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あなたと 楽しい二輪車人生を共に歩むために。

風を感じたくない!

個人的内容です。

先月 28日に tetsu自分のXTで林道に行く際 前日に思い立って 日ごろは装着していない 『クローズドハンドガード』を急遽装着したのですよ。

これね。

それまでは ストーンガードと言って アルミでハンドルエンドからレバー全部を囲っているフレームがない 純正オプションのいわゆる『オープンエンド』型 でしたが 今回は林道ということもあるのと 現在もまだ継続中ですが 右手の薬指を負傷しているのを守るべくというのもあり 急遽 『クローズドエンド』のハンドガードを装着したわけで。
余談ですが クローズドエンドにするとデメリットもありまして
①ハンドル全体が硬くなる=疲れる
②ハンドリングが若干重くなる(物理的に重いものが装着されるので)
③駐輪するときも場所によって邪魔になる
などがあげられます。
特に①、②を嫌って エンデューロ車の方には オール樹脂製のクローズドガードを装着しています。

本題に戻りまして、いざ装着するにあたってなのですが......
これがまたインチキに装着しまして、 元々 自分の ハスクの TE250で以前使っていた ハスク純正オプションの物を流用できないかという 結構ムチャぶり満載な展開なんです。
そもそも TEは テーパーハンドルなので ガードもそれ用ということ。
ハンドル内側で固定する部分が テーパー用はその分 太くないといけないのですが そうなっているということ。
対して XTはノーマル 22.2mmハンドルなのでそのままではスカスカで当然装着できません。
& 仮付けしてみても ヤマハのオフ車アルアルの ブレーキホースに干渉して装着できない。
&& ブラケットの装着位置自体も奥すぎて ハンドガードの曲がりが合わなく そもそもつかないのでは?!

という色々難点を全て インチキして....いや カッコ良く言って 創意工夫して! 装着したわけですよ(笑)。
自分のですから いいんです!(笑)。
とはいえ 右のガードは 万が一転んだ際にハンドルが回って最悪 ブレーキホースを破断させないように 回り止めのステーを追加製作して装着しましたので 意外と頑丈に装着できましたが。
見た目 普通ですよ!(笑)。

で、本題はここからで この仕様でツーリング行ったら なにがイヤだったかって 走行中 特に高速で感じた 『風が腕にあたること』(苦笑)。
tetsuのXTはハンドルポスト部でも20mmほどハンドル上げているので 乗車時 腕はほぼ水平に近い感じになるのと ハンドル幅もノーマルより 大分狭いので アメリカンで言う ドラッグバーに乗っているような腕の位置になるのですよ。なので そのまま走行風がジャケットとかの袖から入ってくるのが気持ち悪いのなんの...... という事に気が付いて ツーリングから帰ってきても 毎日の通勤時でもモヤモヤしていたわけで....

で、意を決して 一昨日の夜に またやってしまいました。
ハンドガードイチイチ外すの面倒なのでこの上から『業務用ハンドルカバー』を追加装着してみましたよ(笑)。
以前のオープンエンドの時も その上から装着してましたが そのステーを更に追加して&カバーも一部加工して見事装着しましたよ。



そして 帰宅時の走行使用の乾燥は 『Goooood!!』でした。
いや、サイコーです。
MotoGPも今では 空力制した者が 覇権を制すると言われているくらいですし、公道スーパースポーツもウィング装着が当たり前になっているし そもそも ドカのストリートファイターのようにカウルないのにウィング装着とかもアリなので tetsu XT号も こういうのアリですよ。
個人的感想としては XTの業務用カバー装着で 走行時の空力上がるし(多分 (笑))。

改めて tetsuは バイク乗りなのに 風を感じたくないのだなと思った次第でした(笑)。

どうでもいいお話 長々とすみませんでした(笑)。
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ドカのハンドルロック時は要注意

これも 一年に 1~2台ほど 必ずお客さんがやってしまう案件。

新旧問わず ドカのメインキーには通常のハンドルロックの先に『P』という文字があり そちらでもハンドルロックがかかります。


ただし この『P』の位置でロックしてしまうと ヘッドライトのポジション球と テールのポジションが点灯したままでの駐輪となってしまうので 気が付かずにその位置で駐輪してしまいバッテリーをあげてしまうというオチが大抵です。

気が付かず 約1カ月も放置した場合 バッテリー電圧は1Vくらいまで落ちていてかなりの確率 充電器でも復活できません。

という案件が先週も S2Rのお客様でありまして レッカー搬送されてきまして 結果 バッテリー交換となりました。
ドカ乗りの皆さん ハンドルロックした時は出先でも テールのポジションが点灯していないか なるべくいつも見た方がいいですよ。

と言っていても 慣れた人ほど これやる傾向ですので ホント 要注意です。

長期放置でこんな風に......

