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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

今だにたまにある.....

ウチのお客様の ヤマハ JOG FI以降の車両です。
ご近所の足で乗られてますが ここ最近 突然エンジンストップして再始動できないことがあるとのこと。ただ しばらく休ませると 再始動してなにごともなく走れるとの情報。

断定できませんが ヤマハの FIのJOG、VINO系に多いのは以前から定期的にこの症状で泣かされるのは 燃料ポンプ故障ですね。

初期モデルなんて 燃料ポンプに二回リコールが入っても 尚他のメーカーよりは壊れますので..... 根本的なにかが弱いのでしょうね.....

お客さんに エンジンストップからの再始動時に 燃料ポンプの音がしているか確認しましたがその時は焦っていたのもあり確認してなかったとのこと。

そのまま検証で乗っておりましたが 先日 伊東二輪よりすぐ近所で同様の状況になり 暑い中 押してこられました。
この時点でtetsu キーオンで確認、やはり燃料ポンプの起動音がしませんでした。
ほぼ断定的です。

一応 ポンプ下部のカプラまで電源来ているか確認、問題ないので 燃料ポンプ交換です。



原付は特に燃料タンクが小さいので 燃料が少なくなってきたときは この暑い時期では ポンプ自体に負荷かかりますよね。
ましてやここ最近の35度を超える暑さで野外 直射日光放置してる場合 燃料タンク内の温度はハンパないでしょうから 尚更 ポンプはガソリンに漬けておきたいイメージです。

大型バイクでも基本 燃料ポンプはインタンク方式ですので 暑い時期は特に燃料は常時 タンク半分以上は入れておくのがいいと思います。

おそらく この暑さで壊れる物も燃料ポンプに限らず きっと昔より多くなってきているはずです。
今年は これ以外でも この夏の猛暑日連続のせいか バイク屋人生では無かったような修理案件が立て続けに来ましたしね.....
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プラグのギャップ

先日エンジン不調という案件でお預かりした ホンダ エイプ100さん。

一年半ほど 放置していたのを久しぶりに始動させてから 低回転時が安定しないことで悩まされていると。

見て見ると 始動性はそれほど悪くないですが アイドリングがおぼつかないのと低回転からの吹け上りもおかしいですね。

オーナー本人が 放置から復帰時に プラグとエアクリーナは新品交換したとのこと。

 放置歴からもキャブレターの汚れ等はまずは疑いますので まずはキャブレターは清掃となります。

キャブのガスケット類が新品来て キャブレター開けましたが 汚れてはいましたが放置歴での汚れというほどではない感じ。放置特有のガソリン劣化跡もなかったですね。
一応 ジェット類は全て外して 清掃、エアブローにて組み込み。

再度エンジン始動させてみると バラす前よりはマシな程度であまり状況が変わらない感じ。

感覚的に低回転でカブっている感じ。
この時にプラグの焼け具合を見て見ようと 外した時に発覚しました.....


プラグギャップがほぼないことに(汗汗)

よく点火できてましたよ......

オーナーさん新品に交換したって言ってましたが確かに新品から間もないプラグの様相でしたが まさかの先端ギャップがほぼないとは.....

おそらくオーナーさんが新品プラグを装着時に一度落とされたのではないかと推測します。
その時に運悪く ギャップが潰れてしまったのでしょう。

当該プラグのギャップを正規な幅に戻して再装着始動させてみましたが 不正爆発を繰り替えしたことで碍子が真っ黒になっていて燃焼を上手く出来ない模様だったので 新品に再度交換。

無事 アイドリングも安定、低回転の吹けも戻りました。

プラグの電極ギャップ、狭すぎも開きすぎもよくないですがどちらかというと開きすぎの方が普通には点火できるでしょう。
今回先端が潰れ切ってなかったのが 原因を分かりづらくする要因でした。
隙間ゼロなら点火できなく始動不能になるのでもう少し早く原因解ったでしょうね。

お客さんが触った箇所でも tetsuの手を出してないところは 疑う事は昔から鉄則なんですというのを思い出した一例でした。

何故にこんなにサビる.....

