忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

748R ウォーターポンプ修理

埼玉川口方面のお客様 ドカ 748Rさん修理です。サーキットにて転倒、身体の怪我は皆無でしたが車両は左側に転倒、滑走していった際 不運にもゼブラゾーンで跳ね上がってしまい それが原因か ウォーターポンプカバーが割れてしまいました。更に ポンプシャフトのプロペラ部分も吹き飛んでしまってました(汗)



ということでこの周辺 全交換です。シャフト交換なので 写真の四角印カバー(ジェネレーターカバーとなります)を外さなければいけません。

交換後の新品のシャフトプロペラ部。こんなにあったんですね。


ついでに タイミングベルト点検、調整依頼も承りましたので ベルトカバーアクセスのため タンクはぐって エアBOX内とご対面の図。


この車両 2000年式ですので まだメカメカしい トップフィード型のインジェクターですね。いつみても 「カッコイイ」とtetsuは思ってしまう。ピカピカなファンネル&スロットルボディは既に十分 大口径です。因みに 2000年までの上位機種の996SPSは この部分のインジェクターが「ツーインジェクター」となっており 2段構えのタワー型装着となっており それはそちらで見るだけでカッコイイんですよ(笑)。2001年~は996R,748R共 更に大口径スロットルボディ&シャワータイプのインジェクターと進化していきます。
既に 修理のお話ではなくて ただの 鑑賞素材のお話ですな(苦笑)

諸々修理を終えて 無事納車されました。外装早く修復して また元気に走ってください!
PR

ベータ祭りなるもの

一昨日 エンデューロ研修の一環として 年に一度行われる 「BETA オフロードパーティ」 通称 「ベータ祭り」なるものに参加してきてみました。場所は 茨城県にある オフロードパーク白井。
tetsuは初めて行くところですが トライアルでの方が有名なのかな。あとは 沢アタックできるところが ハードエンデューロ系の人には有名のようで...... tetsuはそれは目的ではありませんが。

「ベータ祭り」を説明する前に......
ここで 「BETA」を知らない人(特に舗装部側の人は知らない人多いでしょうね)は説明面倒なのでググってください(笑)。とは言いながら 簡単に説明補足入れておきます。
イタリア製 にて元々 トライアル部門で老舗的に有名な会社。2010年くらいからエンデューロ部門に参入してきた模様ですが 今では エンデューロ界で KTM、ハスクバーナと肩を並べるくらい知名度があります。車体の構成、方向性も 他社の外車勢とは趣が違い よりトライアル的使い方に長けている方向性のようですね。小柄な日本人にもその車体の方向性で人気があるようで 今年tetsuが参戦したエンデューロレースでも KTMと同じくらいかそれ以上にベータ勢のエントリーが多いように思いました(ハスクは少ないです)。伊東二輪では S部長が RR2T250、Yossy氏がXトレーナー250乗ってます。この2台が日本でのエンデューロレースで走っているのが多い車種ですね。
参考写真は以下

RR2T250




X-trainer


そんなベータを取り扱う「BETA Motor JAPAN」が ライダー皆への感謝を込めて オフロードパーティと名をうって開催しているもの。当日は BETAプロライダーによる トライアルスクール、エンデューロスクールがあったり 最新BETA車の試乗会、フリー走行、プロライダーによるデモ走行とあったり盛りだくさん。しかも 参加に辺り ベータ車所有でなくても OKなところが 一番 イキなところです。

ということで tetsuはS部長と共に エンデューロスクール 初級に参加してきてみました。

諸事情によりここ数か月 走行不能だったS部長&RR2T(奥)&tetsu FE250。

S部長と走るのは 8耐久以来でしたので感無量でした(笑)。
初級と言いながら そこそこの走破力がないと 会場となっているオフロードパーク白井でのイベント場まで行けないというのは昨年参加した S部長とK主任に聞いておりましたが、その通りだったので笑ってしまいました(笑)。
スクール内容もJNCCやJECでのトップランカー達が 各個人的意見もふまえて 基本的なことから小技まで教えてくれました。tetsu的には 一年エンデューロをやった後だからこそ 「なるほど」と分かるところも多々あり 今後のエンデューロライディングに対して 大変参考になりましたね。
フリー走行での白井は痛かったですが(苦笑)。

これに参加して思ったのは 参加者の年齢層が 若い方が意外に多いというもの。エンデューロレース全般そうでしたが おそらくロードより圧倒的に若者が多いでしょうね。勿論 高年齢も変わらずいますが(笑)。やはり ロードレースより 圧倒的に気軽に体験できるからでしょうかね。
スクールではtetsuぶっちぎり最年長だったでしょう(笑)。また tetsuと同じく 他社製車両での参加も多かったですね。tetsuのスクールでも 10台中 BETA車両の方は一人だけでしたし(苦笑)。それでも  「俺BETAに乗り換えよう!」って人がいてもおかしくないくらい フレンドリーなイベントでしたよ。 BETA Motor JAPANさん ありがとうございましたって言ってしまうくらいに。
でも tetsuは乗り換えませんがね(笑)。来年も 「ハスクでGO!」です。

