忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

久しぶりの V100 アルアル でも(怒)

ご近所で止まってしまって再始動できなくなったV100さん。セルは元気に回ってますが、始動する兆候なし。プラグをみて診ましたが 火は飛んでます。どうも 圧縮がないような感じがするセルの回り方です。キックしてもそんな感じ..... 初見な車両なので ちょっと嫌な予感...... お客様も2か月ほど前にネットで個人売買にて購入とのことなので 尚更嫌な予感(汗)

しかしお預かり後 それほど時間を要さず 主原因を突き止めました。っていうか、まず次に吸気系を疑いましたが エアクリーナーの蓋を外した瞬間に「なんじゃこりゃ?」的展開に......



当ブログでもたまに載せます、よく見る風景ですがちょっと違う。写真はバラバラになってしまったエアクリーナーエレメントですが 右上の白い物は V100用とかのエアクリーナーではなく ただの台所用スポンジのようなものが(汗)。

あの~、スポンジならなんでもいいわけではないですよ~。家庭用は耐ガソリン性能なんてないですから.....

とこれらが吸い込んだだけと思いきや、この先も V100アルアルでして。


キャブまで見るので 勿論 エアクリーナーBOX本体取りましたが、そもそもエアクリーナーBOXがキャブに接続出来てませんでしたよ!! 厳密に言うと、その部分のインシュレーターという部分が裂けていたのですが......

外したBOXのインシュレーター部。


これ、人為的にインチキ修復を試みてありますし.....ビニールテープで(怒)

結局、このインシュレータの破片を吸い込み それがキャブの吸気部に挟まってしまい そのまた一部がリードバルブ部分にも挟まっていたようで。

新品との比較。破損の物は吹き飛んだこともあり 全長が全然足りてないです。


キャブの吸気口もこんなになってます。


V100のエアクリーナーバラバラもインシュレーター裂けも 定期的に起こる事象です。消耗部品ですね。それにしても 知っていたなら(前オーナーなのかそれ以前からなのか)治すならちゃんと治してほしいものです(怒)こんなの応急処置でもなんでもないです!!
現オーナーは今回の修理についてはなにも悪くないですからね。
各部 綺麗にして全装着。問題なく再始動できるようになりました。

PR

2019年 エンデューロレース 前半 振り返り 其の三

で、直近のレースとなります。
6月9日に オフロード系雑誌のダートスポーツ主催の 「ハッピーエンデューロ2nd」が 日野カントリーオフロードランドで開催。このレースで 伊東二輪林道部のエンデューロ課 今のところ活動中の全員が初めて 総エントリーしました。
ビギナー向けの 40分と wexのように 経験者には 90分クラスと3時間クラスが用意。
伊東二輪林道部は 全員3時間にエントリーしました。出る人数は 一人~3人組までOK。皆それぞれの意志があったと思いますが、tetsuは8時間耐久レースを見据えて 現状の自分の体力持続性とペース配分を確認したい意味で 一人で3時間エントリーでした。他 S部長、渡くんが 一人エントリー。K主任とSinくんが 二人組でのエントリー。

前日土曜日にコース下見しながら 国際A級 ワタライ選手に要所の走り方を教えてもらえるスクールもあり これはS部長以外 全員参加。レースコースを下見しながら走れるのは大きいです。この日は天気は良かったのですが 前日の雨で結構コースルートの一部は滑るようになっており 一部難所セクションは歩いて下見なところもありました。エンデューロレースでは天候不良により走破困難となるところは 途中コースカットもあるので 出来るだけ雨だけは降って欲しくないですね。基本的にルートが簡単になっていってしまうので そうすると場慣れの意味がなくなってしまうので。

午後1時~4時くらいスクールをやって パドックに戻ってきたら部長がテント張って 早速 大好物のビール飲んでます。因みに部長は この夜に 持ってきた 350缶 9本中 8本を飲んだそうです。
これがレース当日の パワーになったのは言うまでもない(笑)。
部長と渡くんは そのままパドックで野営です。

因みに バイクの置き方は雑だわ、横幕をブルーシート多用したのもあり 見た目は 「雑集団」でした(笑)。
tetsuは一度東京に帰って 翌日朝に再登場。
K主任とSinくんは 近隣のビジネスホテルに宿泊でした。
この2人の泊まったビジネスホテルの話が面白くて 二人揃って 「刑務所ホテル」と呼んでいました。
その部屋の写真を後で見せてもらって 納得(苦笑)

