31年来の掛け時計 其の二
で、こんなバラバラ状態。
下の写真の黒い四角い物体が ムーブメントですね。
バラす時に勢い余って 内部のギアが飛び出てしまってますが、もぅ使わないのでゴメンよ!
30年間 お疲れ様。
それにしても 外枠なくても これに針つけて動かすと 「エアー時計」が出来上がる仕組みでもあります。
時間解らないけど(笑)。
さてさて、このムーブメントも調べてみると 色々タイプや種類があって 選ぶ要は 中心の針が乗る部分のシャフト外径と その部分の高さです。シャフトが太い分には文字盤の取り付け穴を大きくすればいいですが 逆に細すぎる場合 センター出せませんし。
また高さが高すぎると 表面のガラスに当たってしまうので その点を踏まえて 元の装着されていたムーブメントの寸法測りました。
外したムーブメントに製造会社名等明記ありませんでした。昔はシチズンのムーブメントもあったようですが 今では普通では入手できない模様。
なので ネット検索を駆使。装着できそうで信用できそうなムーブメントは結構すぐに見つかりましたが、問題は針でした。
針も元々の物が使えるとは限らないらしく ムーブメントは買ったはいいけど針が合わなく結局後から追加購入ってパターンが多いようだったので ここは安パイで針も購入。
としたかったのですが、ここで困ったのが 当該時計の針の長さと同類の物がほぼなかったのです(泣)。
当該時計自体の大きさは 約30センチなので 針も相応に長い方なのですが これに順当する針が全くなく どれも短い物ばかりになってしまうのです。長すぎる分には 切ればいいのですがそれすらできない...... で、根気よく探していたら 長さはほぼ同じ物を発見したのですが 針色がゴールドっていうのと形状もなにかこじゃれた形状で tetsu好みと正反対でダメです。色は塗ってしまえばいいですが形状はどうすることも出来ないので。
針は元々のと同じような「シンプル イズ ベスト」で なんのヘンテツもない 真っ黒棒が理想でしたので。
で、結局 謎の中華製ムーブメントと針のセットで バッチリに近い物を発見。これで組んでみることに。
「謎」というところがミソで 要は 「出たとこ勝負」です(笑)。
懸念されるのは やはり 組んで動いたはいいが 一日で10分狂うとかアルアルそうなので.....そうなったら時計丸ごと買い替えます(笑)。
そして 物が来て仮組してみます。(装着前の写真撮り忘れました)シャフト径 10mmと書いてあったのにいざ装着してみると少し緩い.....約 9mmではないか? ま、中華なので動けば許してやろう。
高さも微妙に事前データより高かったですが ギリ 表のガラスに当たらないのを確認。当たったらスペーサで対処もありだけど.....
針を慎重に且つ大胆に(なかなか入らないんですもの)組み込んでいき いざ電池を入れようとしたら 単三電池の入るスペースが狭い!!(怒)普通に入らん!! 「出た出た~!」とボヤきつつマイナスドライバーでこじりながら入れたら 時計は動きはじめました。因みにスイッチなんてないです。
組み上げている最中に表のガラスに入っていたヒビが全部つながって割れてしまいました。が、キレイに割れたので 裏と表で透明テープ貼って形状保ちつつ 再組み込みしました。
解らないでしょう? 時刻合わせて 10分ほど様子見。その間は狂いませんでしたよ(笑)。
そして一日経って 出社。ほぼ時間はずれてないので 今のところ 伊東二輪の手による修理復活は50%は成功したとしよう(苦笑) 後は 1か月後まで様子見ですな。それも組み込んだムーブメントにかかってますがね.....
でも 復活していつものところに戻った見慣れた時計はやはり安心しますね。
そして 表向きは シチズンでも ナンチャッテになってしまったの図です(笑)。
言わなきゃ誰も解らないだろうけど(苦笑)
あ、ちゃんと仕事終わってからや合間のネタですからね(笑)。
ヒマな訳ではありませぬので.....
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