忍者ブログ
あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

Today ベルト切れ

ウチのお店近くでドライブベルトが切れてしまった Todayさん修理です。伊東二輪は世田谷通りに面してますが 渋谷側からくると 大蔵団地の前のそこそこの距離の直線坂を下ってきてからいったん登る形になりますが そこが空いていると結構 原付でもスピードが出てしまいます。その加減か 結構登り切った後に切れるパターンが多く トラスト時代からも度々 一見のお客様で スクーターのベルトが切れた方が押してこられます。

左カバー開けて、よく見る光景です。
余計な部分に破断したベルトが巻き付いてなくて良かったです。
当該車両走行 約45000kmで今だ駆動系 一度も交換していていないと!(驚) 4ストスクーターは2スト時代より駆動系のもちが倍の距離近くもちますが流石に 4万キロ超えとは......よほど乗り方が優しかったのでしょうね。
しかし 本来こうなる前に 定期距離もしくは経年使用による交換がお勧めなのですがね。


ドライブプーリーも距離相応で ボス部分に微妙なガタが出てましたので ベルト、ウェイトローラ、プーリと新品交換して作業完了しました。ついでにオイル交換もご用命いただきましたがそちらもマメに交換してきたのか距離なりな汚れもなく、まだまだ乗れそうでした。
PR

Ape100 ステムベアリング交換

こちらもかなり長いお客様 Ape100さん。前回の修理で タイヤ交換の際にフロントの違和感にtetsuが気が付いて ステムベアリング 要交換となっていた案件でした。

かなり末期状態でして 低速でハンドル切るのが至難なのではというくらい。

で、ステム外しまして アンダーベアリング側。


一見 キレイそうですがそれは見た目のみ。

アンダーレース側を覗いてみますと ダメ通りの見た目でして。




ステム側のボールベアリングのみ外した状態ですが しっかり ボールの跡が付いてしまってますね。

やはり末期でした。

そして アッパー側も悲惨なものでした。

グリスが違う物体になっているのと 水、サビが混ざっていて 激悪環境下のベアリング状態。これはまともに動けるわけありません。

そしてこの手の車体は構造体各部がスモールスケールのため 何気に ベアリングレース引き抜くための工具が使えないことが多く 人海戦術で取らなければいけないので 結構手がかかります。


無事外れて オール新品入れ替えで しっかり完了しました。
しかし 違う箇所の問題点も発覚したという......これまたいずれかの時に要修理なのでした。

V125シート張り替え +α

スズキ アドレスV125のシート張り替え依頼です。しかも2台連続。しかもどちらも青な車体。



V125に限らず 原付系のシートは経年劣化で切れてきてしまう宿命ですが、それでも日々 バイクカバーや置き場を工夫すれば結構もつものでもあるのですがね。

当該記事の2台とも 雨ざらし、乗りっぱなし 放置プレイ車なので シート表皮もカチカチでしたし 車体樹脂も風化が進んでおりました。
それでも毎日の足に活躍する 原付達は偉いです(苦笑)。なのでこうやって たまに手を入れてあげましょうね。



シート下のスポンジも一部 削れてしまってましたが まだ表皮のみ張り替えでOKでしたのでよかったです。

どちらもキレイになりました。



そしてこの二台。
リヤタイヤの山がないのもここで発覚したのも同じ(汗)。結局 リヤタイヤも交換でした。

1台目はギリ 溝が見えますが.......


2台目はツルツルもさることながら、釘が刺さっていたのを発見。ここまで走って来られてラッキーでしたね。バーストして走行不能になるところでしたね。っていうか 60キロくらいでバーストでしたら 転んでそれどこれではなかったでしょうね(怖)。
皆さまも気を付けましょうね。

それにしても 同じ作業を2回 同日にやるのは珍しくないですが 同じ車種となると デジャブみたいでした(笑)。

TS185 腰上修理 其の二

さて其の一の続です。

新品部品達。

ピストン&ピストンリング。セカンドリングにエキスパンダーがないです。昔のままですな。勿論スカート部にコーティングもないです。

シリンダー新品。空冷フィンがカッコよくていいですね。
オールジャパン製ですよ。


当然ですが2ストなので シリンダー内部は穴だらけです。掃気ポートやら排気ポートやら見たら ここを削りたくなっちゃう人も昔は多かったはず(笑)。そして何個もシリンダーを葬ったことでしょう。(苦笑)
tetsuはしませんでしたがね。
でも久しぶりに ポート周りのバリ取りはして組みました。ピストンスカートとかにもペーパー当てちゃいますし。全て RS125時代の名残です。

何気に シリンダーヘッドのスタッドボルトを移植するのが面倒でした。

距離も走ってない物なのでそのまま流用しました。それにしても外れてくれてよかった。昔のスズキ車はどこもかしこも 「強力ネジロック」で マジでボルトがとれない事が多々あり 頭来たものです。初期のDR250のリヤブレーキディスクの取り付けボルトを緩められた覚えがないです.......
話しはそれましたが、後は ガスケット類もシリンダー側について行ってくれたので そもそもシリンダー交換なので今回は 「人生ガスケット剥がし」にならなくて嬉しかった(笑)。
シリンダーヘッドは問題なかったのでそのまま使用。

組み上がった まさしくスズキ空冷185ccエンジンの図。


テスト始動にて キック数発始動。

組み込みオイルが燃焼するのもあり 通常よりマフラーから白煙吐いてますが やっぱり空冷2サイクルの心地よい響きですな。
しっかりナラシして 今度はオイル忘れないでください!

CB400SF SPEC3 車検


こちらも長いお客様。ホンダのCB400SF SPEC3さん 車検依頼です。元々 トラスト時代からCD125でお世話させていただいておりましたが伊東二輪になってすぐに このCBをご購入いただきました。毎年 定期的にロングツーリングに使用しているので非常に調子はいいです。ただ 点検整備に持ってくるのが いつもギリギリだったりなにか起こってなのが心配ネタですが......(汗)
しかし、たまにこういった「優等生」的車両が来ると ホッとしてしまうのは何故でしょう(苦笑)。
1992年の初期型からCB400系はマイナートラブルも少なく エンジンは天下のホンダさんエンジンなので丈夫。行き過ぎてない装備のおかげで 誰が乗っても乗りやすいバイクです。
ただ 初期のモデルの方は リヤサスが弱い(オイルが抜ける)物がほぼでその点は廉価し過ぎとも思いましたが。
久しぶりに試走しましたが なにも考えずに乗れます(笑)。
ま、好き嫌いは別として誰にでもおススメできるいいバイクですよ CB400SFは。でも このSPEC3も最終モデルから既に 13年...... 今後が心配にもなります.....勿論 H社さんの問題で.....

今回は そろそろチェーンがダメそうです。こちらは近日中に交換かな。後は エンジンオイルも丁度距離交換にで問題もなく タイヤ、ブレーキ他 特にないので コロナが落ち着いたらまたロング行ってください。