忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

リトルカブ ミッションベアリング交換 他

みなさま明けましておめでとうございます。

もう年明け一週間以上過ぎましたが(笑)。

ということで今年ものらりくらりと不定期に更新していきます。


で、昨年末 滑りこみで修理納車出来た案件。

久しぶりの『エンジン割り』です。

常連さんキャブ車の頃のリトルカブさん 走行約 38000km車。定期オイル交換で来店。その際 チェーンが緩いかもということでチェーン調整もしました。確かに結構緩んでいたので相応に調整しました。
で、退店後 しばらくして戻ってきまして まだチェーンに違和感があると......

気になる症状を聞いていると どうもチェーンではないのでは?という症状。

tetsuが店の周り試走してみて 感じたのは 一速でのスタートから加速時や2速~3速変速時とかにたまに ステップ周りに来る振動の違和感と音(汗)。

イヤ~な感触です。

店戻って チェーンカバー、フロントスプロケカバーも外して 前後のスプロケット確認。
当初 どちらかのスプロケットの歯が折れているのではと思いましたが それはなし。
リヤが距離相応に尖っていましたが シフト時の違和感までにはないのではという状態。

で、フロントスプロケットを外してミッションのドライブシャフトを手でクルクル回しながらシフトチェンジをしてみますと 若干の違和感が.......
ドライブシャフトも平常よりスラスト方向のガタが大きい感じが。
祈るはミッションドッグ破損とかないようにです。
なんせ キャブリトルカブ時代のエンジンのミッション周りの部品には既に一部メーカー廃盤がありますので.....
最悪修理不能となります(中古を使用する概念は基本 ウチにはありませんので)。

ということでエンジン割と相成りました......

久しぶりのカブ系 エンジン周りの重作業。
まぁ カブはエンジン下ろすまでは速いので まだいいのですが 新車時より初めてバラすであろうエンジンなので毎回考えるだけでイヤになる『人生はガスケット剥がしだよ!』があるのが兎に角イヤ!!

でもお仕事ですし修理しなければ先に進まないので さっさとエンジン下ろしてバラバラにしました。いつもながらその間の写真なの皆無ですのであしからず(苦笑)



 はい、クランケース単体です。
そして緑色のが大敵の 『THE ガスケット』.....

カブでエンジンバラしで ガスケット剥がす必要があるのが以下となります。
①クランクケースセンター
②シリンダーベース
③シリンダーヘッドカバー
④クラッチカバー
⑤その他細かいところetc

考えただけで帰りたいですし、年内も閉店したいですよ(苦笑)。

でもやりますよ(笑)。


さて まずは 懸念されていた ミッションはオールセーフ。予想よりキレイな状態だったのでそれも安堵。
やはりドライブシャフト側のベアリング左右二個、特に 右側の方のは結構ゴロゴロでしたね。


既にヤル気出して約1時間かけて クランケースのセンターガスケットは剥がしております(疲)。



ということでどうせなのでミッション周りのベアリングは全交換。
ついでに 状態良かったですが こちらもどうせなので ピストン、ピストンリング、カムチェーン周りは全新品交換しました。


もう腰下はおおよそ 組み上がりピストン組み込む手前の図。



そしてついでに前後スプロケット、リヤスプロケットのハブダンパー(右の黒い物体)も交換しておきました。


ハブダンパーも結構摩耗してきて スプロケットの前後のガタが大きくなっているのが多いので走行過多のカブなんかは一度交換すると駆動系の消耗も抑えられますよ。

要所も部品交換修理したので エンジンも静かになり 無事 旧年中に納車できることができました。

因みに 昨年末は伊東二輪で越年する修理お預かり車が一台もなかった珍しい年となりました。
きっと今年は皆さま含め  特別にいいことありますよ(笑)!

と願ってます<m(__)m>
PR

ドカの乾式クラッチ

先日車検でお預かりした996さんのクラッチ全バラの図。


最近 停車状態から走りだしでたまに『ギャッ!』って音がするのが気になるとのこと。

これ ドカの乾式クラッチ搭載車では ある程度距離走ってきた(というよりクラッチを使ってきたが正解か)車両では アルアルな現象です。

当該車両は 走行 約30000km。
今までtetsuが長年見てきている車両ですが おそらく新車時からのクラッチでしょうね。
全体的ヤレ的にもそろそろ全交換しても良さそうではありますが なんせお高いのでね.....

