リトルカブ改 謎のエンジン不調 其の二
キャブを開けたところ そんなに問題になるほどの汚れやゴミが入っているようではありません。しかしそう見えても メインジェット内に小さいゴミが詰まっていたなんてことも今までありましたので ジェット類も全て外して見てみましたが 問題らしい問題はキャブでは発見できませんでした。
パッキン類を新品に交換して 元に戻して 再装着して再度エンジン始動して様子をみてみます。
走らなくても ある程度回転上げたままにしているとストールしてくることが解っていたので 実走せずで様子みてみます。
やはり 低回転維持では問題ありませんが 高回転維持にすると途端にストール傾向になります。
どう考えても 点火系に問題はなさそうですが 一応 CDIからイグニッションコイルと手持ちのテスト用に変えてみましたが 思った通り 全く症状は変わりません。試しに 清掃した当該車両のキャブとテスト用のキャブに交換してみましたが やはり症状は変わりません。
こうなるとエンジン本体側を疑うしかありません。
その前にエンジン冷間時に 一応 タペットのクリアランスとカムの動きは確認していましたが この部分にも外から見る限り問題らしい問題はありませんでした。
なにが 謎々かって エンジンの始動性も寧ろ いい方の部類くらいで アイドリングも綺麗にしているのになぜストール?って感じで........
とはいえこれでは前に進みませんので お客さんに経緯を説明してヘッド、シリンダーをバラしてみることに。
其の三に続く
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