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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

2025 スーパー林道中 二日目

8月11日 二日目となります。

この日は朝から小雨様相。とはいえ 雨雲レーダーで見ていると午前中は 雨雲が来ては去ってを繰り返すようで 丁度 その狭間を狙って 午前8時30分ごろ 荷物パッキング完了して出発となりました。午後になるにつれて雨は止む方向でしたが 出発時はまだカッパは脱げませんでしたね.....



この日の午前中は 一度 宿より北上して 定義山周辺にある林道に行きます。
この林道 周回するように 地図上では 県道から入って 約18kmの林道で同じ県道に完抜きできる.....はず....

ここは2018年の時に途中まで行きましたが やはりその時の時間制限もあり 途中でピストンして戻った経緯があります。
その時の心残りもあり 今回 一番の 完抜きしたい林道でした。
ただし 事前情報を調べていても 途中が かなりの廃道化が進んでいるようでもあります。
そこが 上手く抜けれるかがまずは関門でした。

ここ数日の雨もあってか進入して 途中分岐点までは 林道幅はあるものの 結構なガレと轍とで 前回走った時よりもかなり荒れた印象でした。


この時点でほぼ雨も止んできて 一気に蒸してきた感じ。
分岐から走り始めて すぐに tetsuゴーグルが曇りまくって 視界不良になり一旦 他のメンバー先に行ってもらい ゴーグルを拭きました。
路面が比較的整地された林道ならそのまま走っていてもなんとかなりますが この時の路面は全く見切れない状況だったので.....
メガネ常用者のtetsuはメガネには毎回 曇り止め塗っていますが ゴーグルレンズには基本施しません。万が一 雨で濡れたりすると曇り止めが原因で 滲んだ光景になってしまいそれはそれで非常にみづらくなってしまうので。
「ダブルレンズ買えよ」とかいう意見が出そうですが オフロードゴーグルのレンズ、基本傷着くの早いので 消耗品的考えで行くと ダブルレンズの費用対効果を考えてしまうもので(苦笑)。
tetsuは SWANSメガネ用ゴーグル愛用ですが ダブルレンズ一個で下手すると ゴーグル一個買えてしまいますからね.....って考えると 普通のクリアレンズでいいかとなるのですよ(笑)。

この時は雨も止む傾向だったので 曇り止めを内側に塗り対応、皆を追いかけました。

しばらく行くと Sinくん先頭に止まっており、その地点から先が 木々が林道側に覆いかぶさる様相になってます(汗)。

この辺から 廃道化のエリアなのかと思案しつつ まずは行けるところまで行って見る事に。


進むにつれて 所謂『ヤブ漕ぎ』状態になっていきます(汗汗)。

路面も結構な落石が散乱していたり 大きな水たまりがあったりと お気楽にはヤブを漕いでいけない状況 & 雨がやんで雲の切れ間から日が差してきたのもあり 速度が出せない状況と相まって 蒸し風呂状態になりました。

路面不良に視界不良にヤブ漕ぎという 3段修行のようなものですよ(笑)
ヤブ漕ぎもバイク一台分の幅も確保できない箇所も出てきて.....(泣泣泣)

なにもこんな苦労はしたくないんですよ~


こういう状況でなにがイヤかって 最後 ヤブ漕ぎのままで 道が無くなる、もしくは通れなくなった場合....
Uターンするにもおいそれと出来ない状況もありえるってこと(汗汗汗)。
ま、そうならないように祈りながら進むしかないのですがね(苦笑)。

途中 本当に道が合っているのか不安になってきましたが 二番手 sinくんの なにも確信ないにもかかわらず「もう少しで抜けれると思うんですよね~」という言葉を信じて 更に 悪路状況を進みました。
そうすると 視界が開けてきたエリアに出れましたよ!
長年の感覚ですが この廃道エリアの 一番難所的なところはクリアしたような気がしました。

そこで一旦休憩。



しかしこの日は特にこの林道間でしたが、 雨も止んでか アブやスズメバチが多いのなんの。
あまり長く滞在はよろしくないと判断して先を急ぎます。

この先はそれほど廃道チックなところもなく段々と下り路面が多くなってきたので 山を下りている感覚的に 出れそうという判断に。


砂防ダムの洗い越しも出て来たりで その後は 車のタイヤの轍も出てくるようになり この辺からは確実な安心感が出ましたね。


最終的に予定通り出れました! ルートは間違ってなかった模様。

みな 達成感はあったようですね(笑)。
途中の 不安しかないヤブ漕ぎもいいイベントとなった瞬間でした(笑)。

この辺りから青空も見えるようになってきましたね。

二日目の午前中一杯を使う予定でしたが ほぼその通りになりました。
出てきたのが 既に 昼の 12時過ぎでしたね。
ここ出て 数キロも走らないうちに次の林道があるのですが、午前中で予想以上に飲みものを使用したのもあり 水分求めて 一旦戻ることに。場所的に自販機すらないような山奥だったので 結構戻るハメになりましたが 背に腹は代えられないですからね。


