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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

DAX70 ボアアップ&タイヤ交換 其の二

で、こちらがこれから組む タケガワの DAX70用の88cc化 Sステージキット。
ピストン、シリンダー、ハイカム、強化バルブスプリングのセットです。
カブ系のエンジン改造するのにはやはり老舗のタケガワが確実な造りと性能で昔から定番です。
しみやん号は既にビッグキャブと謎のマフラーが付いているので 基本的のこのセット組んだだけで走ります。ヘッドはそのままなので圧縮比は上がる仕組みです。




シリンダーのスリーブの肉厚の違いも写真の通り。
88ccの方は結構薄いですね。ハーレーの883と1200もこんなような違いでしたね。


ピストンの違いはもっと驚き。


スカート部は タケガワのそれはもぉ現代的に極端に短いですね。高回転回るはずです。


そして強化バルブスプリングに交換してカム変えて。
久しぶりにバルブスプリングコンプレッサー使いました。そういえば以前使ったのもリトルカブにでしたね(苦笑)連続カブ系に使用とは(笑)。

そして写真も撮りたくない 「人生はガスケット剥がしだよ!!」にまたハマり(泣) 順調に組み上げましたさ。

そして 次は問題のタイヤ交換......

この頃のDAX(モンキー、シャリーも)のホイールは所謂 合わせホイールでして ホイールを半分半分に割ってタイヤ交換なんです。写真のボルト類全部外して ハブ外して 割ります。
で、取り外し歴が長期に渡り行ってない車両や放置歴長い車両は かなりの要注意でして ホイール合わせ部から水分入り放題でして、その為 内部が腐ってしまい 錆びでホイール同士が固着してしまっていたり タイヤがホイールに固着してしまったりと それはもぉ大変な事になってしまうのも 昔は何度も経験したのです。最悪は タイヤをサンダーで切った事ありました。また合わせ面が剥がせなくて 無理やり剥がしたら ホイール自体が錆で崩壊した.....なんてこともありましたので ホント嫌なんです(泣) とはいえ引き受けたので やりますよ!!

と意気込んでみたものの、意外な結末が......
なんとホイール自体は合わせボルトを緩めたらいとも簡単に離れました。タイヤが少し言う事聞かなかったですが 想定内でこちらも外れてくれたので良かったです。

合わせホイールの内側もキレイな物でした。正直 tetsu31年バイク屋歴で一番くらいに入る綺麗さのホイールです(笑)。放置空間が工場とのことで 油分が多かったのかな?(謎)。なにはともあれ 無事こちらも交換 。余談ですが 次回脱着の事を考えて腐食防止にホイール合わせ面にグリースを塗りたくって組むのは トラスト時代に親分に教わりましたのでそれも励行。
ただのサーフィン移動だけなので タイヤはブロックタイプではなく経済的な 普通の原付タイヤ(笑)で交換しました。勿論 チューブも前後新品交換。
エンジンナラシは必要ですが これでちょっとは速くなるのと 乗ってて楽しくなるといいですな。
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