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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

998S ベイリス 車検&諸々 其の二

で、タイミングベルトは一年半前納車時に新品からおよそ3000km走行だったので 調整のみでOK。
今までドカのクラッチフルードに関して写真を載せてませんでしたが、1年以上無交換で3000kmほど走ると こうなります。っていうかここまで走らなくても、ドカのクラッチオイルは真っ黒になります。

基本的にブレーキオイルと同じDOT4を入れますが、ブレーキ側の熱量より遥かに多いのでしょうね。まぁ 絶えずクラッチは切ったり、繋げたりしてますので。それに加えて SBK系はクラッチスプリングもエンジン馬力に対して重いのでより油圧系統に負担となるのでしょうね。
できれば距離関係なく一年毎の交換が望ましいですね。
それと 写真は撮ってませんが、当該車両 比較的 オーバーヒート気味で走らされた経緯があり 水冷のウォータータンクの水がほぼ空に近い状態でした。916系はラジエターキャップが樹脂製のウォータータンクに装着されておりましてこの部分が目視で外部から水位が見えるようになっております。
*この写真はtetsu996Rより

なかなかな装着のされ方していて(悪い意味で...)、キャップが見えるのに、水を補給するのに燃料タンクは最低限。最悪、燃料タンク下の吸気BOXをずらさないとキャップが取り外せません。
まぁ今回はタイベル点検、調整が入ってましたのでそのついででいいのですが.....
話はそれましたがリザーバタンクは他に存在しているのですが916系はオーバーヒート時にこちらに抜けた水がもう一度 ウォータータンク側に戻りづらい構造となっており tetsuの長年の考察では ドカのSBK系は水温管理を徹底していないとエンジンに多大なる負荷をかけてしまうと予想されます。
とはいえ、ツーリングに行った先の渋滞にはハマらない保証はありませんが 要は そういった環境に向かっていったり、昨今の 「暑い夏時期」に無理に出動させなければ随分と違うはずです。
因みに tetsu的には、SBK系は 外気温30度以上の日は走らせないことに限りますね。走っても超早朝出動の午前中帰宅くらいでとどめないと......
とにかく、すぐに水温上昇していくのがこの手のドカのSBKなのです。
と言った心配を少しでも緩和したいという要望で、今回 ベイリスくんにはtetsuの996Rに施している手法を導入しました。ラジエターの「強制ファンスイッチ」です。
あまり通常のお客様には推奨できません。本来ラジエターのファンスイッチは水周り系に装着されている水温スイッチによってある一定の温度上昇時に冷却用のファンを回している構造です。で、このファン 回りっぱなしですと バイクの場合 バッテリーにかなりの負担をかけてしまいます。ので、自己責任にてライダーの判断で、ON⇔OFFをしていただかないといけません。
後はどのタイミングで回すかというのもその車体や走り方、捕まっている信号の長さにもよりますし、どのくらいの渋滞を走るのか....等 色々と加味されますので、やはり しっかりライダーが管理できないといけません。
これに関しては、引き取り後の自宅まで帰路で 体感できたようで満足していました。
更につづく....
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