一人部屋なのですが、この布団と机と 小さなテレビと部屋の形状の関係性が 「刑務所ホテル」ぽいです(笑)。

翌日は予報通り 雨模様。午前中開催の 40分と90分のレースはしばし 雨が強くなる場面も。
しかしtetsu達の3時間レースの始まる午後一くらいから小止みになってきて 雨も小康状態で推移していきました。


このレーススタートはルマン方式。鈴鹿8耐と同じ方式の バイクを並べておき その対面5mくらい離れたところでライダー待機。スタート合図と共にライダー走って エンジンスタートさせて出て行くスタイル。本来は予選順ですがこのレースはゼッケン順。


ゼッケン12tetsu。この時余裕ですが スタート3分前くらいに 背負ってるハイドレーションから飲み物が吸えないのが発覚、結局中でワンタッチホースが外れかかっていただけでしたが 九死に一生な感じでしたよ(マジ汗)。因みにレース当日は気温も上がらず 20度くらいでしたのでハイドレーションも無補給で最後まで行けました。


ゼッケン29 Sin・主任組 スタートはSinくんです。皆に言われた「この色のウェアでは途中転んでいても発見されず轢かれるのでは」と(笑)。それにしても 特殊部隊だな(笑)。


部長はゼッケン28。スタート2分くらい前にもかかわらずトイレ寄っての余裕の登場です。

渡くんはゼッケン41 スタート時の写真は残念ながらないのです。


そして 他ライダーさんですが コスプレ女性ライダーさん、メイド姿でマシンは ヤマハ セロー225 ほぼノーマルでした。この方はこの姿で 一人3時間でしたが 結果から言うと 部長以外リザルトでも一周のベストタイムでも 全員負けました(苦笑)。いかに ヒューマンパワーがものを言うかの典型です。いや~間近で遭遇しましたが 上手かったですよ。後で調べたら JNCCとかのレースでウィメンズで勝てる方でした。


午後12時30分スタート。ここから3時間 一番周回できた人の勝ちです。因みに スタート時。tetsuの左となりの方がまたがってスタートしようとしてエンスト。そのままtetsu側に倒れてきて まだバイクにまたがってなかったtetsuはそのままその方を押さえてあげましたよ。いいことしたから レースでもいいことあるでしょうって感じでしょうか(笑)。でも実際 レース中でも 自分が倒れそうになったところにたまたまいたライダーさんが押さえて助けてくれたなんてこともこのレース中ありましたので 正直「もちつ、もたれつ」って感じですよ(苦笑)

雨が止んでいたので 3時間は予定通りのコースルート。一か所 前日下見で歩いたところだけは路面コンディションが回復しなかったため カットされましたが それでも一周 約 4キロ。後は黙々と3時間後目指して走るだけです(苦笑)。平均時速 15キロ前後の戦いです(マジです)。

tetsuは当初からある一定時間で ピット入って 30秒ほど休む時と1分ほど休む時間を決めて走ってみてました。部長のように 休憩なしで走れればいいですがそれは当初から無理なのは解っていたので。それより 走り続けているより適度にこれくらいの休憩入れる方が 結果 平均スピードでの周回がこなせると練習で感じていたので。

40分くらいで途中ピット入ってくるtetsu


激走中のS部長


淡々と走る K主任


ステルス走行のSinくん(恰好が (笑))



目標10週目指して 冷静に走る 渡くん


で、激走のつもりだけど 「あ~つかれたよ~」とヘルメット内で言っているであろうtetsu

無事全員3時間完走しました。S部長が怒涛の走りで 16週 クラス3位 表彰台獲得。続いて K主任・Sin組が 14週 8位。tetsu 13週 12位。渡くん 10週(目標達成!!)25位。という結果でした。

レース直後パドックにて



表彰台では一応 ちゃんと笑っている S部長。


この後 景品がどうのこうのブツブツ言っておりましたが、頂いた ダンロップの帽子は 表彰台に乗らないと貰えない代物なのだよ。非売品 の所謂「チャンピオンキャップ」。tetsuもロードレースノービス時代はこれを目指しましたよ。因みに 本来履いているタイヤメーカーさんがCM兼ねて被せてくれるのですが 今回はもれなく3位がダンロップキャップのようで(苦笑)。

