やはりこの時期はバッテリーが......
今週もバッテリー交換の依頼が多かったですね。
しばらく乗ってなかった 常連さん ホンダVFR1200Fさんも 前回交換してからそろそろ2年強でしたが、3ヶ月放置で セルの周りが遅くなってたとのこと。結局 エンジン始動できずにご依頼のお電話が....... インジェクションは かかりそうなくらいセルが回っていてもエンジン始動できません。この点、キャブ車時代はなんとかエンジン始動できた車両も多かったものです。
やはり電子制御な部分が多いので 少しでもバッテリー側に弱りが見えると 始動困難になる車体が多いですね。
他にも 読売新聞さんの配達中のインジェクションカブが突然 ウィンカー等が点滅不良になり、インジケータ類もおかしくなって始動不能になったと押してこられました。インジェクションのカブはマグネット点火なのでバッテリーが弱っていても始動はできるはずなのです。調べたら当該車両はバッテリーの突然死に見舞われてました。あまりにバッテリーが内部的に壊れたりした場合、カブといえど始動困難になることもあります。キャブ車ならアナログ燃料供給なので全く始動には問題ありませんが、インジェクションの場合始動時に燃料ポンプを動作させなければその先に燃料を圧送できません。その時にアシストできるくらいの起電力はキック始動時に発生しているのですが、やはり あまりにバッテリーが使い物にならない場合 始動困難になるものが多いですね。バッテリー交換すればこちらも復活できるので、新品バッテリーの初期充電の間 、ひとまず伊東二輪の貸し出しバッテリーで現場復帰してもらいました。
まぁ 寒いときは寒いときでバッテリーが弱まる時ですが、昨今の35度くらいになる真夏もその熱がバッテリーの負担となり弱っているバッテリーは 壊れるので なんとも 交換時期の判断は難しいですよね。
やはり 大型バイクのインジェクション車は 定期交換ルーチンを決めておいたほうがどこぞにツーリングに行くときは安心だと思います。勿論 謎の中華バッテリーとかはダメですよ!
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