忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

V125S 充電不良

V125S FIランプ「3回点滅」で 修理入庫。
V125の場合 「3回点滅」はバッテリーが弱い事を表してます。
しかし........当該車両 3か月ほど前に レギュレータが逝き その際にバッテリーも新品交換しております。
なのに この症状...... まさかのバッテリー不良品?(工業製品なのでたまにあります。球とかプラグもありますよ。)

当該車両、走行 7万キロ越え。2オーナー目ですが前オーナーが容赦ない走りをしていたそう.....
こうなると壊れるべくして壊れたものと推定されてきまして......
この時点である程度 原因箇所は特定されてますが。

一応 充電系トラブルのルーチン検証していきましたが 比較的早い段階で確定。
ステータコイルが逝きましたね。
ステータコイル=簡単に言うと 発電機ですね。
要は エンジン稼働時でも 発電できなくなったということ。
こうなるとラジコンと同様となります。

エンジン稼働時のバッテリー電圧もほぼ上がらなかったので ステータの配線外して 抵抗値計ろうとしましたが3相 全て出ません。


ということで新品交換でバラすの図。
毎度ながら V125系はこの部分バラすの面倒なのですが、それでもSなのでまだマシか。
一年前も 丁度同じ時期に3台連続でここの部分の修理が続いて イヤになったのを思い出しました(苦笑)。でも大丈夫、 時間経ってますから(笑)。

外したステータと新品比較。


見た目のコイル保護膜の色も 外した物はオイル焼けが酷いですが、それより 被膜がボロボロ剥がれてしまってますね。

ステータもその車種の特性や走り方で寿命も違いますが 比較的オイル交換頻度が少なく、エンジン熱を上げたまま走行することが多い車両ほど このように内部焼けして壊れる傾向でしょう。とはいえ こちらも工業製品、どんな車両もいつかは壊れます。
新品交換して無事復活しました。

PR