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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

今週のドカ達⑤

もう 空冷水冷 異種混合展開に(笑)。

①昨年から診ている 綺麗な900SS FEさん。


チェーン交換依頼です。オーナー希望でゴールドチェーン化です。


SSのFEは ボディ色 シルバーでホイール黒なのでゴールドチェーンがアクセントとなりに合ってますね。写真では 白くしか見えませんが(笑)。


②これまた別の900SSさん。空冷、水冷問わず たまに壊れるオイルプレッシャースイッチ。

オイルプレッシャースイッチ上部からのオイル漏れにてスイッチ交換修理。


新しいものは品番変更にて 2000年以降の形に統一となったようで ちゃんと配線加工してカプラ式の部分まで付いてくる親切さ。これで問題なく 新型オイルプレッシャースイッチになりました。でも 壊れ方は新型も同じなのですがね(苦笑)。

③そして車検預かりの998さん、タイヤの溝は残ってましたが なんせ乗るので本人希望で 前後タイヤ交換も。

伊東二輪では珍しい メッツェラー M7RRご指定で。
型落ちですが(現行 M9RR) 見た目のパターンとは裏腹に 結構ハイグリップよりなのですね。
ピレリでいうロッソコルサ辺りに相当するみたいなので 何気に良さげです。
製造国も 「Made in GERMANY」。
独国製造っていうのも好感もてます(安全だという意味とは違いますが)。
でも オーナーさんにも言ってしまいましたが 「パターンがイケてない」です(笑)。
あ、これはtetsu個人的主観なので 突っ込まないようにお願いします。
でも 費用対効果考えると tetsuも次 996Rはこれでもいいかな....なんて思ったり。
いや でも パターンが.....しつこいって?!
安心してください! 自身が満足する走りができれば それでいいんです!走っているときは誰もパターン見えないしね(笑)。

これだけ祭りが続くと ハイテンションになってきました(気持ちいいってことではないです、諦めってヤツですか..... 笑 )。
だけど いい加減 違う形のエンジン見たいような(涙).....


 でも まだまだ続くのです.....
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今週のドカ達④

この前の内容の900SS続きがありまして この車両で一番最後に回した作業案件.......「ステムベアリング交換」。

ステアリングステムの上下に入っているベアリングですが よくある段付き消耗している雰囲気。オンロード車は比較的逝きずらい傾向ですが アメリカンやオフロード車は距離相応に顕著に減る傾向だと思います。車体構成が大きく関与しているのでしょうか。
オンロード車はオフロード車(オフ使用)ほどの消耗度ではないですし、保管環境や適度な稼働環境ならロードバイクのステム周りは結構もちます。勿論 エンデューロレース車両のように 一年に一度くらいグリスアップすればもつのでしょうが ロードバイク、特にカウル付き車とか外すものも多いし フロントアップさせておくのも色々と大変だし それに係わる費用もあるのでおいそれとはいきませんね。グリスアップするならそのまま交換推奨ですし......
ドカ系はアンダーフレームもないので結構この作業は 重作業です。ま、国産のSS系も同じことですが(苦笑)


今回は オーナーご本人は気がついてませんでしたが(結構このパターンが多いです) 車両預かり時にtetsuが車体押し引き時にハンドル違和感に気が付いた次第です。



アッパー側もアンダー側もグリス腐り切れ切れのレース段付き状態でしたね。
これくらいになっていると走行時、ライダーが気が付かないうちにかなり腕に力が入ってしまい(スムーズなハンドル操作ができないので)走らせるだけで疲れたはずです。

この辺りの年式は一度交換してない車両はどこかのタイミングでベアリング入れ替え作業をやっておいたほうがいいと思います。

そしてまだまだ祭りは続くのです(泣)

今週のドカ達③

先週やったものではないですが その前の 今月前半 900SS部隊の方ですが。
タイミングベルト、レイシャフトシール交換した車両は クラッチ周りも一式交換でした。

距離的に 3万キロ後半にさしかかるので 距離的には妥当なところでしょう。tetsuが歴代診て来た車両ですので ここまでクラッチも延命できましたが 流石に この頃純正の スチール製 クラッチバスケットですのでガタガタになってきていたので 2002年以降のドカ後年式同様の アルミアウター、アルミクラッチに一式交換です。

新品はいいですよ。オープンクラッチカバーでも「ガチャガチャ」音が皆無になって 歴代皆 オーナーさん達は驚くんです。「これが新車の感触か~」って言って(笑)。
「走りたくない」っていう距離伸ばして 減らしたくないっていう意味で言っているのでしょうが 意味不明です(笑)。
気持ちはわかりますが ガンガンに乗ってあげるのが 動くバイクにとっていいことでしょう。
消耗品は減りますがね....(苦笑)
今回のオーナー様も 納車時に同じく 感動してましたね。
ま、特にドカ系車両は 酷暑の夏と 厳寒な冬は無理に乗る必要はないので(場合によって調子悪くなります) そこで皆さんバランスとってください。
と 伊東二輪のドカ乗りの方々には言ってありますが。

今週のドカ達②

今週は車両が大幅入れ替わり一気に水冷4V化です。

ほぼタンブリーニ車っていうのは tetsuの個人的方向性とは一切関係ありませんので!(笑)。
たまたま集っているだけです。車検に修理にカスタムに......


ベイリスの前オーナーさんはこの写真見ると なにが変わったか一目瞭然ですよね?
このたび 正常進化(変更?)してしまいました。
写真のはしっこにそっと写っている マジェスティSと その他 RZ250がドカ作業以外で 現実逃避できるところですか....(笑) でもこちらの車両たちもやること多いんですよね(泣泣)。
でも まだまだ続く ドカ祭りなのです(苦笑)

アドレス110 ライト配線溶け

ドカ祭りだろうが 通常「街のバイク屋」業務も勿論ありまして。
ご近所に通勤来ている スズキ アドレス110さん ヘッドライト消灯により修理依頼。
走行中に ロービームが切れて そのうちハイビームも切れたということ。
一見ヘッドライト球のようですが これが結構 車種によっては球だけでは済まないケースが多々ありまして......これもそのケースでした。

ヘッドライト球のソケット受け部が溶けて半壊状態でして(汗)。


原付で多いパターンは球をソケットの後ろ側から押さえつけて装着されてますが 経年の走行微振動等で 球の電源接点部分が少しづつ摩耗してきて 徐々に押さえつけられている圧力が弱まるのか、そのうち 接点間で接点不良を起こし始めて 結果 電気的抵抗が大きくなってその周辺が熱をもつ⇒ 熱に弱い部分から溶ける というケースがほとんどです。今回の場合は ソケットと球で済んでおりますが ヒドイ場合は ヘッドライトケース側までダメになることもしばしばです。


で、新品交換なのですが これまたスズキさんは ヘッドライトソケットだけの交換を許してくれず、無駄に左右のウィンカー配線まで組まれた状態での交換っていう...... どこがエコなんだろうか.....
ま、メーカーさんの考えは庶民には分かりませんが 「大人の事情」があるのでしょうね(笑)。
とまたメーカー相手に 文句を言ってしまう オヤジtetsuです(オヤジですからいいんです!)。
無事交換して終了です。