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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

O2センサー故障

お客様の 2016年式のヤマハ JOG50さん。エンジンエラーマーク点灯により入庫。

この手のヤマハ原付はエラーマークの点滅回数である程度の診断ができるので便利です。
で、調べたところ 「O2センサー異常」とのこと。

この年式のJOGにも近年のインジェクション車特有で装着されているO2センサーがありまして 大抵マフラーに装着されております。
O2センサーとはなんぞやと思う方に簡単に説明。
排気ガス内に発生する CO(一酸化炭素)のO(酸素)の部分の濃度を計測したデータをECUに送りその都度 エンジンの発生するCOを排気ガス基準値内に保つためにECUが燃調を変化させて 最適な 空燃比(空気対燃料の比率)を維持するために必要とされるセンサーです。

O2センサーが装着されている車両の場合 これが故障しても 走れなくなることはありませんが、セーフモードと言われるモードにECUが移行して最低限走れる状態にはなります。通常は燃調を濃い方向に命令を出すようです(とりあえず燃料濃ければ薄いよりエンジンは壊れないので)。でも そのまま走り続けていいわけではないので今回のようにセンサー交換となります。

取り外した JOGのO2センサー。これで約2万しちゃうんですがね.....
お金かかっている部品なのです......

昔のバイクはこういうのなかったかわ余計な物が壊れなくて済んだのに....と思ってはいけません(苦笑)。
時代の流れで温暖化の対策をしていかなければいけない先々なのでね。
交換して 無事エラー発生もなくなり納まりました。
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