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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

アクセル戻らずは

14万キロ走ってます ワンオーナー スズキ アドレスV125Gさん。
走行中 ある程度アクセル開けると 回転落ちず走っていって困るという案件のご依頼。

車両見て 即原因判明。
単純にアクセルが固着気味で戻らない状態になってました。
まだ自力で戻せば戻るところでしたが 毎日 乗っていることで乗り手も慣れてしまってきて 徐々にアクセルが戻らなくなったのに気が付いてなかったのでしょう。

かなりアクセル開けるのにも重いですが 自力では全く戻る気配もないのでこれはアブナイです。
感覚的に アクセルワイヤーの動きが渋いのもありますが スロットルチューブとハンドルの隙間部分がサビている感覚でもあります。

スロットルハウジングをバラしてみたところ その通りの状態でした。

まぁ ここも用がなければ普通バラさないので 新車から約20年選手車両で14万キロとなると こうもなりますよね。
ハンドルのサビをヤスリで除去して 緩めのグリースで動きは復活。

14万キロでアクセルワイヤーは一度も交換していないとのことでしたが、それもそのはずです。
アドレスV125に限らず 丁度 2スト原付から4ストインジェクションの原付に移行する辺り(2005年辺り)からの車両はどのメーカーの原付も 各ワイヤー類の寿命が飛躍的に伸びた印象です。

伊東二輪ではアドレスV125である程度距離走っている車両が他にも多数いますが 本当に メーターワイヤー、リヤブレーキワイヤーも含め ほぼ交換したことないですね。

とはいえ 当該車両は動きも渋くなってましたのでアクセルワイヤーも交換してリフレッシュ。
今までとは雲泥の差に オーナーも驚くことでしょう。



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3日間で8本

新年早々~一週間っていうより ここ3日間で 原付タイヤ 8本交換したの図。

年初めは一本もなく綺麗さっぱりだったタイヤチェンジャーの上には今日の時点で 既に 交換後の原付タイヤ8本あります(汗)。
この大半は タイヤ交換が目的で来たわけではないっていう案件でした(汗)。
まぁ そのうちの半分は パンク修理依頼でしたが それらはどれもタイヤが減り過ぎていてそもそもパンク修理できないっていう一番多いパターン。

今年もこのような展開で 原付タイヤ交換 頑張って対処しますよ~(笑)!

出筋の原付タイヤサイズは在庫持ってますので メチャ困った方は ご相談ください。
手が空いていれば その場で対応もしますが出来れば 事前に確認願います。

新年一発目のお仕事

みなさま 本年もよろしくお願い申し上げます。
って 既に 9日ですがね(苦笑)。

お店は 6日から営業しております。
新年早々から 事故や始動不良やら 続々と急患がやってきておりますがまだどれも部品が入荷しませんので そちら達は今週末の作業となります。

ということで 新年一発目のお仕事は 昨年末から依頼されていたけど 本人も急いでないし そもそもtetsuに『どうせ乗らないでしょう』って言われ続けている 林道部の常連 Sinくんの車両です。


ホンダ CRF250M。
知り合いから譲り受けたということですが 真の林道部活動に誘ってほしいのか(笑)  M仕様を捨てて、オフロード仕様にしたいとの依頼。

ま、単純に前後ホイールをCRF250Lの物に換装するだけですがね(笑)。

程度いい Lの前後ホイールをヤフオクでゲットしたものに 新品オフロードタイヤ履かせます。
最近 伊東二輪林道部 オフ車ではこの組み合わせが多い フロント ミシュラン アナーキーワイルド、リヤ ミシュラン トラッカーの組み合わせ。


ま、歴代 数多く モタード仕様からオフ車仕様に変更しているtetsuですので 足回りの若干のセット変更もおおよそこのくらいでしょうって感じで施工して試走して OK。

あとはそのままだとスピード表示が変わりますので その辺は本人 なにか考えるようにです(笑)。


これで 部長と泊りのツーリングが行けると喜んでいる Sinくんですが 多分行くのは 最初の一回だけでしょう(笑)。

2024年 終わりのお仕事

今月初めに 不幸な境遇でのサーキット転倒から お預かり中だった asaPくん スズキ GSX-R600。
原因は 本人はなにも悪くないのに可哀そうだったんですよ~(悲)


左側面 前から後ろまで結構壊れてまして.....(涙)
外装交換のためバラバラの図はもはやなんのバイクか分からないっていう......
とはいえ 人間は怪我もなく バイクは部品交換で治る範囲だったので不幸中の幸いと思います。


予定外急患だったので 他の作業が目白押しもあり 作業はもう今年最後にさせてもらいました。

なんとか時間作って 昨日完成させることができホッとしております。

完成の図!
綺麗に復活オメデトウです!!
来年もこの子を可愛がってやってください!

tetsu的には この子(R600)いいヤツなんで(笑)。


これで今年の作業は全終了。
伊東二輪 近年稀にみる お店で修理越年する車両が『ナシ』という 嬉しい状況です。

とはいえ 新年早々からお預かりとさせていただいた 重作業車が2台あったりと ただの束の間休息ですが......

今年もみなさまお世話になりました

良い新年をお迎えください!

2025年安全運転楽しく バイクを乗りましょう!!

ほぼ新車に穴を開ける作業

林道部員の長谷Gさんが 先日 型落ちとなる 2023年型の KTM 150EXCの新車を購入。

実は 長谷Gさん 2024年モデルのKTM250EXCを新車で購入、約一年使用しましたが あまりしっくりこなかったようで 以前乗っていた 150に先祖返りした次第です(苦笑)。

先週一緒に日野オフロードランド行った際に 新車ナラシでシェイクダウンしておりましたが やっぱり走り慣れた 150は印象よかったようです。

で、早速 前後のIRCのエンデューロタイヤへの交換&リヤにビードストッパー一個追加&ハードチューブ化の依頼。

もうtetsu 今までで新車のエンデューロ車両買ったお客さんのこの手の車両に何回 『穴を開けたか』(笑)。

『穴を開ける』というのは ビードストッパーのネジを通す穴を新規にリムに開ける作業のこと。


そう、『ほぼ新車に穴を開ける』という行為なので 普通に考えると 『え~~!』ってなりますが そんなこと言っててもしょうがないので容赦なく開けます(笑)。

元々KTMのエンデューロ車は前後に一個づつビードストッパーは入ってますがより低圧運航させたいことから ビードストッパーを2個に増設するわけです。


真ん中の白いポッチマークにM8の穴開けますよ!
これ 穴開ける箇所はどこでもいいわけでもなく 効果を考えた場所に開けます。



ハイこちらが穴開いた図。



そしてストッパーが二つになりました。



そして これまた伊東二輪林道部勢が全員同じですが IRCのハードチューブにします。

メリットは 耐パンク性能があがる。
デメリットは タイヤ周りが重くなるのとタイヤ交換時に作業が面倒なのが難点ですが 逆に今まで ウチのメンバーでレースでも練習でも 誰もパンクしたことないという 安心感のたまものでもないので 他を選択しませんね。
因みに tetsuは今まで マディ気味になったレースで レース途中 リヤの空気を大気圧(要はゼロキロ)まで落として最後まで走ったことありますが その後 空気を入れてパンクしていたことがないくらいの優れものなんですよ。
まぁ K主任のようにガンガンブン回す乗り方では切れるかもしれませんが、そこはtetsu含め他の部員はみな 乗り方優しいので(笑)。

ということで完成して即日お引き取り願いました。