忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

アドレスV100 点火不良

先にやるべく放置V125が作業勧めていくうちにダメ出しが連発して部品が必要となり来週でないと先に進まないので V100の点火不良を先にやってしまいます。走行中に突然 エンジンストールにてその後エンジン不始動になったとのこと。こういった場合は色々考えられます。点火?吸気?はたまた他の要因? 灯台下暗し的な プラグが死んだ。よくある エアクリーナー粉砕吸い込まれ.....等。まずは点火しているかを見ますが、ハイここですぐに判明。方向性は電気系統でした。プラグに火が飛んでませんね。

さて、ここからの点検箇所により どの部分がダメなのかをしっかり見ておかないといけません。単純にプラグに火が飛ばないと言っても、先に書いた通り プラグが死んだり配線断線、どこかのカプラ接触不良というところから ある程度 こういった故障確率論で多い CDI(イグナイター方式も)ユニットの故障。また逆にそれに信号送る パルサーコイル故障 が考えられます。これ以外に複合要素でダメな場合もあります(メインキーがダメとか)。
以前他の原付車両ですが 点火系配線がアースに落ちていてキルスイッチ状態になっていて点火しないなんていうのもありましたからね。
と ある程度バラバラにしていきテスタで見ていきます。この年式になるとCDIの抵抗データはアテにならないので 他がダメならCDIという方式で見ていきます。
検証結果 CDIがダメでしょうね。


といいつつ CDI部のカプラ抜き差しで再始動したら エンジンかかりました!!
とここで喜んでいてはいけないのもCDI系の故障。昔 ホンダの AX1やフリーウェイにあったエンジン始動するときもあれば始動しないときもある。何度かキーのオンオフで突然始動できる.....なんていうのもCDIの故障が原因でしたので。
で、やはり 再度メインキーオフオンで不始動になりましたね。ある意味ここですぐに点火しなくなって良かったです。点火している間は不具合は発見できませんのでね。再度イグニッションコイル部分でのピーク電圧も来てませんので 間違いないでしょう。
ということで 新品交換。何度キーオンオフをしてもプラグに火は飛んでますので OKです。
当該車両は走行 6000kmの最後期型のV100。このシリーズはtetsuも長年 何台も診てきましたが、CDIの故障車は初めてやりましたね。なので車種的にはレアケースでしょうがやはり工業製品ですので こういうこともあります。まだ普通に部品が出るだけ スズキさんはエライ!!
PR