690ENDURO クラッチ交換
9月くらいの林道中後から長時間走らせていると なんとなくクラッチが滑ってるような という発言から その兆候が徐々に 顕著に出てきたもので 最終的に tetsuがその症状の状態で乗り 「クラッチ滑り」と断定。クラッチ交換となりました。
普通 湿式クラッチ車、しかも 690cc単気筒のトルクともなると クラッチが滑り出したら そんなに長くは走れないものなのです。
しかし KTMの690系 LC4エンジンには 純正で APTCクラッチなるものが装備されており この効力のおかげで 滑っていても ある一定 走れてしまっていたという。
「APTCクラッチ」とは?なんぞや?と言う人は多いでしょうが。他には ドカのモンスター S2Rにも標準装備されている 優れモノクラッチシステムです。
APTCは 「アドラーパワートルククラッチ」の略称で アドラー社の特許が組み込まれた クラッチ機構です。今では SS車とかでは定番な 強大なエンジンブレーキ時に勝手にクラッチを滑らせてくれる スリッパークラッチ機構と共に、エンジン回転数が低い時は クラッチの切れを軽くしてくれるアシスト構造、逆に エンジンの負荷がかかるとより大きな力をクラッチに伝えるといういたれりつくせりクラッチなのです。
今回、この最後に書いた効力が逆に乗りての認識を遅くしてしまいましたね。
で、当該車両のクラッチバラしましたら 案の定 クラッチ真っ黒けっけ。今年 何気に 他のオフ車やドカで何度も見ているような光景です(苦笑)。ドライブプレートも一部 かなり減っている物も....
よく走ってましたよ これで。 10月最後の林道中もこれで走ってましたからね。
新品と比べると 尚更 その差が際立ちます。
やはり 林道での負担も大きかったか.....イヤ、乗り手が リアル 0.1トンなのもどこかに影響があると 他の林道部部員間では おおむね 一致した意見となっております(笑)。
交換して 先日の忘年ツーリングに出向きましたが 問題なく治っているようでしたね。
しかし Oくんは 以前乗っていた CRM250AR号も 他の人の半分の距離で色々な物がヘタってましたので もう少し自重して乗った方が バイク寿命は長くなりますが.....(苦笑)
本人曰くは 「我慢できない!」だそうで いつでも「全開!」だそうです(笑)。
じゃ、しょうがないですね(笑)。 また壊れたら 直せばいい 違った意味での「大人の走り」です。
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