リード100 ベルト切れにて

リード100さん 思いっきりドライブベルト切れたの図です。


走行中粉砕だったので ケース内 いたるところにベルトが粉々になった破片や繊維が吹き飛びまくって 掃除と除去が大変でした。
そんな中 配線被服が一部 剥がれてしまっているところ発見。とは言いながら、この不具合は今回が原因ではない模様。この車両、以前に ウェイトローラ粉砕も経験しているらしく その破片が飛び回った形跡も多々ありました。


黄色丸印部分なのですが、リード100はこの奥にセルモータがありまして、セル配線がここを通っていっています。赤色という事は プラス側ですね。この部分は セルを回す動作時のみプラス電源が流れる仕組みですが、それでも被覆が剥がれたままっていうのは危険極まりないです。ショートの原因ですので。剥がれているのを気が付かなくて 前修理者は蓋をしてしまったのかな?
ひとまず シリコンパッキンを塗りたくり 硬化させて絶縁できるようにしておきました。
ベルト、ウェイトローラ交換にて 修理完了しました。

998Sベイリス オイル漏れ



伊東二輪 テスタ系SBK4兄弟の一台です。因みに4兄弟とは、996R、998Sベイリス、998S ベンボストロム、998Rと 何故か テスタストレッタエンジン 限定車 各種いるという。これで FEがいれば完璧なのですが(笑)。
この方はベイリスくん。2001年に世界スーパーバイク選手権でチャンピオン獲った 当時のエースライダー トロイ・ベイリス号 そのまんまレプリカですね。世界限定 400台車。

2万キロ超えてきたのもありますが経年経過での これ系エンジンアルアルの ヘッドカバーからのオイル漏れ修理です。大概 リヤバンクが先に漏れてくるんですが、当該車両はフロントバンク側がひどかったです。自宅の駐車場 バイクの下にオイルの跡がついてしまうくらいでしたので.....



フロントバンク下はこんな感じでした。



開けた内部はキレイなもので良かったです。激しく使っていたり、オイル交換頻度が長かったり オイル品質の問題で 結構カムやロッカーアームがカジってしまってたりメッキ剥離しているのがあるので。


リヤバンクも滲み始めていましたが、そもそも最初からこちらも交換する予定だったので 結果良いタイミングだったかと。こちらの内部もキレイなものです。



そして、ちょっと前のtetsu996R整備でも 発見した チェーンスライダー割れ。当該車両も細かいヒビが入っているのを発見。交換しておきました。

今回のヘッドカバーからのオイル漏れ。国産車でも経年ではある話ですが、当該車両 昨年車検取得してから 約1年で 500kmほどしか乗っていなかったのがそもそも要因誘発でしょう。やはりエンジンものは定期的にエンジンだけかけるだけでなく乗ってあげないと調子は崩していきますよ。心当たりある方々は 頑張って 気を付けましょうね。

ミシュラン 「TRACKER」

ハイ、一般 林道部の方々への情報ですよ~(笑)。


「TRACKER」と書いて 「トラッカー」と読みます。ミシュランから今年発売された、オフ用タイヤ(見ればわかる!)。林道部の方々なら精通しているでしょうが、荒れ系路面が好きなミシュラン派では愛されていた、長年の 公道走行可能な変態タイヤの AC10の後継だそうです。なのでAC10は廃盤となるそうです。


でも.....パターン的には公道アスファルト移動時の安心感は AC10の比ではないくらい良さそうですよね(苦笑)。AC10なんて真っすぐ走っていても 段差で超振られるし(人の見てです、私は変態タイヤイメージでいれたことないです)。



今回 FujiさんDRZ400Sのリヤに初装着。翌日の 北富士演習場でのインプレはまずまずでした。今までが ミシュランのアナーキーワイルドだったので それよりはオフ感触は良くなければ困りますがね......
舗装路では若干 硬いイメージがあったそうですが 一部雪もあった 北富士では全般 問題なかったようです。今年 スーパー林道中で tetsuが690ENDURO Rに入れて好感触だった メッツェラーのMC360と同じようなものかもしれませんね。でも 公道使用ではライフは重要なので多少の硬さは目をつむりましょう(笑)。来年は tetsuも 690EDRにはこれ入れてみようかな。だって、MC360は タイヤサイズの選択肢がワンサイズの 110/100-18しかなく 扁平率の問題で ただでさせ足つきが悪い690EDRに追い打ちがかかって 林道では四苦八苦するので......その点 トラッカーはサイズ選択肢が多いので ありかなと。tetsu的には アナーキーも一般使いにはなんら問題なかったのでね。あと MC360は入荷本数が少ないから いつでもあるというものでもないので 供給面でトラッカー優位ですな。
来年は 部長、O先生、Miyaくん 辺りはリヤはこれになるかな?
それにしても.......「アナーキーワイルド」といい「トラッカー」といい ミシュランの現行オフ系タイヤのネーミングは カッコ悪いと思うのは tetsuだけでしょうかね?(苦笑) 
ま、名前で乗るわけではないですけどね(笑)。
ということで 交換時にはご相談ください!