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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

バッテリー液入れ過ぎ!!

先日修理でお預かりした900SLさん。本来の修理はこのネタではないのですが バッテリーについての知識についてです。

来店前にバッテリーの内圧抜くダクトから 異様にバッテリー液が噴出すると......
過充電かと思ってましたが、実はそうではありません。

下の写真では 一見 バラツキはあれどしっかりバッテリー液が入ってますよね。




 もっと分かりやすいように 手前にスパナを入れて 向こう側に傾けてみました写真。


向かって 右側が+側。左が-側。 バッテリー液を入れる層は6層あるのですが 左2層は これだけ傾けても 液面見えませんね。これ 最初のバッテリー液 入れ過ぎです!!

流石にこんなに入っていたら 走行中はバッテリーが充電状態となるので バッテリー液 噴きますよ!
オーナーさんはバッテリー液が希硫酸というのも知らずに 自宅の畳の上で 充填作業をしたらしいです(怖)
最近のバイクはほぼMF(メンテナンスフリー)バッテリーですので こういった作業も無くなりましたが、本来 一般の方がバッテリー液注入して装着自体が危険ですので 普通 販売店で注入後お渡しするはずですが......昨今のネット通販でこのような事も起こってしまうのですね。
みなさんもDIYでの作業はクレグレも気を付けましょう。という一例でした。
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