998 シフト不良修理
ご近所さまメールからのお問あわせにて修理依頼でした ドカの998さん。珍しくビポストさんです。シフトの感触がおかしくなりギア変速できなくなったとのこと。この手は今まで国産も含めて おおよそのパターンで 内部のリターンスプリングの欠損というのが多いですが。
車種によってクラッチカバー外すのもあれば左のジェネレーター側を開けるのと その他いろいろあります。
お預かりにてシフト確認。やはりその確率高し。
エンジンオイルを抜き、水も抜き 左エンジンカバー外します。
こういう時 水冷は手間が多いですね。空冷だとオイル抜いて即外しですから(笑)。
と思っていたら、一番手前のクランクシャフト末端ベアリングのアクセスカバーのネジが二つ共固着していて これを外すのが一番手間でした(泣)。
当該車両 この部分を一度もバラしたことなかったようで。なんとかネジ破壊工作に至らずに取れましたが ネジは新品交換でした。この部分が取れないと、左カバーを外す工具がかけれないのでアセアセでした。
外しましたら、「原因即確認!!」とばかりに 折れたスプリングの破片がありまして。
折れたスプリングと新品スプリング。
大抵はこのように折れた側が 左カバー下部に落ちているか、折れきってなくスプリング折損部に残っていますが やはりシフトの感触に異変を感じたら早めの対処が必要です。大体 シフト アップ・ダウン どちらか一方方向がスプリングの感触がなくなりますので解るはずです。
新品交換して当たり前ですが しっかり直りました。
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