TW225 ロンツー前の整備にて
ハーレーとTWの二台持ちな 常連さん だーやまくんの九州ロンツー前の整備の依頼です。
以前に 「バイクのある風景」で 紹介したTWですな。
その時の写真はコレ↓
こういう写真を日本各地に撮りに行くのが趣味です。
来週から九州一週間の旅にでかけるようで その前に車体点検を依頼されました。この車両で最近は林道探検も行っているようですが元々激しく走るオーナーさんではないので5万キロ走行している今でも元気はいいです。
で、ざっと見ていて気が付いたのは 当該車両 ハンドルをノーマルより 幅狭、アップに交換してますが そのため アクセルワイヤの取り回しが変わっている影響か 右にハンドル目いっぱい切った際に ステムとフレームの間にワイヤーを挟んでいたようです。アウターワイヤーのガイドが半壊状態で インナーワイヤーが動いているのが見えている状態でした。
まだ部品が間に合うので新品交換です。
前回の整備の際に指摘したリヤブレーキシューも残り僅かだったのでこちらも新品交換。バラした際に ブレーキシューを稼働させているシャフトの動きが渋い事を発見。(黄色丸印部)
この部分も経年でグリース切れや水等の浸入で シャフトが錆びたり 腐ったグリスが抵抗になり回転が重くなります。ヒドイと全く動かなくて シャフトが抜けないなんてこともあります。
抜いてみると それほどヒドくはなかったですが 古いグリスが固まっているのが原因のようでした。
綺麗にして再組み込み。
今回どちらも 出発前に発見できて良かったですね。やはりたまの 点検は大事ですね。
「レインマン」の名を返上できるよう 楽しい旅を祈ってますよ!!
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