以前 ドカの 900SL 長期放置車修理時に交換したクラッチ周りの部品の残骸が出てきたので アップします。

当該車両、屋根下、下はコンクリートでしたがアパートの隙間みたいなところにバイクカバーかけての2年ほど放置。
おそらく風の抜けが悪くて 湿気が結構たまるところだったのでしょう。

SL純正のカーボンクラッチフルカバーの仕様でしたが 見事に各所がサビサビになってしまってます。
この頃のドカは純正は クラッチアウターバスケットもクラッチフリクションプレートもスチールですのでサビ放題となりますね。
当該車両は クラッチプレートの方もサビてフリクションプレートと一体となってしまっているのが数枚ありました(汗)。もうこうなったら全交換です。

いざ交換の際には 2000年代以降か社外のアルミアウター&クラッチに交換がお勧めです。
とはいえ 現在 円安により 外品は以前より大分高額になってしまってますが(泣)
もう少し 現実的な円高に転じて欲しいのは どこの中小企業も同じでしょう.....
せめて 3年ほど前くらいに戻ってほしい(願)

とドカのドライクラッチの注意喚起のはずが 現在の為替に対する嘆きに転じてしまいました(苦笑)。

でも本音ですよ(笑)。

FORZAのタイヤ デカし

バイク屋やっていてもいざこういうことがないと知らない事も多いっていうネタです。

伊東二輪では基本ビッグスクーターは 長きのお客様のみ見ている状況ですが その中の一台。
2020年に新車で購入した O田さんのホンダ FORZAの前後タイヤ交換依頼で ちょっと驚いたことが。

FORZAのタイヤって外径大きいんですよ。

フロント15インチ、リヤ14インチなんです。



写真 下 二本のタイヤが 今回のFORZA用の新品 左がリヤ 14インチ、右がフロント15インチ。
サイズ感を見比べるために 上左が 原付系12インチ、右が大型バイク系の17インチです。
これからすると スクータースタイルからすると フロント15インチは結構な大きさですよね。

ひと昔前のビッグスクーターは せいぜい フロント13インチ~12インチ。リヤは ほぼ12インチっていうのが主でしたので 大きな違いです。

ホンダはPCXを出した時もいち早く 14インチタイヤとかにしてましたので安定性をとりたいのでしょうね。
しかし 250ccスクーターでリヤ14インチだと メットイン収納部はあまり入らなそうですけど どうなんでしょう......

GSX-S1000F 車検他

保険屋 クマさん号 車検他の図。


何気に クマさん バイク歴中 一番長く乗っている車両になった スズキ GSX-S1000F 2016年型。
本人は 『スズメ号』って呼んでますが tetsuもその通りだと思います(笑)。

エンジンがGSX-R1000の K5(2005年モデル)ベース、スイングアームも R1000のまま使用、フレームに至っては専用設計だけど R1000より軽く造られていると なんともストリートユースに振ったわりに 随所にイキイケ感を出しているスズキならではの イイ感じのバイクだと tetsu個人的に感じます。
一見 ツアラー車両方向だと思っている方も多いようなのですが そうではないようで、やはりベースとなる先販売だった カウルレスの 1000Sがストリートファイター要素で出した経緯があるのでその方向性を持っていると考えた方がしっくりきます。
なので 基本的に ワインディングでも SS勢と同等に走れるスペック造りがスズキ製作陣の狙いだったようです。なのでリヤシート周りも貧弱なのはその影響のよう。

こんな方向性なところも クマさんも気に入っているのでしょうが.......

でも 気にいってない部分もあるようで(苦笑)、思ったより チープだった 電脳装備。
この部分はtetsu的には当時の新車車体価格からしてもなんら期待するものではないとは思っておりましたが その通りな結果に..... 
本人曰く『トラクションコントロールが テールスライドした後に効く!』とよく言っております(苦笑)。
まぁ これはメーカー指標が もっと 普通に使用する人前提だったのだと思いますがね。

それと これはtetsu個人的印象ですが、安く販売するためだったためか 随所に整備性の良い部分と悪い部分が混在しているのが整備する側としては若干 ウザいですが.....
R1000のお客様がいないのでなんともですが R600やR750はいますがそちらの方が整備性は全然いいです。

特になにやるにでもカウルの脱着がついてまわるのですが これがまたなかなか 外しづらくてイライラします。


写真のようにエアクリーナー周りを見るのに タンクがリフトアップするのはありがたいのですが これもドカの900SSや旧モンスターのように 「あっと言う間」に到達できるわけではないところが やはりイライラします。
色々周りの物を外さないとっていうのが.....イラです。

思わせぶりと言うのでしょうか(笑)。

でもノーマルの排気音もいいですし 走りは R1000譲りというところもあり 意外とよく走ってくれるようなので 許しましょう(笑)。

因みに 今回前後タイヤも交換。

tetsu昨年からお気にいりの ミシュラン パワーGPです。

今年 パワーGP2が発売され パワーGPは 旧型タイヤとなり 在庫があるものは安く売るようになったのでコスパいいと思います。
パターンやメーカー問わずで 走り重視の方はいいタイヤですので この機に交換お勧めです。
クマさんもこれで 峠も 電脳装備に頼らなくても楽しく走れますよ~(笑)。