先日 診た スズキ アドレスV125さん。
アクセル開けていても エンジンの力が出ないという案件でのご相談。

ご来店してエンジン始動させて瞬時に『なんじゃこりゃ?!』って思ったのが 異様なアクセルの重さ。しかも アクセルが全開から3分の一くらいしか開けられない(謎)。


明らかにアクセルのなにかのシステムがおかしいのは確かです。
が、本人はアクセルが重いのは以前からだと主張。

しかしどう考えても アクセルが開かない⇒エンジン回転上がらない⇒スピード出ない=坂道登らない の図式なので 一旦お預かりにてバラして検証することに。


そして原因はすぐに判明。
なんと スロットルコーンが回るハンドル本体部分が恐ろしくサビていたのです(汗汗)。


長年バイク屋やってますが ここまでサビてしまったハンドルも初めて見ました。

当初 アクセルワイヤーがダメかと思いましたが そちらは全然OK。
ということでここを耐水ペーパーである程度キレイにして グリスまみれにして再組み込み。
一応 綺麗に開いて自力で閉じるようになりました。

当該車両は社外グリップ装着されてましたが ウチの他のお客さんのでも社外グリップいますがこんなサビたことはないですので 車両前歴でどこかで水が溜まってしまってこんなにサビてしまったのでしょう。
こんな事もあるのですね~。

2025 スーパー林道中 最終日

8月12日、早くも三日目最終日となりました。

この日は朝から雨予報。またも雨間を縫って 積み込みして午前 8時30分頃 サササと出発です。

福島県全域は一日 雨予報だったので どうせなのでtetsuもしばらく行ってない 会津若松以南の林道を幾つかチョイスして 最後に 福島県~栃木県に抜ける この辺では最長の 約35kmの林道抜けて 最後にしようかという計画です。

とはいえ会津若松までも結構距離があります。ということで.....
福島飯坂インターから高速乗り 猪苗代湖脇まで高速使用で時短です。

東北道走っている時はそれほどでもなかったですが 磐越自動車道に入って内陸に向かうほど 雨粒も大きくなってきて時折 激しく降る箇所もありましたが パーキングで休憩するときなどは小降りになってくれたりしてなにかとラッキーな場面もありました。

ただ 思った以上に気温が低かった。
この時点で高速道路の気温計は 『22度』表示。
tetsuは元々 カッパの下のジャケットが3シーズン用なので寒さは感じませんでしたが 数人は雨に濡れているのもあってか 寒いと訴えているほどでした。

宿から約80km高速移動して 一度ガス給油しておきます。

最近この辺を来てないので ガソリンスタンド事情が分からないのもあり 昔は 林道突入時点のトリップ距離が約100km近かったら まずは燃料はガソリンスタンド見つけたら入れておくという 魚雷師匠の教えを守ってます。
場所によってはガソリン求めて いらぬ方角に20kmほど行かねばいけない事もしばしばありましたので.....
しかも最近は 昔あったガススタでも今は閉業とか結構あったりしますので 、特にこの先向かう 只見方面とかは要注意なのです。

この日一本目の林道は 猪苗代湖 南西部の 一ノ瀬戸四屋林道。
今まで数回来ているはずなのですが いつも入口をおぼれげでしか覚えていない。
しかしここは毎回通行止め等なく 走れないことないのも覚えてます。


この林道 全長 約15kmですが 途中 分岐がいくつもありそこに 各林道のおおまかな地図がある看板があるのですが それがまた 解釈不明なんです。どっちに向いていてどこにいるのかが分からない(苦笑)
その結果 毎回 一度は方向間違うんですよ(笑)。
で、今回も一度間違いました(笑)。
この林道区間では結構な雨量でしたが木々の中を走っているのもあってか 雨で視界不良になることはなかったですが 止まったり 後続を待っている間に ゴーグル内部が曇ってくるのはこの日も避けれませんでした。


