ありがたい事に連日フル稼働です。
第一弾
①ホンダToday クラッチ破損
お客様が停車後 普通に乗り始めたら信号待ちでも前に進んでいってしまうという症状を訴えてきました。実走約10000kmの車両ですし、改造もされずおとなしく乗られる方だったのでちょっと不可解です。早速ベルト側バラしてみますと・・・・・
写真の丸印の部分が吹き飛んでありません。当該車種ではこのようになったのを初めてみました。
3本あるクラッチスプリングのうち、一本の引っかかる箇所が綺麗にモゲてありません。
このため一つのクラッチシューだけ最初から少し広がった状態になってました。
これは元の製品が外れでしたのでしょう。かなりイレギュラーです。
クラッチ交換にて修理完了です。
②スズキアドレスV125G エアクリーナ劣化によるスロットルボディ汚れ
10年前にトラスト時代、新車で納めました初期型V125。ワンオーナーで約33000km走行しておりますが最近 アクセル戻すとエンジン停止してしまうことがあるという症状で入庫。tetsu自身 V125乗ってますのでアイドリングさせてみてもなにか調子が変です。
とりあえず症状を検証してみるため、一日tetsuが通勤に使ってみることに。
確かに止まらないけど、回転落とすと 一度止まりそうなところまで落ちます。
V125のインジェクションは結構単純で解りやすいので おおよそアイドルコントロールバルブ辺りに原因があると思いバラしてみることに。その際ふと思い出したのが「そういえばこの車両・・・なにかないとお店に見せにこないから 実はエアクリーナも関係あるのでは」と疑ってみましたところ。。。 ビンゴでした。
V125はエアクリーナが湿式タイプなので経年劣化で写真のように朽ち果ててきます。これでも可愛いものです。2スト時代の車両は最終的にバラバラになってエンジンに吸い込まれてしまいエンジン停止なんて修理をよくやりました。最近は2スト率が少なくなったので年間の件数も減りましたが(苦笑)
このボロボロになったスポンジのカスがスロットルボディの吸気通路に細かくこびりついてました。これにより正規の空気吸入流路が確保できなくなりエンジン不調の原因となってました。
スロットルボディ清掃、エアクリーナエレメント交換にて修理完了です。
以前から申しておりますが、このような事を防ぐ意味でも一年に一回くらいは一日かけて定期点検に出していただくのがよろしいと思います。
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