TW225 整備 其の二
偉そうな横文字ですが簡単に言うと、アクセル急締め時に 燃焼ガスが薄くなって マフラーからのアフターファイアが出る状況をそこで流入エアを若干カットして燃調を濃くして アフターファイアを少なくするというのが狙いらしいです。キャブの吸入負圧の勢いを利用して作動しますがここに組まれているスプリングはかなり強いので かなりの吸気変動でないと作動しないようにもなっております。
外してみますと、ここはかなりヨレヨレですな。左が使用物。右が新品。
切れてませんが そのうち時間の問題です。こちらは新品に交換しておきましょう。
で、TW随一の整備性の悪い箇所。「フロントスプロケット交換」
写真を見てお気づきでしょうか......
なんと左のエンジンカバーを外さなきゃいけないのはまだしも この部分 エンジンオイルが回っておおりガスケットも装着されてますので ただのフロントスプロケット交換ではないのですよ!
普通のオフ車や カブなどでしたらせいぜい 15分程もあれば交換終了なのですが、TWくんはそうは行きませんのです.....これ知らないで 簡単に「お、スプロケット交換なんてすぐだよ!」なんて言った日には大変ですよ(大昔 そうtetsuはそう言ってました....苦笑)
今では勿論知ってますので オイル交換時期も合わせての全部品用意していての交換です。
外したフロントスプロケット。6万キロ使用の割にキレイに減ってました。これこそ 「手裏剣」です。投げれば 板の壁に刺さりそうです(笑)。危ないので 投げませんが。
というリフレッシュを完了して まだまだ TWでの写真の旅は続きますね ダーヤマくん。
あ、ハーレーくんも乗ってあげてね。
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