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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

モンキー パンク修理

久しぶりの 旧モンキー(今はモンキーって125ですから)のリヤパンク修理依頼。


赤いホイールなのは かの 『くまもんモンキー』だからです。
フルノーマルの車両でしたので カワイイですね。
6Vモンキーの頃から知っているtetsuとしてはこの 後期モデルはインジェクションなので不思議な感じです。

で、この頃の車体のモンキー、ゴリラ系のホイールと言えば 「合わせホイール」。
タイヤを入れるのにも、外すのにも ホイールを左右に分割するんですね。
こんな感じ。


大昔30年ほど前はこの構造のホイールに幾度 泣かされたことか.....(泣)

大昔はモンキー、ゴリラ系ももっと一般的に使っている人が多かったので必然的にパンク修理も多かったですが、なにが泣かされるかって この合わせホイールがバラせなくなっている車両が多々だったのです。
この合わせホイール、スチール製なのでサビます。
特に古いヤツは塗装も剥がれるので余計にサビます。それまでのタイヤやチューブ交換歴にもよりますが.....
で、このホイールの合わせ面内に水が浸入し放題の構造なので 使用環境や保管環境により この間がサビまして ひどくなると このサビで合わせ同士がサビて固着して剥がれなくなるという図式になるのです。そして これまたいざなんとか合わせ面が剥がれたとしても そのままホイールに穴が空くなんてこともありまして........
更にひどいものでは 合わせは剥がれたけどタイヤ外せないというオチになったり......
タイヤのビード部とホイールもサビで固着してとれなくなるというのにも遭遇しました。この時は サンダーでタイヤ切りましたがね(疲)。そして タイヤにホイールのフチが張りついてきて ホイール ジ、エンド っていうのもありました。
兎に角 イヤでしたね。しかも 超疲れるし......

バラし頻度が多ければ簡単なんですがね......

今回の車両は年式も新しく タイヤもまだ硬化していなく ホイールの中もキレイそのものだったので楽勝でした。鼻歌でしたよ(笑)。

こんなキレイなモンキーホイール、今までで見たことないっすよ(笑)。


昔からのおまじないで 合わせホイール組む際には 次回に酷くならないように 合わせ面にグリス塗りたくりの刑も久しぶりにやりました。

という モンキー合わせホイール 昔は大変だったんだよ~ネタでした(笑)。
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MY23 250EXC-F

先日の荒天の中、修理車も部品待ち 来客もないであろう天候だったので 重い腰を上げて 約一か月放置していた tetsuの MY23 KTM250EXC-Fを整備し始めましたよ。
ま、仕事の方もメチャ忙しくて その上 左肩の状態がまだまだ改善されなかったので ヤル気ゼロだったのもありますが。

っていうか 自分の車両の納車整備はいつでもツライですね(笑)。
全集中のヤル気を出さないとです。こんな状態までしなければいけないのが分かっていたので.....
っていうか こんな状態までなっているってどういうこと?


これでこの後 フロントも外れるので もうなんだか解らない状態でした(苦笑)。

因みにステムのグリスアップで抜いた際 新型になっての関心した部分もあり。


ステムのシャフト部分の写真ですが 真ん中の凹み部分はハンドルロックが刺さる部分(EXC系は一応公道走行可能な為、ハンドルロックがあります)。以前はこの部分がシャフト内まで貫通していてこの部分から水やダスト類がベアリング側に侵入することも顧慮して レーサー化の場合 、先人の知恵を借りて この部分に目留めのテープを巻いていたのですが 今回から貫通させてない加工となってました。

