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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

DB3との闘い 其の1


先日、「ビモータ」の洗礼の話題を挙げた、DB3さんのスタータワンウェイクラッチの交換の顛末です。

前回、スタータワンウェイクラッチが収納されている側の 左ケースがフレームに干渉して外せないというところで 「悪あがき」をしてみるところで中断しとおりました。
こういった作業は、やり始めたら ある程度の方向性まで進めたいので、その後他の作業とのバランスを見ながら、先週 慣行しました!
まずは、頭で考えていた 「半分だけ」エンジンマウントを外す方法に出てみました。
DB3のフレームはダイヤモンドフレーム方法ですので、ドカのトラスフレームと同じく エンジンがフレームの一部という手法をとっております。この場合、大抵 エンジンの前側と後ろ側にフレームと結合するエンジンマウント部があります。

写真の赤丸部分が前側エンジンマウント。黄色丸が 後ろ側のエンジンマウント。
前側は緩めるだけにして この後ろ側のエンジンマウントだけ抜き去り、リヤ側のフレームを持ち上げられるだけ持ち上げてみることにしてみます。
とはいえ、リヤサスはフレームから外さないといけないですし、スイングアームはドカと同じくピボットレスフレームなのでエンジン直付けなので 色々な状態を顧慮しなければ作業できません。因みに こういう時はエンジンを固定するために ドカ専用のエンジン台が活躍します。
なんでこんな回りくどい手法になるのかは、ビモータの外装の付き方やエンジンのフレーム搭載方法が 「修理屋泣かせ」な構造に由来してます。兎に角、この外装類もおいそれと外すのは大変なのです。因みに、普通にバッテリー交換の 工賃と言われれば......国産ユアサの搭載バッテリー代と同等くらいはいただきたいくらいなのです(2諭吉以上くらいですか....)
こんなビモータさんなので、万が一 エンジン下すことになるようなら ついでにエンジンも開けておきたくなるのは解ってもらえますよね.....
話はそれましたが、この手法でも随分大変なんです.....文面で説明するのは大変なので....
「大変なんでした」だけ解ってもらえれば......(苦笑)
この手法で フレーム裏側に近接していた エンジンケースカバーのヘキサゴンボルトが緩めることができました。もう少し持ち上げられれば エンジンカバー取り外してフレームも回避できそうです.....
が!!ここで左エンジンカバーをを取り外しにかかって思ってもみない新たな障害に遭遇しました!(泣く).......つづく
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