だって、部長は 前後 IRCだったので(笑)。ま、それでも おめでとうございますです。流石 ビールパワーでした。これで 部長は「本部長」に昇進しました(笑)。

という感じで近々のレースを終え、いよいよ 7月28日に本陣の 8時間耐久パワーエンデューロとなります。既にエントリーは終えております。
伊東二輪より 4台5人エントリー。 tetsuは一年越しの約束で K主任と組みます。車両は tetsuのFE250です。他のメンバーは皆 「アイアンマン」として 各自一人で8時間闘います。ただのバカです(笑)。 もとい、マゾです(苦笑)。
⇒パワーエンデューロ エントリーリスト http://motopower.jp/race-list.html
ゼッケン順  25=K主任・tetsu組、82=S本部長、125=Sinくん、132=渡くん
最終 150台のエントリーでのガチ8時間となります。
ひとまず 怪我無く 少しでも悔いのないレースが全員でしたいです。

特に昨年初参戦で惨敗した 本部長、主任、渡くんはリベンジしたいでしょう。
っていうかまさかの 4台もエントリーするようになるとはね(笑)。

皆さま 「伊東二輪林道部」の8耐を応援よろしくお願いいたします!!

プレスカブ50 75cc化


ホンダ プレスカブ50改 75cc。今週始めに納めた車両ですが。9万キロ目前でミッションが壊れた スーパーカブ90の代替として 神さんご購入です。仕事柄 バイク使っての仕事なので必然的に距離伸びるので 耐久性重視です。カブ90も約2年で 6万キロ乗ってましたので。
で、流石にナンバー50のままでは免許証も危ういし、色々な束縛も面倒なので 合法改造申請ということで排気量アップ。伊東二輪では定着の キタコライトボアアップキットにて納車前に慣行。元々在庫時はノーマル車の 走行9000キロ車両でしたので装着されていたピストン等もキレイそのものでしたね。

キタコさん新品シリンダー&ピストン いつ触ってても小排気量はカワイイですな。



で毎度一番時間もかかる お決まりのガスケット剥がし......緑色のが残ったガスケット。これを剥がさないといけません。

今回は シリンダーベースはそれほど手こずらずに進んだので良かったですが.....




毎回この作業時には tetsuは独り言で「人生 ガスケット剥がしだよ!!」とブツブツやるものです(笑)。
75cc登録にて納車、黄色ナンバーにて 現在 ナラししながらお仕事奮闘してますね。

2019年 エンデューロレース 前半 振り返り 其の二

で、勝沼での反省点を洗いざらい 現状tetsuのレベルでの エンデューロ正義は 「一に 足つき」というのが重要ポイントとなり  車体造りの方向性及び サスセッティングを大きく変えてみました。丁度 この2週間後 4月14日に MFJ主催の 東日本エンデューロ エリア選手権 併催の 「JECライツ」なる 体験模擬レースがあり そちらに仕様変更して 参加してみました。このレースは 勝沼のとは違い 「オンタイム」方式でしたので それも興味ありました。この時は S部長が共に参加。tetsuは Cクラス。部長は 上級のBクラス。tetsu 11位。部長は表彰台 目前の 7位という結果でしたが JECでの戦い方の難しさは体験できたので これはこれで走っておいて収穫でしたね。

JECライツの攻める S部長 with RR2T250



JECライツにてイゴり中激写された tetsu with FE250(ゼッケン 44)




ここで 話はそれますが、エンデューロレースには大別して 「クロスカントリー」方式と「オンタイム」方式があります。ハードエンデューロもありますが ここでは触れません(笑)。

主に JNCCが行っているのが クロスカントリー方式。
MFJが行っているのが オンタイム方式。
説明すると 超~~~~~~なが~くなるので以下を参照してください。

クロスカントリーエンデューロの説明はこちら(比較的ざっくばらんに説明してます)⇒http://www.bikebros.co.jp/vb/offroad/offroadasobi/asobi-crosscountry/