そんなこんな林道終盤で舗装路に切り替わるところで左側にベンチ付き小屋発見。
ここで小休憩することに。
しっかり雨降ってましたので助かります。



この日は雨と気温が低いのもあってかあまり虫を警戒することはなかったのは休憩時の救いでした。

次に向かったのが 大昔 tetsuが林道走り始めて 2~3年、この辺に日帰りで来ていた頃に必ず走っていた 七ツケ岳林道へ向かってみます。
ここは 7年前に 一度通れた時がありましたが その後も崩落個所の修繕等で 通り抜けできないことが多かった模様。
部長も昨年走った時は途中から全面通行止めだったということ。
ま、 お盆時期という事で 工事が休止中な事を願って 行ってみる事に。

北側からの入口は昔知っていた頃となんら変わらず「ここ!ここ!」ってすぐに分かりました。
工事車両が通っているからか 昔より路面が整備された印象でしたが 奥に行くにつれて そうでもなく 昔ながらの面影も出てきてホッとしました。

途中 工事休止箇所がありましたが そこは無難に抜けれて 更に進んで行きます。
その後も快調に走れていたのですが、全長 約16kmのほぼ後半の辺りで もう一か所 大規模な工事個所が出現(汗)。
100mほどの距離ですが 路面を大幅修理(舗装化?)しているようで 手前と奥に ショベルカーが置いてあり 一見抜けれるか不安に....
Sinくんが先を見に偵察がてらショベルカーをすり抜けて進んで行きました。
tetsuは歩いて偵察に向かうと 反対側のショベルカーの向こうでピーピー言いながらバックしてくる大型ダンプが(汗)。
すると 道路脇下段を向こうから歩いてくる 工事関係者っぽい人が.....
『え!マジ お盆休みなしで工事しているの?!』と一瞬ひるみそうでしたが そこは地方の方々の優しさを傍受できた瞬間が来ます(涙)。

工事関係者さん=「何台で来てるの~?」
tetsu=『すみませ~ん。5台です~』
工事関係者さん= 「手前のショベルカーを抜けて来れるなら通っていいよ~」
tetsu=『抜けれます!抜けれます! ありがとうございます~~~~~!!』

とお代官様に感謝する気持ちで 通してもらえましたよ(嬉)。
ここが抜けれなかったら 戻ることと迂回ルートで行かないといけなくなるのでかなりの時間のロスになったので この時は本当に助かりました。


無事 この林道も抜けれて 一安心。
この時点で 午後2時。そろそろ食事処と行きたいところ。
この時点でコンビニでも良かったのですが なんせ雨が降っているので出来れば雨宿りしながら昼飯は食べたい心境でもありました。
しかも そのコンビニすらないっていう状況.....

次の林道まで 30kmほど走るので途中出て来るであろう 道の駅で食事とすることに。
国道352号を走っていると ほどなくして 「道の駅 番屋」というとことがありまして 入ってみたのですが まさかの 火曜日は食事処はお休みとな!?(悲)
おそらく カレンダー上では前日11日(月)が祝日だったこともあるのでしょう.....

気を取り直して 先に進みます。この辺で途中出てきたガススタで再度給油します。

最後の林道入る手前に この辺では大き目な道の駅 『尾瀬桧枝岐』があります。
流石にここは食事できるだろうと思いながら 到着したのは午後3時頃。
当初目星つけたところは2時で閉店という看板が....
しかし sinくんがグルって探索してきて 手前の食堂がやっているのを発見、無事 昼食にありつけることになりました。


日が傾いて来ているので 食事をササッと終わらせて 最後の林道向かいます。

この林道 川俣桧枝岐林道と言いますが 昨年 部長が通った時は 完抜きできたとのこと。
ただ 峠を越えて 栃木側は結構ガレていたりして 通行規制している模様でもあります。

