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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

仙台からのS4R

約4年ほど前に tetsu自ら仙台に出向いて 納車させていただいた ドカのS4Rです。
オーナー、スズさんの一年越しでの希望が叶った ご来店点検、修理の模様です。

当ブログを遡ると 納車時のネタがあります。
その時の模様はコチラ⇒ S4R仙台からのオファー

納車してから早 1万5千キロほど乗られてまして その間 要所の点検、調整も オイル交換以外は特に出来てなかったようで(汗)。スズさん 仙台に知り合いのバイク屋さんがあるのですがそこはドカは見てくれないそうで かろうじて一般消耗部品部分の交換と車検はしてくれた模様でしたが......
スズさんは この前の車両 M800を伊東二輪にて 購入頂いてからのお付き合いですが、その後の諸事情もあり  当地のドカ屋さんには足を運ぶのを考えてしまうとも相談を受けていたので それならなにかあった時には 頑張って東京に来てくださいと 半分冗談ではない感じでお話していたのですが いよいよそれが現実になる展開になり
で、昨年からクラッチ周りの不調を電話で相談に乗っていたのですが 最終的には tetsuがいつも行っているセミOHが必要と判断。その他 距離も乗ってきているのでタイミングベルトの周りの点検、調整もしたいもので。とはいえ おいそれと仙台まで行ってどうこうもできないわけでして。
そして新型コロナの影響で 移動もままらなくなったり、スズさん自身の体調との兼ね合いで一時は バイクにすらしばらく乗れない日々もあったようで......

そして満を持して やっと目の前にすることができました!

一泊二日(厳密には一日でやっつけて翌朝 引き渡し)という弾丸来訪です。
向こうを夜中に出発、こちらに 10時~11時頃に到着する予定で走ってこられました。
ご本人は「楽勝」と言っておられましたが(笑)。なにはともあれ 元気にこちらまで来られたことがなにより嬉しい限りでした。

ということでその分 tetsuも気合を入れて その日はスズさんS4R号 を診るのみの特別作業dayとしまして 兎に角 全てを一日で終わらせる目標でした。
タイミングベルト交換、クラッチ周り 全OH、その他エンジン(アイドリング付近の不調等) その他点検にて気になったところ全て という感じで半分はこちら任せで承った次第で。

タイベルは 走行環境がいいのでそれほどヒドくはなかったですが走行距離もありますし今後の事も考えて予定通り 新品交換。



お次のクラッチ周り。ここが一年以上前からの気になっていた部分でしたが バラしてみて「予想通り」な感じになってしまっていました。

クラッチディスクとアウターバスケットの当たり面の段付きがヒドく まずアウターはやはり今後の事を考えても新品交換とします。

クラッチはディスクのアウターとの当たり面のバリを整え 表裏及び装着位置も変えることでまだまだ使える状態だったのでそのまま使用。逆にスチールプレートの方は一部 焼け筋も入っていたりと全体的にあまりいい状態ではなかったので ここはtetsu個人所有の 自前996Rから以前外した 程度いいものをチョイスしてそちらのセットに全交換しました。これで次の+10000km走行は大丈夫でしょう。
また tetsu個人的に エンジン側で気になっていた アイドリング近辺のドンツキもスロットルボディセット変更にてかなり乗りやすくなったはずです。
その他 この4年で全くみてないであろう部分もほぼほぼ整備して 完了。

なんとか即日に仕上げることができて 翌日 朝一でお渡しできるようになりました。

ここから約380km帰るスズさんです。

そして 午後 4時頃に 無事帰宅コールがありました。
スズさん、この度は弾丸来店にてお疲れ様でした。「どこでもドア」があれば 困った時も即対応できていいのですがね(苦笑)。
これからも お身体大事に元気に乗って行ってください!
(あ、もう 寒くなってきますからそろそろ来年春まで冬眠かな?)
どうしても困った時には駆けつけます!!
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過充電によるバッテリー死亡

写真は変形しまくってますバッテリー.....

このバッテリー、先日のハッピーエンデューロに出場した奥方号 「XT250X改」のレース後のなれの果てです(汗)。
実は全レース終了後 トランポに積み込む際にエンジン始動させようとしたらバッテリー上がりのような状態でセル始動できず 止む無く押し上げて積み込んだ経緯があります。
このバッテリーは昨年 新品でFEに使用していたものをスライドして使用していたのでまだ古くないはずでしたので「???」だったのですが たまに突然死もありますので その時は気にしてませんでした。
で、翌日 洗車後 バッテリーを外そうとした時点でこのありさまで納得。
過充電にてレースを走行していた模様。
原因は レギュレーターが電圧制御できなくなっていたのです。
因みにこの状態で別のバッテリーで始動して高回転時の電圧を測ったら 18Vも流れてました(怖)。正常な場合 上がっても 14.2~3Vくらいで制御しています。
いや~最終週 二回転倒した後に よく始動できていたものです。
ま、昔からレギュレータなどは突然壊れるので 電圧計でも装着してないかぎり 最後まで分からないですからしょうがないですね。高額部品ってところだけが泣けますが......でも 謎の安い中華品など信用できませんので 費用対効果考えても 純正修理ですよ!みなさん。
ヤマハより取り寄せ 新品レギュレータ交換して修理完了でした。

900SS 納車整備


久しぶりの ドカの900SS 納車整備です。
先週 レース前に納めました。
1993年のブロンズフレーム+前後黒ホイール 車。
在庫に載せてないにも関わらず たまに売り物があったりするのですが 購入希望の場合 全て ご購入希望者と伊東二輪とのディスカッション形式としております(メンドくさい店長ですみません)。
で、今回は 勝手知ったる 長きのお客様でして 十分 初ドカのキャブ車でも乗れる方なので安心しての納車整備です。

当該車両は既に2オーナー渡っては手元に戻ってきている子ですが歴代 tetsuが面倒見て来たので整備記録もかなり周知しておりますし、今までのオーナーさん達も軽快ツーリング趣向で使用していたので エンジンも絶好調な車体でした。

比較的低いスピードや渋滞が多い場所、暑い夏場でも容赦なく乗られている車両は エンジンの回り方が重いものが多いですが この子は気持ちよく軽快に回ってくれるので デスモのエンジンフィーリングが輪をかけて楽しいです。
やはり この頃のドカのキャブ 空冷2Vはドカ感満載でいつ乗っても楽しいのです♪
新オーナーも初ドカ(しかも歴代所有したバイクで一番速いし一番ブレーキも効く!)堪能してください!

ほんわかする出来事

たまにこういうネタもあると気持ちがほんわりします的出来事です。

写真は小さな お花ですが これ近所の通りすがりの小学生の子から貰いました。
外で パワーエンデューロの後片付けしている際に その子から声をかけていただき色々お話ししてしまいました。同行していたお母さんを待たせてしまって申し訳ありませんでしたが そんなやりとりの最後に 「お花一つあげる」って言ってくれて 手に持っていた幾つかのお花のうち これを貰いました。
最近は世知辛い世の中になり その辺の小学生にもおいそれとこちらから声をかけれませんからね。そんなつもりなくても 下手すると不審者と思われてしまいますから。
ま、そんな世の中でも ほんわかできる出来事があって嬉しかったお話しでした。

リトルカブ前後タイヤ交換

ご近所通勤リトルカブさん、前後タイヤ交換依頼でしたが......

こういう光景は見慣れているとはいえ 大体ホイールを車体から外して新品タイヤと見比べると「こんなに減っているのによく走れてた!」ですよね~これ見ると。

しかも前後共です.......
それにしても雨の日は本当に恐ろしいですよ(怖)!