自販機で各自補給して さっさと先に進みます。
この次の林道は うっそうとした木々の中を走るところも多く あまり視界はないですが 比較的走りやすく 途中 直線が結構長くあるところで 久しぶりにアクセル全開で走れて爽快でした。

この林道出ると 国道 48号に出て ここから南下、朝出た 秋保温泉をかすめて更に南下します。
この日は 最終目的地が 福島県の 飯坂温泉となります。

南下しながら途中 宮城蔵王 にある 林道二つを通って行く予定。
しばらく舗装路移動が 長く、途中 コンビニでこの日は昼休憩。


この時点で 午後2時過ぎ。

次の林道が この周辺では知る人ぞ知る 『蔵王の沢渡り』と名がついているところを通る林道。

以前からあるようでしたが こっち方面の林道にある程度知見のある tetsuと部長も知らず 今回お初に通る林道です。

沢渡りと言っても 本当の川を渡るわけではなく 大型砂防ダムの上を通る林道部が洗い越しのようになった状態の箇所。
当然 その時の水量で 流れている水の幅や強さも変わるのでしょうから行ってみてどうなのか......



この日はこの時点では晴れ間も出てきており 青空も見えるくらい。
しかし朝までの雨の懸念もありましたが思ったより水かさはなく先頭tetsuで 気を付けながら突入していってみました。
見た目より少し焦ったのは 路面の下部の砂防ダム部分の造りが 凸凹していたことでしょうか。
それ以外では 注意してれば 途中止まってしまっても再スタートできるくらいな場所でした。

ここで折角なのでみんなで集合写真と sinくんがカメラ台設置しているときプチ事件が....

tetsuが自分のスマホを下の水流に落としてしまったっていう(焦焦)
たまたまsinくんが撮っていたその一連の写真です。



tetsuが 「おわ~~!」って水からスマホを救い出している 対 それを冷静に傍観している他の人達の構図がちょっと面白いです。

すぐに拾い上げたので 良かったですが 危うくそのまま流されていくところでしたよ(怖)

tetsuのスマホは現場用スマホなので 防水、防塵、耐衝撃に関しては 問題ないはずでしたのでこういう時には助かりましたよ。実際 その後も何事もなく使えたので良かったです。


ということで『蔵王の沢渡り』記念写真。

ここから上流の景色はこんなもの。


この林道を出たところは宮城蔵王の大きなスキー場の駐車場の脇っていう。

『犬は喜び庭駆け回る』 ではなく『yossy喜び駐車場走り回る』の図(笑)。
空が合成のような写真ですね(苦笑)。 でもここも気持ちよかった~

この時点では朝の雨模様もどこへという感じくいらい気持ちいい青空が見えてましたね。


この次が 宮城蔵王から 山形蔵王に抜ける 蔵王林道へ。
ただし ここも時間の都合で 山形側になる県境の峠でUターンすることにしました。
この後も 最後12キロほどの林道を経て 飯坂温泉に入る予定なので 結構時間的にオセオセ気味でしたので。

ここは2018年の時にtetsu 690 ENDURO Rで 途中結構な勢いで右に転んだ際に ブレーキペダルが 180度曲がってしまった林道として覚えております。
宮城側と山形側で路面状況が結構違うのも特徴です。

今回は 宮城側のみでしたが 途中 ヤブ漕ぎまでは行かないけれど 先が見えないくらいの草木に覆われている区間もありましたが 県境峠までは 以前とさほど変わらない路面状況な感じでそれはそれで楽しめました。

ここを往復して出た時点で 3時30分過ぎ。
更に南下して すぐにある 七ヶ宿湖 の脇から入って南下する12キロほどの林道を通るのが 宿までの一番の近道でもあるので 一石二鳥てきラッキールートです。

ただし 途中 道を間違えなければですが(苦笑)。

結果 無事 午後 5時過ぎに宿に到着することができました。

この日は F本くんが林道途中で立ちゴケしたくらいでしたが 大きなトラブルもなく終えれました。

部屋は5人部屋だったので 臭い臭い(笑)。

この日も途中からカッパは脱げましたが 着ている物の一部や ブーツの中とかはグショグショ変わらず。
その臭さが分る 全員での「おつかれ~」写真です。


二日目も林道だけで 約70km走れましたので 満足満足!

そして残るは最終日へと......
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