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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

900SS車検他修理 (一部予定外) 其の二

前回の続きです。

①「さようなら クラッチたち.....」編

もうこの部分は壊滅でした(汗)。ドカの通常車検整備では、基本 セミオーバーホールにて状態確認他微調整にて完了できますが 今回はクラッチドライブプレートはバラす以前に終了しているのが一目瞭然。いざ バラしてみると、アウターハブのドライブプレートが接触する部分もかなり削れてました。それよりも「こんなところまで~」とビックリ唖然したのは.......
クラッチインナーハブの破損でした。完璧な 整備スパン無視での結果でしたね.....



残念な結果でしたが、本人様には 改めて ドカに「放置プレイ」は無理というのがわかったようです。アウターハブは本人友人から貰った 中古アウターの方がまだ程度が良かったので当面そちらを使用することに。これに新品クラッチプレート一式を投入するのも気が引けるので(笑)、tetsu手持ちの中古クラッチドライブプレート一式を投入することにしました。これでも定期点検、調整していけば 1万キロくらい大丈夫でしょう。インナーハブだけはそうそう中古もないので、新品投入します。しょうがないですね。

②「スプロケットの手裏剣」編
 
ここも預かり当初に 見た目で速攻交換指示部分でした。写真であらためて思いますが、「よく折れなかった」ですね~。こういった状態のリヤスプロケットを車種問わず 一年に 数台見ますが 中には本当に数本折れているのもありますね。回転部分ですので危ないので、チェーン調整含め 定期点検してくださいね。前回は全オーナーの趣味でゴールドアルミスプロケットでしたが、今回はtetsuおススメもあり 耐久性重視の 純正 スチールスプロケット投入です。

③「リヤディスクロータ バーンアウト!」編

最後に ここも当初は半分予定外..... でしたが 整備していて発覚。
表面が大分焼けているし、経年使用で削れているのは判断できましたが 実は、ローター本体が反ってしまっていました。ロータが減ってきた上に、焼けて熱で変形な図式です。
こちらも よくキャリパがべ―パロックしなかったと思います。
リヤ重視で使用する方は寿命が短いので定期点検必要ですね。tetsuもリヤ多用派なので どんな車両もリヤロータが終わるのが早いですね。

と様々な難関を通り抜けて 無事車検完了、オーナー様へ引き取られていきました。
今後は 定期的に(オイル交換毎)に診せてくださいね~!
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