが前後折れてしまっていたりと 人間が怪我しなかった分 バイクが全部負ってくれた典型パターンです。
SRX-4はメーカーでもかなり部品が廃盤で入手しづらい車両です。ただし、今回のブレーキ周りに関しては 元々 社外のニッシン製が装着されていたこともあり、同じく 同型新品で修理可能。またウィンカーも社外だったので同型ご本人持ち込みで交換。ハンドルは純正ノーマルだったのですが、この頃のSRXの純正ハンドルはアルミハンドルなのでおいそれと修正できません。とはいえ別になるハンドルも入手に時間がかかるので ひとまず 修正できるだけtetsuが修正して それほど違和感ない程度には戻せたので(それでも曲がってますが)程度いい中古が入手できるまではそれで我慢ということで了承ということに。
フロントブレーキディスクは転倒の際に曲がったということよりも、オーナーさんのお話聞いていると 随分前から曲がっていたようで 押し引きでも結構分かる度合いだったのでかなり曲がってましたね。
分かりづらいですが、上段の写真の黒く線が付いている箇所がかなり(1mm以上)振れてました。
こちらは新品で サンスターさんのリプレイスが入手可能でしたので 交換OKです。あ、余談ですが SRX-4のブレーキローターは前後とも ドカの1991年以降の900SSと同じなのですよ。ということは年式からして ドカが後からこのサイズを真似たということでしょうか(苦笑)。ま、共通パーツが別メーカーであるっていうのはいいことですよね。
ひとまず形になり オーナー様に納車できました。今後とも気を付けて楽しく乗ってください。
PR