CB400SS カムチェーンテンショナ
作業前の確認でエンジン音を聴くかぎり、複合的な音がしていました。
エンジン打音から推測で まずはタペットをみて診ます。案の定 タペット間隙も規定よりだいぶ広かったので まずはその部分は調整にて 音は半減しました。
それでも 少し 不快な部分の音は消えません。車種、車体やそれまでの使用経緯によって 許せるエンジン音と 気になるエンジン音の発し方が違います。その原因も勿論 違います。この辺のサジ加減も難しいものです。なるべく 調整範囲で治れば 一番お金はかかりませんからね。分からない人は日ごろからメカノイズが大きいエンジン音でも不安にもなりえますし.... このエンジン音については外車系は特にそうで、それが 中古で当初からしていたりすると尚更 分かりませんので どこのタイミングで修正するかの判断も経験となります。ドカやKTMは初めからメカノイズ 大 ですからね(笑)。
前回診察時に カムチェーンテンショナを疑い、その時に その部分を触ってみたところ 音が消せることも判明していたので このブロックごと交換という経緯となり 新品交換しました。
左が 使用していたもの。右が新品です。
基本的のこの辺のテンショナは オートが長きに渡り 主流ですが、どんな車種でもたまに テンションが甘くなるものがあります。今回はそんな典型でしたか。
ついでに オーナー様要望で エンジンオイルも交換依頼となったので(オイルの種類、品質でもエンジン音は激変しますしね) こちらは Ash PSEにて交換しました。
結果 走行距離なりなエンジン音は残りましたが、試走でも 気になるエンジン打音もなく 調子よく戻りました。これで しばらく通勤で気持ちよく走れるといいですね。
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