ここも お盆休みというのを願って 行って見ます!
こここそ通り抜けできないと ほぼほぼ今まで通ってきた道を戻らなくていけないので 恐ろしい運命になるので 是非抜けたい!
でもここで更に問題が。
突入時に時計は 午後4時を過ぎてました。
8月は既に日の入りが早くなってきています。
午後5時には林道の中は結構な暗さになる事を知っています。
しかもこの日は雨模様なので尚更視界不良になるので それこそササササと抜けたいところでした。

tetsuここは歴代 一度、約20年前に栃木側から抜けた記憶がありましたがその時は規制なしで抜けれた貴重な時でした。その頃から 栃木側は結構 崩落修繕で通行止めな事が多かったですね。

県境にある 広場は 帝釈山の登山道への入口となっており 福島県側はそれを顧慮してか 比較的路面は安定している状況が多かったです。

ここで珍しく みんなでバイク並べて 記念写真。


そして栃木県側へ突入。すると ほどなくして 石ゴロゴロの路面、流れた水でえぐられた 深い轍路面が永遠と続いていくことに(汗)
こういうのも楽しいは楽しいですが 時間に追われている身としは あまり嬉しくもなかったりします。
そんな時に誰か パンクなんてしようものならホント泣きますよ。

とあれこれ考えていると石にハンドルとられて転びますので全集中で走って行きます。

途中 落石を工事関係者か誰かが 撤去せずに 粉砕だけしてくれて通れるようになっている箇所もあったりで エンデューロ慣れしている tetsu、部長、Sinくんは難なくクリアでしたが 他二人はアドベンチャーイベントの様相もありましたが 無事クリア。




でも写真以上に周辺は暗くなってきました(汗)。

その後なんとか抜けきることが出来て 無事 最終日の予定林道も完走!


あとは 高速乗って帰るだけですが ここからがまた大雨に見舞われたって言う.....


東北道の大谷PAで休憩しましたが バイクの屋根付きPAは誰もおず、我々一行だけだったので雨宿り的にもラッキーでした。

30分ほど休んで みなで帰路につきました。
この時点で 午後6時30分頃。

天気も悪かったのもあり高速もそれほど渋滞箇所もなく 意外とすんなり帰れました。


全行程三日間で  約 1300km(tetsuで)の道中。
雨が多かった道中でしたが 逆に30度を超える日もなかったので それはそれでよかったかと。
なにより 雨でも 当初 予定していた林道はほぼ行けたので 満足、有意義な2025年のスーパー林道中でした!

また来年も企画したいものです。

参加者メンバー 雨の中 三日間 ご同行 お疲れ様でした~。
写真も各自 ありがとうございました!

毎度ながら あ~楽しかった!!

2025 スーパー林道中 二日目

8月11日 二日目となります。

この日は朝から小雨様相。とはいえ 雨雲レーダーで見ていると午前中は 雨雲が来ては去ってを繰り返すようで 丁度 その狭間を狙って 午前8時30分ごろ 荷物パッキング完了して出発となりました。午後になるにつれて雨は止む方向でしたが 出発時はまだカッパは脱げませんでしたね.....



この日の午前中は 一度 宿より北上して 定義山周辺にある林道に行きます。
この林道 周回するように 地図上では 県道から入って 約18kmの林道で同じ県道に完抜きできる.....はず....

ここは2018年の時に途中まで行きましたが やはりその時の時間制限もあり 途中でピストンして戻った経緯があります。
その時の心残りもあり 今回 一番の 完抜きしたい林道でした。
ただし 事前情報を調べていても 途中が かなりの廃道化が進んでいるようでもあります。
そこが 上手く抜けれるかがまずは関門でした。