凝った造りです。これでテープ処理も必要なし。

その後 夜な夜なチマチマやって 95%まで完成しました。

ま、外装は昨年使用したものなのでこうなると違いは今一解りませんがね(笑)。
フレームの色が違うくらいかな。
肩の状態もよくなってきたので そろそろ乗りたいな~。

セロー250 20thアニバーサリーモデル

ウチの常連さまに 中古車捜索ご依頼にて セロー250を探していたら この車両になってしまったパターンです(笑)。

元林道部のヨッシーくんが晴れて 林道部復帰のために選んだのが この子です。
サイレンサーカバーのレーザー文字がこれ見よがしで イヤらしい(笑)。

ま、20周年アニバーサリーモデルになったのはたまたまですが それでもこれに落ち着いたのも運命かと(笑)。
tetsuはこのカラーリング 『ウルトラマンカラー』って呼んでますがね(爆)。
近影で見るとこんな感じだから。

何故この配色になったかも疑問ですが ま、20周年だとこんな感じだったのでしょう。
オフ車の配色じゃないね(笑)。

でも当該車両、走行 約9千キロ、車体も激しく使われてなく エンジンも非常に静かで好印象車両です。
ヨッシーくん これで今年も林道中いきまくりですな!
あ、ハッピーエンデューロにも出て欲しいな~(40分でいいから)。
ま、主任が「90分」って言いそうですがね(笑)。

本日タイヤは交換完了しております。週末までに完成させますので 納車まで今しばらくお待ちください!

リトルカブ ステムベアリング交換

約5万キロ走行のリトルカブさん ステムベアリング交換です。

ホンダのカブ系、特にリトルカブ系はある程度走行して来ると ハンドルを左右切る際に 決まったところで引っかかる症状が出ます。これがステムベアリングが損傷している証(ま、他の車両でも基本これで気が付きますが.....)。
特に センタースタンドでフロント上げた状態にすると顕著に解ります。
これ 毎日使用している人なんかは逆に気が付きづらいのですがね.... 人間が慣れてしまうからっぽいです(長年の勘 (笑))。

以前にも当ブログで申しておりますが カブのステムベアリング交換、意外と面倒くさいです。
通常のバイクのようなステム構造でないのが一因なのですがね。説明するのは面倒なので そういうことです(笑)。

で、ステムを既に抜いた図。


アッパー側のベアリングはまだグリス残ってますがそれでも乏しいかぎり。

比べて アンダー側は....... ご臨終です......



おそろしくサビてますくらいにグリスのグの字もありませんね。よく走ってましたという状況。
ま、ここまで外れてれば後は各ベアリングレース、コーンを入れ替えるだけなんですが これも各圧入部からすんなり外れればなのですがね。
今回はどこもスムースに作業が進行して 無事完成 納車されました。

C125 あれやこれや

ホンダの C125さん。
当オーナーさん S兄さんは ウチの常連さんはほぼ知らないだろうけど、tetsuがバイク屋になる以前からの 36年来ほどの知り合いさんですが 20数年ぶりにお会いしました。 このC125でご来店にて。

なにやらしばらくバイクを降りていたらしく 昨年久しぶりに復帰のため C125にしてみたと。
で、色々 物品を装着して欲しいという依頼を昨年暮れに打診されました。
依頼内容が多岐なカスタム&ドラレコ等装着と 色々あって正直 時間かかりそう(汗)。
とはいえ 流石に長年のお知り合い&わざわざ 伊東二輪にご依頼ということもありますので お引き受けしまして 先日お預かり時にこんなバラバラ状態にしています(泣)。
ハンドル周りから後ろまでほぼ 外装外れてます。
(写真撮りたくないのでわざと分かりづらいこんな感じだけ(笑))



正直ここまでC125初めてバラしましたが、案の定 昨今のホンダ車通り 「整備性悪し」です.......
もう数年経ったら 外装外す時に数か所はハメ込みの部分が割れるの間違いなしです。

依頼内容が前から後ろまで&電装も含め 多岐に渡っていたので さっさとやっつけたくて この車両にかかりっきりで 3日でやっつけました!
バラすのも一苦労でしたが外装戻すのも一苦労.....っていうか同じ車両ばっかりやってれば 時短になっていくのでしょうがね(苦笑)。

当オーナーさんは完成体は喜んでいただいたので ヨカヨカですね(笑)。

同じ事をもう一度と言われると.....あまりやりたくないですがね....(苦笑)。