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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

最近では久しぶりの粉砕

定期的に当ブログで出てきますが ここ最近はなかったような案件....

原付で湿式タイプ(所謂スポンジ)のものは経年使用していて定期交換を怠っていると 最後はこうなりますという例。

新車で販売して忘れた頃に ご来店するお客さまのアドレスV125Gさん。

最近 エンジンのかかりが突然悪くなり 走りも鈍くさくなったということで診てもらいたいとのこと。
がしかし ご来店時はそれほど調子も悪くなさそうでしたが 距離も 23000km近辺だったので ベルト周りの交換はどちらにしろしたほうがいいので 全体点検兼ねて お預かり作業しました。

で、V125はベルトカバー開けるのに エアクリーナーカバーを開けなければいけない構造でして、カバー開けた瞬間 「はい、調子悪くなったのはこれが原因」と即判断。

エアクリーナーエレメントが粉砕にて ほぼほぼなくなってました(汗)。


大抵は エアクリーナーの半分くらいとか破片くらいは残っているのですが 今回はほぼほぼ 無くなっておりました。おそらく 調子悪くなった時に一気にエンジンに吸われた瞬間だったのですね......

インジェクションになってから この手のトラブルになっても走れてしまっている車両も多くなりました。昔の2スト時代ですと キャブの吸い込み口に ベットリエアクリーナーの残骸が残って 結果キャブOHもせねばいけないオチが多々でしたので。

因みに 吸われたエアクリーナーの残骸は そのまま燃焼室で燃えて出てますので問題ないです。

この後 ベルト周りも経年使用でしたので ウェイトローラ共々 新品交換。



最期に エアクリーナーも新品装着。


ついでにプラグも交換してリフレッシュ。
やはり一年に一度くらいは点検に持ってきて欲しいものですね。
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