ここ数日の雨もあってか進入して 途中分岐点までは 林道幅はあるものの 結構なガレと轍とで 前回走った時よりもかなり荒れた印象でした。


この時点でほぼ雨も止んできて 一気に蒸してきた感じ。
分岐から走り始めて すぐに tetsuゴーグルが曇りまくって 視界不良になり一旦 他のメンバー先に行ってもらい ゴーグルを拭きました。
路面が比較的整地された林道ならそのまま走っていてもなんとかなりますが この時の路面は全く見切れない状況だったので.....
メガネ常用者のtetsuはメガネには毎回 曇り止め塗っていますが ゴーグルレンズには基本施しません。万が一 雨で濡れたりすると曇り止めが原因で 滲んだ光景になってしまいそれはそれで非常にみづらくなってしまうので。
「ダブルレンズ買えよ」とかいう意見が出そうですが オフロードゴーグルのレンズ、基本傷着くの早いので 消耗品的考えで行くと ダブルレンズの費用対効果を考えてしまうもので(苦笑)。
tetsuは SWANSメガネ用ゴーグル愛用ですが ダブルレンズ一個で下手すると ゴーグル一個買えてしまいますからね.....って考えると 普通のクリアレンズでいいかとなるのですよ(笑)。

この時は雨も止む傾向だったので 曇り止めを内側に塗り対応、皆を追いかけました。

しばらく行くと Sinくん先頭に止まっており、その地点から先が 木々が林道側に覆いかぶさる様相になってます(汗)。

この辺から 廃道化のエリアなのかと思案しつつ まずは行けるところまで行って見る事に。


進むにつれて 所謂『ヤブ漕ぎ』状態になっていきます(汗汗)。

路面も結構な落石が散乱していたり 大きな水たまりがあったりと お気楽にはヤブを漕いでいけない状況 & 雨がやんで雲の切れ間から日が差してきたのもあり 速度が出せない状況と相まって 蒸し風呂状態になりました。

路面不良に視界不良にヤブ漕ぎという 3段修行のようなものですよ(笑)
ヤブ漕ぎもバイク一台分の幅も確保できない箇所も出てきて.....(泣泣泣)

なにもこんな苦労はしたくないんですよ~


こういう状況でなにがイヤかって 最後 ヤブ漕ぎのままで 道が無くなる、もしくは通れなくなった場合....
Uターンするにもおいそれと出来ない状況もありえるってこと(汗汗汗)。
ま、そうならないように祈りながら進むしかないのですがね(苦笑)。

途中 本当に道が合っているのか不安になってきましたが 二番手 sinくんの なにも確信ないにもかかわらず「もう少しで抜けれると思うんですよね~」という言葉を信じて 更に 悪路状況を進みました。
そうすると 視界が開けてきたエリアに出れましたよ!
長年の感覚ですが この廃道エリアの 一番難所的なところはクリアしたような気がしました。

そこで一旦休憩。



しかしこの日は特にこの林道間でしたが、 雨も止んでか アブやスズメバチが多いのなんの。
あまり長く滞在はよろしくないと判断して先を急ぎます。

この先はそれほど廃道チックなところもなく段々と下り路面が多くなってきたので 山を下りている感覚的に 出れそうという判断に。


砂防ダムの洗い越しも出て来たりで その後は 車のタイヤの轍も出てくるようになり この辺からは確実な安心感が出ましたね。


最終的に予定通り出れました! ルートは間違ってなかった模様。

みな 達成感はあったようですね(笑)。
途中の 不安しかないヤブ漕ぎもいいイベントとなった瞬間でした(笑)。

この辺りから青空も見えるようになってきましたね。

二日目の午前中一杯を使う予定でしたが ほぼその通りになりました。
出てきたのが 既に 昼の 12時過ぎでしたね。
ここ出て 数キロも走らないうちに次の林道があるのですが、午前中で予想以上に飲みものを使用したのもあり 水分求めて 一旦戻ることに。場所的に自販機すらないような山奥だったので 結構戻るハメになりましたが 背に腹は代えられないですからね。


自販機で各自補給して さっさと先に進みます。
この次の林道は うっそうとした木々の中を走るところも多く あまり視界はないですが 比較的走りやすく 途中 直線が結構長くあるところで 久しぶりにアクセル全開で走れて爽快でした。

