900SS クラッチ周りフル交換
これまた5万キロに到達前の常連さん 900SSです。こちらはウチでもこの1台のみ、赤ボディでの最終型 97年型 900SSフルフェアリングです。この後は98のシルバーのFEのみですね。
以前に41000km時に不運にもタイミングベルトが切れた車両ですが、そこから復活後 5000kmほど乗ってます。もうかなり前からクラッチ周りがガタが出てきてましたので 頃合いみて全交換を推奨しておりました。
当該車両、走行6000km時からtetsuが診させていただいてますが、クラッチディスクはドライブプレートのみ20000km時に交換(純正ではオールセット交換ですが伊東二輪ではドライブのみでも対応できます)、アウターバスケットは今回が初となります。
こちらも ドライブプレートの摩擦面の減りよりもアウターバスケットの当たり面との隙間が大きくなりすぎているのが一番の交換要因です。バラしついでに クラッチプレッシャープレートに組み込まれるセンターベアリングにも引っかかりが出てましたのでこれも交換します。このオーナー様は遠方へのツーリングもよく行くのですが、普段に街乗りにも使われているので、どうしても クラッチ周りはヘタりますので ここまでよくもってくれました。クラッチ周りを新品にすると始め クラッチの切れが悪くなりますが 1000kmほどナラしていくると徐々に切れの感触がよくなってきます。これで来年もバリバリ走って下さい!!
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