そもそも ある程度消耗品と割り切らないといけないのは 構造上、しょうがないのですね。

だって 乾式クラッチなので(笑)。

ブッた切り過ぎたのでもう少し説明補足。

乾式クラッチの構造上、クラッチ全体への負担は、 オイルに浸っている湿式よりも遥かに シンドイんです。
元々 レースを主対応と考えてのものなので 日本みたいなGO⇔STOPがあるようなところを走れば 必然的に半クラッチが多くなるのが クラッチを痛める 最大の要因です。

とはいえそんなの気にしていたら 乾式ドカを日本では走れせられませんので 今回の 『ギャッ!』ってなってもある程度しょうがないんですよね。

ま、都度 セミOHすれば(ただOHではダメですが)ある程度その時は良くなりますが 結局 スチールプレートの表面が鏡面焼結化しているものはなにやってもダメですし。

最終的には使用距離や状態で 全交換となります。

今回はセミOHして対応、一時的ですが 状況は改善されたのでオーナーさまは満足そうでしたが....

ドカの乾式クラッチ愛好家の方々は この辺理解してクラッチいたわれる環境を走ってくださいね(苦笑)。
それか走らないか(笑)。

スタータモータ

ほぼほぼの現代車両には装着されてます スタータモータ。
別名 セルモータとも言いますね。

コイツの寿命は長年 バイク屋やってますが今一測れませんよね~。


当該写真のは アドレスV125の新品です。

ここ最近 立て続けに2件、アドレスV125系のスタータモータの交換作業をやりましたのでブログネタにしてみました次第です。

伊東二輪ではここ10年で何十台も中古として販売してますアドレスV125系ですが 実際スタータモータを交換したことあるのは今回含め3台のみです。

しかも距離性、一定年式は関係ない傾向ですね。

ウチのお客様で10万キロオーバーのV125は3台いますがどれも スタータモータは一度も交換しておりません。
tetsuも歴代3台 アドレスV125系を乗り継いでますが 一度も壊れたことないです。

そういう事のもあれば 今回立て続けのは 一台は 約5万キロ走行のV125S。
もう一台は 3万キロ走行のV125G。使用環境も 近所チョイノリプラス。
どちらも突然回らなくなったというもの。

勿論モータなので スタータ回す回数が多ければ 消耗度もアップしますが そういう関連性でもなさそうですね。
走行距離多いほど実質的にはその分 回してますからね。

伊東二輪の代車のV125Gは入手時26000キロ時 からスタータモータでの始動音がおかしく(変なカン高い音)いつかはダメになると思いつつ現在 31000kmですが 変わらず 始動できているという事例もあるので こうなると 製品としての当たり外れとしか言いようがないですね......

実質のウチのお店だけでの歴代販売台数から考えても 比率としたら あり得るくらいの故障率でしょうからしょうがないとも思えます。


ま、どんな車両にもありえる スタータモータは消耗するというお話として認識してください。

年末のご挨拶を兼ねて

本日 天気も安定していたので 久しぶりに 我が ドカの996R動かしてきました。

4年ぶりくらいにまともに 走らせて しかも 280kmほど走らせてきましたが やっぱり最高の相棒ですわ!(笑)。


先月は月末にエンデューロレースがあったのでどうしても乗車ウェイトはEXCFでの練習となってしまってました。
おまけに 仕事も忙しく、週末に 舗装部のツーリング企画も逃してしまい 『年内は996R乗らず仕舞いかぁ?』って若干思ってしまってました。

tetsuこの手の車両を走らせるのに 目的もなくブラっと走らせるのは苦手(というか好きではない)なのでなにか目的を考えて..... 『あ、親分に 年末のご挨拶行こう!』って都合よく目的にされ いざ決行してきました っていうのが お題の通りです(笑)。
スミマセン 親分<m(__)m>