この林道出ると 国道 48号に出て ここから南下、朝出た 秋保温泉をかすめて更に南下します。
この日は 最終目的地が 福島県の 飯坂温泉となります。

南下しながら途中 宮城蔵王 にある 林道二つを通って行く予定。
しばらく舗装路移動が 長く、途中 コンビニでこの日は昼休憩。


この時点で 午後2時過ぎ。

次の林道が この周辺では知る人ぞ知る 『蔵王の沢渡り』と名がついているところを通る林道。

以前からあるようでしたが こっち方面の林道にある程度知見のある tetsuと部長も知らず 今回お初に通る林道です。

沢渡りと言っても 本当の川を渡るわけではなく 大型砂防ダムの上を通る林道部が洗い越しのようになった状態の箇所。
当然 その時の水量で 流れている水の幅や強さも変わるのでしょうから行ってみてどうなのか......



この日はこの時点では晴れ間も出てきており 青空も見えるくらい。
しかし朝までの雨の懸念もありましたが思ったより水かさはなく先頭tetsuで 気を付けながら突入していってみました。
見た目より少し焦ったのは 路面の下部の砂防ダム部分の造りが 凸凹していたことでしょうか。
それ以外では 注意してれば 途中止まってしまっても再スタートできるくらいな場所でした。

ここで折角なのでみんなで集合写真と sinくんがカメラ台設置しているときプチ事件が....

tetsuが自分のスマホを下の水流に落としてしまったっていう(焦焦)
たまたまsinくんが撮っていたその一連の写真です。



tetsuが 「おわ~~!」って水からスマホを救い出している 対 それを冷静に傍観している他の人達の構図がちょっと面白いです。

すぐに拾い上げたので 良かったですが 危うくそのまま流されていくところでしたよ(怖)

tetsuのスマホは現場用スマホなので 防水、防塵、耐衝撃に関しては 問題ないはずでしたのでこういう時には助かりましたよ。実際 その後も何事もなく使えたので良かったです。


ということで『蔵王の沢渡り』記念写真。

ここから上流の景色はこんなもの。


この林道を出たところは宮城蔵王の大きなスキー場の駐車場の脇っていう。

『犬は喜び庭駆け回る』 ではなく『yossy喜び駐車場走り回る』の図(笑)。
空が合成のような写真ですね(苦笑)。 でもここも気持ちよかった~

この時点では朝の雨模様もどこへという感じくいらい気持ちいい青空が見えてましたね。


この次が 宮城蔵王から 山形蔵王に抜ける 蔵王林道へ。
ただし ここも時間の都合で 山形側になる県境の峠でUターンすることにしました。
この後も 最後12キロほどの林道を経て 飯坂温泉に入る予定なので 結構時間的にオセオセ気味でしたので。

ここは2018年の時にtetsu 690 ENDURO Rで 途中結構な勢いで右に転んだ際に ブレーキペダルが 180度曲がってしまった林道として覚えております。
宮城側と山形側で路面状況が結構違うのも特徴です。

今回は 宮城側のみでしたが 途中 ヤブ漕ぎまでは行かないけれど 先が見えないくらいの草木に覆われている区間もありましたが 県境峠までは 以前とさほど変わらない路面状況な感じでそれはそれで楽しめました。

ここを往復して出た時点で 3時30分過ぎ。
更に南下して すぐにある 七ヶ宿湖 の脇から入って南下する12キロほどの林道を通るのが 宿までの一番の近道でもあるので 一石二鳥てきラッキールートです。

ただし 途中 道を間違えなければですが(苦笑)。

結果 無事 午後 5時過ぎに宿に到着することができました。

この日は F本くんが林道途中で立ちゴケしたくらいでしたが 大きなトラブルもなく終えれました。

部屋は5人部屋だったので 臭い臭い(笑)。

この日も途中からカッパは脱げましたが 着ている物の一部や ブーツの中とかはグショグショ変わらず。
その臭さが分る 全員での「おつかれ~」写真です。


二日目も林道だけで 約70km走れましたので 満足満足!

そして残るは最終日へと......