BETA Xトレーナー 諸々整備 其の二
海外車両はどれもこういう臭いがあるのですがね(苦笑)。
tetsu所有のKTM690エンデューロRは更にこの上行く感じですものね(泣)
「こういうものだ」って割り切れば こういうものなのでしょうが、どこか 昔のカワサキの市販車の臭いがしました(笑)。
「エンデューロ車両のくせに市販車チックだぞ!」って感じ(あくまでtetsu主観ですからね)。
ブツブツ独り言言いながら やっとバラバラ。
スイングアームピボット周りは一度 グリスアップされている模様でしたが それにしてもピボットカラー部のグリスは汚れてました。ここいら辺のベアリング周りの構造はKTMとかと同じですね。
柔らかめな感じなグリスだったからか....組み立ては伊東二輪 他エンデューロ車でも使用するベルレイのグリスを塗りたくり再組立て。
バラす時も???と思った箇所がこの部分。
今一分からないでしょうが、チェーンガイドの取り付けボルトの位置とリンクアームフレーム側の取り付けボルト位置が ほぼ隙間がないくらいの隣接なんですね。これ困ったのは 緩めるのはまだしも締め付け時...... ナット間に隙間がないのでオープンスパナしか入らないっていう......
ナットの方が大きいので トルク管理にて締め付けの際 非常にやりづらいんですけど.... 感覚も狂うし..... ま、こんなところもカワサキの臭いなんですがね(苦笑)
因みに 組み立ての際に BETAのXトレーナーのマニュアル参考に リンク周りのトルク管理をしようと思いましたが その数値に疑問を抱いたtetsuは 長年のメカニック勘で独自トルクにて締め付けました。
国産車でもそうですが メーカーマニュアルが絶対ではない場合もあるのですよ。
変わって前周り。
エンデューロ車では お約束のステムバラしましたが こっちはこっちでフロントフェンダーを外すのがチト手間がありまして.....慣れなのでしょうが.....
外したステム。見たことない 白い柔らかいグリスが塗られてます。他情報で見ていましたが どういう成分なのか....耐水進入やハードプレイには向いてなさそうな印象ですが.....
このグリスはこの時期のBETA新車時に塗られてくるようなのでこちらは一度もバラしてないのでしょう。とはいえ ベアリングもレースも問題はなかったので こちらもベルレイ塗りたくって再組み込み。
バラす時にも気になった ステムの重さはステムのセンターボルトのトルク過多と感じたので こちらもtetsuトルクにて管理しておきました。
スムーズなハンドルの動きになったので こっちが正解だと自分では思いましたがね。
イタリア気質で組まれている訳ではないだろうけど 各部にトルク過多の印象がありました。
ま、国産市販車の新車なんかも工場で組まれている時は 大体 どの部分もトルク過多ですがね。
リフレッシュされた車両で yossyくんも今年は ハードエンデューロにデビューですな(笑)。
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