6月に 大原親分の3回忌兼ねて 旧トラストワンメンバーのツーリングに交じって 行って 早 約半年ですが つい最近のように感じるのは何故だろう。

前回はCRF250Lででしたが 今回は 996Rなので楽勝に 目的地までが早いのなんの。

いや~、久しぶりに996R乗りましたが やっぱりGSX-R600より流してるスピードからでも 断然 加速力が違うのは 気持ちに余裕あっていいのですが、 重心の位置やエンブレの効き具合と言った V型二気筒 VS 直列4気筒 での違いはあれど それ以上の やっぱり 『ドカ VS 国産』って違いが大きいようで いざ乗ると ブレーキングからのコーナリングへのアプローチが全く違うので ドギマギしましたよ(苦笑)。
やっぱり ドカは 普通に乗るのも 難しいというのを思い出させてもらいました。
特に996Rは ポジションもタンクが長くハンドルが遠く低いので R600がいかに楽なポジションかと再認識もしました。
tetsu996Rは チェンジを逆シフト(レーサー式)にしたままなのでそれも最初は間違えました。
でも 久しぶりの996Rでも 操作感は 全然久しぶり感なく乗れたので それだけ tetsuの身に染みてるってことでしょう(笑)。


あ、話が996Rに行ってしまった。親分への年末ご挨拶でしたね(笑)。

午前 9時30分頃 出発していき 途中コンビニ休憩入れながら 現地到着 11時30分頃。



親分お墓にお線香あげて 色々話してきました。

一番伝えたかったのは
「久しぶりに996R 車検とって走らせるのに ここを目標にきましたよ。大原さんの良く言っていた 『乗れる時に乗れ! やれる時にヤレ!』の精神がいつも頭の中でグルグル巡っているので 動いている996Rを見せて安心させないとって。それに  やっぱり俺が持っているバイクで最初に乗れなくなるのが きっと 996Rだから 乗れるうちに存分に乗っておこうと思いましたよ!」
って。


親分が内容に納得しているかは不明ですが きっと少しは喜んでくれるはずです。

お墓に手を合わせながら 親分がtetsuと話していると よく言っていたフレーズ
『まったく てっちゃんは おかしいな(笑)』って 意味もなく言っていたのが なんとなく思い出されて ウルってきてしまいました.....

前回も同じ事言っておりますが、皆の健康と安全と 死ぬまでバイク乗るので見守ってくれと頼みまくって 「じゃまた来るね!」と言って 去ってきましたよ。

『俺は忙しいんだから 勝手に頼んでいくな!!』って 親分は怒ってそうですが 声が聞こえないので そのままにしておきましょう(笑)。

来年は 伊東二輪側メンバーも連れて 春にでもまた挨拶行ければと思います。


PS: 行きの中央道で危うく 覆面Pにヤラれるところでした(汗)。久しぶりの速くて それでいて気持ちを楽しくさせるバイクはそういう危険もあるので 用心用心ですわ(苦笑)。
親分ありがとう(きっと教えてくれたと勝手に信じてる(笑)。

たまには エアクリーナーも見ましょう

最近始動性が悪く、走りの力も弱いとのことでご相談いただいた 常連さま ヤマハJOG。

エンジン始動できて走行もしてこれているのと 実際の車両のエンジン音含め 怪しい感じはしません。

こうなると疑うは プラグとエアクリーナーエレメント辺りからですね。

当該車両は約3万キロに到達する車体。
新車よりプラグもエアクリーナーも交換していないであろうと思えるのでこの部分を見てみました。

ビンゴ、写真はないですが プラグギャップはかなりの隙間が。
火が飛んではいますが ギャップが広すぎなので 色々と問題はあります。

また拍車をかけてダメなのはエアクリーナーエレメント。


こちらは新品との対比。
汚れが少ない部分からまだ若干の空気は吸えるかもしれませんが 雨や湿気が多い空間ですとフィルター自体が目詰まりしてしまって 空気吸えずでのエンジンカブりということになりかねません。

両方交換して 元気に戻りました。
みなさんも車体の調子維持のために プラグ、エアクリーナーエレメント含め 定期点検、整備を忘れずにです。