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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

XR250 17インチリム組

ノーマル XR250からの前後 17インチリム化依頼です。昔 モタードが流行り始めた頃 メーカーもまだ純正 モタード車など造ってなかったので よく組んだものでした。
今回は久しぶりとなります(スポーク組みも一年以上ぶりですかな)。
RKエクセルのブラックリムで。

まずはノーマルホイールをバラバラにします。ハブが必要ですのでね。
バラす前の写真を撮り忘れましたので バラけた後です(苦笑)。

これはリヤ側ですが tetsuは 昔から 前後で組む場合 どんな車両もなんとなく リヤホイールからやるんですよね。
何気にこのバラす作業も時間かかります。今回のようにホイール状態がよくて全ニップルがすんなり回る物は全然楽なのですが、サビサビの朽ちたスポークですと ニップルは回す方が大変(っていうか回りません)なのでサンダーでぶった切りの刑となります。これもまた結構面倒くさいのです。

で、話は戻り こちらが組み替える 新品エクセル ブラックリムくん。


これをある一定のルールでハブにスポークを入れて行き 組み上げます。
スポークの入れ方順番等を間違うと 最後に組めなくなって再度バラすはめになります。

で、仮に組み上がった図です。


見た目 これで既に使えそうな状態ですが これでもまだスポークは仮締めしかしてません。
ってそりゃ 写真では締め具合は伝わらないですよね(笑)。
ここからが本番です。お客様がいる時間にはできません(苦笑)。
集中力が必要ですので。なので フロント、リヤ 二日にかけてやりました。

リムの全体バランスをダイヤルゲージを当てながら スポークを締めて行き 最終的に リムの振れを納めます。これがまた人間の調子とリムの状態で バランスがすぐ出る時と時間を要す時とあります。またリムは必ず 一周のどこかで溶接で繋がっているのですがその部分の処理が悪くて その周辺だけ歪み加減が解りずらい物もあります。スポークが折れてしまっての交換のようにリムは既存の物をそのまま使用でも割とすんなりバランスが出ることがあれば、新品リムなのに 3時間くらい格闘しても全く出ず、一度バラバラにして再度組み直してみるなんてこともあります。
あ、因みに 新品リムはリム単体状態ですと 結構 グニャグニャで知らない人はビックリしますよ。

今回は 前後とも 割と一般的な時間では組めたのでいいほうでしたか。でも 先にやったリヤリムの方は 70%くらいの組み上げ時にバランスの出方が気に入らなかった(その後 苦労しそうだったので)ので一度 全部緩めて 再度締め直しましたが。なのでリヤの方が時間かかりましたね。

ということでXR250の前後 17インチ ブラックリム完成の図です。



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