オンタイムエンデューロの説明はこちら(かなり読み込まないと理解できないと思います(苦笑)⇒https://jecpromotion.com/%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E8%A7%A3%E8%AA%AC%EF%BC%81/

t
etsu的補足で簡単に言うと。クロスカントリーが「ガチ競争」。オンタイムが 「見えない敵との競争」って感じかな。とはいえ どちらも 基本は「自分との闘い」かとtetsuは感じております(笑)。
因みに ヨーロッパでは エンデューロレースと言えば「オンタイム」を指すようです。

この時は初日野カントリー(練習なしのぶっつけ本番)でしたが 車体造りの方向性が吉に出て 特にお山を走る方向性は合ってきたようです。身体も慣れてきたのもありますが。
細かい内容は以前のブログで紹介しております(同じレースカテゴリーで出てきます)。

そして 約一か月前の 6月9日 同じく 日野カントリーで行われた 雑誌社 ダートスポーツが主催する ハッピーエンデューロに 伊東二輪林道部 エンデューロレース活動中の 5人全員が参戦することに。

其の三に続く

2019年 エンデューロレース 前半 振り返り 其の一

いよいよ今月末に 本年度 エンデューロレースの本目的。「第35回 8時間耐久パワーエンデューロ」が開催されます。tetsuは 昨年の約束を果たすべく K主任と組んで伊東二輪林道部として 参戦です。

それを走れる目標のために今年から参戦してみてきた前半戦の参戦レースを振り返ってみます。
気分は 30年前のロードレース参戦時のノービスライダーです(まさしくそうですが)。が あの頃のような勢いでは今は走れませんので 老練経験値を駆使して 一戦一戦 大切に戦ってみるしかないです。今の環境では特に 怪我は大敵ですからね。


3月31日 待望の エンデューロレース初戦は WEXイーストの 2019年度 第一戦へエントリー。山梨の クロスパーク勝沼での開催ラウンド。WEXはクロスカントリー方式レース。エントリーは 90分 のCクラスへ。同クラスに伊東二輪林道部より S部長(現S本部長)、K主任もエントリー。本当は Sinくんが  40分クラスへエントリーのはずでしたが 骨折隊長の役職通り(笑えない) 事前練習での骨折のため この時は不参戦でした。
マシンは tetsu 2016年型 ハスクバーナ FE250。S部長 2017年型 BETA RR2T250。K主任 2019年型 KTM 300XC-W TPI。
90分クラスは A~Dクラスまでで総エントリー101台 。結果 全員完走。順位は  K主任 が最高位 27位(クラス 12位)。S部長は 最終週のクラッチトラブルに見舞われながらも 46位(クラス 28位)。tetsuは 59位(クラス 34位)という結果でした。S部長とK主任は昨年のWEXにも出場、ポイントを持っていたので今年は固定ゼッケン。


ゼッケン 382。S部長 with RR2T250


ゼッケン 444。K主任 with 300XC-W TPI


ゼッケン 466。tetsu with FE250



このレースは夜に降った雨の影響もあり 序盤 ウェット気味のコンディションでしたが そんなこと皆イコールコンディション。それよりなにより tetsu初レースにて 今でも記憶に残っているのは レースしたことより 「バイクを起こしている自分」しか思い出せません。う~ん、細かいのも入れると 10回くらいは転んだのか。今思い出しても どれも大した転び方ではないのですが それがタイムを落とし、体力も消耗しての 悪循環でしたね。完走という結果は ひとまず良かったですが 裏目標の 半分以内順位には届かずでしたが、それが実力ということなので まずは次に繋げることでした。しかし このレースで 今の自分に必要なマシン造りの方向性も明確になり 次のレースは大幅仕様変更して挑む指標とりました。この時に感じたのは エンデューロレースに必要なのは 体力、テクニックもありますが 大きいのは「場慣れ」でしょうかね。林道走行にはない全く違うシチュエイションでの競争なので 林道経験値は全くと言っていいほど役に立たないと思いました。この辺は 公道経験値がサーキットで役に立たない ロードも同じですが。それ以上に ロードレースと違って レース内容によって時間やルートレベル、また 毎週 路面状況も変わるので その時々の判断力が大事です。
順位はさておき このレースで エンデューロレースが出来そうなことは得られましたので 継続参戦していくことでなにかを掴みにいきます。面白さは.......どうでしょうかね~(笑)。



この時は 林道部数名も応援に来ていただき ありがとうございました。

このレースのリザルトはこちら ⇒ http://www.jncc.jp/results/2019/190331_90.html

其の二に続く