ドカでもカブでも 壊れますよ
右は 先日 同じく 過充電方向で壊れた お客さんのホンダ スーパーカブ90のレギュレータ。
大きさが分るように ボールペンで比較しております。
大きさ違うのは単純に排気量違いよりも発電量からの制御度合違いですが やっていることは同じです。
いやカブは少し違いますが(AC・DC制御しているので)ここでは説明を省きます。
よく昔からドカのレギュレータ(というか外車は)壊れやすい ということが聞かれますが tetsuにしてみれば 国産も普通に壊れますよ。
なにを根拠に 外車が壊れやすいと言っているのかが不明です。
そもそも特にドカは 『走ってナンボ』な造りなのに 都内の信号ゴーストップを走ったり、30度越えの日でも平気で渋滞にハマりに行ったりと行った事を想定しておりませんので。
そういった使い方が多いほど 特に古い車体のレギュレータ等は壊れるのは当たり前なんです。
装丁範囲外でしょうから。
最近でこそ 冷却フィンがついていないレギュレータも存在しますが 上記写真の物はその装着されているフィンで熱を逃がすこと前提です。
特にドカに装着されているもののような大型車に装着されているのはある程度走行風で冷却すること考えてますね。
勿論 工業製品なので 外車でも国産でも 不慮的に壊れます(今回のカブ90なんてそんなものでしょう)。
でも 大方 その車体に沿っていない使い方で壊れるのが多いと昔からtetsuは感じます。
まぁ しいて言えば ドカのSBK系のレギュレータの搭載位置には無理もありますがね(苦笑)。
因みに 写真のドカのレギュレータは メイドインジャパンの コクサン(会社名です)製です。
国産車だとスズキなんかが昔からコクサン製使ってます。
90年代の900SSなんかは イタリア物でしたが それも伊東二輪のお客様達の車両、tetsuが対策施した車両では 9割がたは壊れず 当時の純正レギュレータのまま壊れず乗れているものが多いのが現状です。
これ考えると 『壊れます』が『壊れやすい』とはちょっと違うと思うのですがね。
国産車は やはり日本国土の季節、走行環境をある程度顧慮している上に 『ザ・日本人』が日本人のために設計しているでしょうから ある程度なフレキシブルな環境下での使用を前提に設計しているでしょうか 色々な面で『壊れない』という印象はあるでしょうね。
でも 例えば 国産SSなんかはやはり『走れ』が前提ですので 都内通勤スペシャルでSSを使っていたお客様は 6万キロで二回 ステータコイル(発電機)とレギュレータが逝きましたからね。目的使用環境が違うことで壊れる典型的な例です。
というような事も念頭に入れて 世の中の情報も精査する必要が他のことでも多々あると 最近 感じますね。皆さまも そういうのに惑わされないようにです。
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