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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

兄弟車


tetsu 996R号が最近店内手前に出したままなので 「兄弟車」と久しぶりのツーショット撮ってみました(笑)。
手前は 998S ベン・ボストロム号です。
既に何回か登場してます 31年来のお客様兼 高校時代からの同級生 Asaちゃん号。
なにが兄弟かって、我々ではないですよ(笑)。
バイクです。
お兄さんは tetsu 996Rくん。テスタストレッタエンジンになったホモロゲ号です。
ベン号は一年遅れの弟くんですが エンジンその他の装備はほぼ 9996Rと同じなのですね。
SPSの頃と違って 最上位エンジンもあまり特別感がないっていうのが996R。
修理する上ではありがたいですがね(他と共通部品が多いので)。
特別感ない代わりに その前年までの 通称 デスモクワトロエンジンと大幅に変更された各部ですがね。
何故か同じ システム、エンジン仕様なのに カタログスペックは 後発の弟くんの方が 1PS高出力っていう(苦笑)。

ま、 どちらも限定車にて 車体レア度はどっこいなので勘弁してやろうかと(笑)。
996Rは世界 150台。
ベン号は 世界155台と アメリカに155台。

だからなんだっていうただの 個人的「愛」のオハナシでした~(笑)。
それにしても 2台並ぶとかっこいいなぁ~~

はぁ~ でも今からベン号は フロントフォークOH&タイヤ交換しなければ.......
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PCX 不意なエンジン停止

ブログ更新が滞っていましたが 前回のネタ、「沼にハマる」の 車両水揚げ作業で腰の筋肉がやられてまして(苦笑) パソコンと長時間対峙できないうえに 作業も激務でして なかなかここまでたどりつけませんでした。

さて 先日あった案件ですが。ご近所さんPCXさんですが いつも通り自宅で始動して少し走ったところで不意にエンジンストール。電源類は正常だしセルも元気に回っているけどエンジンかからないというとことで押してこられました。
見たところ 燃料ポンプも動いてますし 電源系統にも異常があるようには見えませんが.....

で、まずは点火確認ということでプラグを外してみたところ ここで発覚!!


写真をズームにしますと.....


先端電極に隙間がないのが分かります? 
燃焼室内の燃え残りカーボンが 運悪くプラグの電極に挟まってしまってスパークできなくなったの図でした。
昔 2ストのエンジン(特にスクーター系)では たまによく見た光景ですが 現代インジェクション車では初めてみましたね。ま、エンジン構造上 絶対ならないということもないので これはついてなかっただけでした。まだプラグも使える状態だったので 挟まったカーボンを除去して再度車体に戻して 無事始動完了でした。

沼にハマるとは

最近 『沼にハマる』って言葉ありますよね。

ググるとこんな風に訳されますが。

趣味に熱中・没頭して、もはや抜け出せなくなってしまっている、といった状況を指す言い方。 たいへんな時間あるいは金銭を浪費してしまっているというニュアンスを込めて用いられることが多い。」

なるほど。
では この状況は 「沼にハマった」のですが tetsu的には エンデューロ活動に 「熱中・没頭して」こうなった訳ではないのですがね(苦笑)。




因みに 林道の脇道ではありませんから(笑)。れっきとしたコースの途中ですので。

それにしても こういう時に限って 一人なんですよね.....
寂しかった......(涙)

スペイシー100 ドライブプーリー崩壊

お店近くでエンジンから異音にて停止後押してこられたホンダ スペイシー100さん。

感覚的にベルト破断の様子で急患にてお預かり。早速 原因をみてみるためバラしてみたら案の定ベルトが切れてドライブ側プーリーに巻き付いてました。

で、ドライブプーリーの締め付けナットを外したらプーリー自体がガタガタ。
センターのボスはしっかりしているので プーリーセンターのメタルが破損した模様。
更にウェイトローラも6個ほぼほぼ粉砕してました(汗)
ですが粉々になったメタルの破片が意外と少なかったので 実は随分前から プーリーメタルが摩耗していて 振動や加速時のもたつきとかあったはずです。
今回はそのガタが大きくて最終的にベルトに負担になって破断したのでしょう。
後で オーナー様に聞いたら 「そういえば」と思い当たるフシもあったとか......


ということで ドライブプーリー周り全交換となりましたが、これくらいで済んでよかったですね~。昔 V100のお客様で 登り全開時にこの部分が木っ端微塵に砕けて その破片が クランクケースぶち破ってしまい 終了してしまった事がありましたのでね...... 
ドライブプーリーも消耗品。ベルト二回交換に一回の割で交換するのが基本推奨(目視でガタがある場合 距離よりもガタ優先で早め交換が◎です)。
皆さまも 気を付けましょう、スクーター駆動系 ネタ 第2段でした。(たまたま続いた)

アドレスV125 駆動系交換

伊東二輪では定番車両の スズキV125さん。トラスト時代のV100多数からの流れで必然的に乗り換えが このV125系に偏っております(苦笑)。ま、tetsu本人が3台乗り継いできているので「お店の方針」とでもいいましょうか(笑)。
冗談はさておき スズキさんのV100もV125もエンジンの耐久性がいいのがいいところです。また 変に凝った造りをしてないところも個人的に好いているところです。水冷でなく空冷ってところも一般人にはいいですよ。やはり原付2種のスクーターくらいまでは空冷で十分とtetsuは思いますが。
整備上 許しがたい構造にしているところもありますが それを目をつむっても いい原付2種です。

 

で、スクーター特有のベルト周りの寿命も2ストのV100に比べて飛躍的によくなりました。ま、ベルト自体の価格も高いので根本的に繊維構造が強いのもあるのでしょうが、それよりもウェイトローラがホント減りません。新品から25000キロ使用で少し偏摩耗しているかな?って感じになるのがV125。
以前のV100は同じ距離使ったら 下手したら粉砕バラバラになってしまいますのでね....


当該車両は 現在4万キロ少し超えたくらい。1万5千キロにて当店で販売時にベルト新品にお渡ししておりました。距離的に交換でしたが やはりベルト内側に黄色信号的ひび割れは入ってました。ウェイトローラは 乗り方も優しいかたなので思ったより偏摩耗してませんでした。
今回はローラ類も新品交換。
この方の場合は 次の交換タイミングで ドライブプーリー、クラッチと交換でしょうかね。
スクーター系の駆動系は 定期的距離、または経年で交換がお勧めです(個人の乗り方にも左右されます)。