何気によくあるパターンの パンク
電話貰ったときにもうすうす「タイヤ空気圧見なさすぎ」では?と疑ってましたが.....
笠さん 他にCB400SFも所有しておりますが どちらの車両も 走っている限り あまりお店に見せに来て頂かないので。それに 同じような案件で以前もパンクしたことありますし....(苦笑)
で、お店の中に押し込みのに リヤがパンクして押すのはバイクが重いのは当たり前ですが それにしてもフロントがフニャフニャな感じ。
作業に取り掛かる前に フロントタイヤの空気圧計ってみましたところ。
0.4kg........(汗)
やっぱりリヤタイヤのパンクは空気圧見てなさすぎでしょうね。
因みにオフロードレースでもフロントタイヤの空気圧は 0.5キロ以下までは落としません。大体 0.7kg前後ですかね。なのでいかに低いかです。空気圧が低いとタイヤが潰れやすくなり タイヤとリムの間にチューブが挟まれやすくなる、 所謂「リム打ち」というものでパンクしやすくなります。ましてや フロントよりリヤの方が 空気は抜けやすいですし、それでいて駆動輪なので こうなると パンク率は高いです。
で、写真の黄色丸印がリヤホイールのエアバルブ部。
見てみますと斜めってますね。
これ タイヤの回転方向でチューブが一緒に引っ張られているということです。
空気圧が少なすぎることで 駆動時にタイヤとホイールが分離して回ってしまっているのです。
タイヤを片側外して 内部を覗いた図。チューブが中で大変な事になってますね。
そのままの状態で引き抜いたチューブですが こんな風に中で折り重なってしまってます。
この折り重なっている部分等でゴム質の弱い部分に 穴が開いてしまうのが今回のようなパンクの通例です。
タイヤの空気圧調整を怠っていたのが理由でパンクする車両、特にスーパーカブ系などはタイヤも細いのあって 今回のと同じように中でチューブが偏ってしまっているのがほとんどです。ヒドイものは中でちぎれてしまってます。
因みに チューブレスで空気圧見なさすぎは タイヤがリムから外れてしまうので こちらも大変危険ですので 皆さま 定期的(2か月に一度くらい)にタイヤの空気圧は点検しましょう。
笠さん号も チューブ交換にて無事修理完了でした。
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